【SSPW】船木誠勝が3.13後楽園でレジェンド王座奪還へ「誕生日に試合があるのは運命。今年はプロレスに感謝を込めた戦いを残していく」

――思えばフリーの10年はこれまで所属したどの団体よりも長くなっています。
船木 そうなんです、フリーが一番長くなって、どこに所属していたよりも長いんです。だけど、今が一番楽しいです。全てが自己責任で、頑張れば頑張るほど自分に褒美が来る。そんな感じなので、なんかようやくプロレスラーになって一人前になったかなって。そこにようやく辿り着いた感じです。
――では、フリーという立場は船木選手に合っていた?
船木 一番合ってますね。プロレスラーはみんなそうなった方がいいと俺は思います。やっぱり会社に所属ってなると、会社のために自分を殺さなければいけない時もあるじゃないですか。1年中同じメンバーでやっていると慣れちゃったり、ちょっと心のスタミナも切れてくる。そうなるとレスラーにとってもよくないですから、本来であれば全員フリーで、いろんな興行を打つ団体があって、その都度団体がキャスティングするっていうのが一番プロレスにとっては理想かなと思います。だからプロレスラーはフリーが一番いいんじゃないかって。
――「今が一番楽しい」と、充実を感じさせる言葉がありました。
船木 今が一番いいです。だからこの生活を本当に失いたくない。本当に貴重だなと思って毎日生きてます。去年は本当に早く過ぎて、フリーで10年になる手前で、ようやく辿り着いた場所だと思ってます。だからなおさら手放したくないです。

――そんな船木選手にとって2025年の第一戦となるストロングスタイルプロレスが近づいてきました。昨年12月大会ではレジェンド王者の次期挑戦者として名乗りがありました。
船木 当時の前王者、今は前々王者ですけど、間下選手と11月に試合をして勝ったので、自分しかいないんじゃないかって、そう思ったんです。
――挑戦表明後のタイトルマッチでは、村上和成選手をスーパー・タイガーが破り、新王者となりました。
船木 スーパー・タイガーとはそれこそ自分がフリーになってすぐ、2015年の9月にやってるんです。それで自分が勝って第8代レジェンドチャンピオンになりました。もし今回挑戦して王者になれば、レジェンド王者には第8代、第10代、第12代と3回なっているので4回目の王者です。
――レジェンド王座はそれだけ縁のあるベルトだと。
船木 それで一番最後に自分がベルトを取られたのが2017年9月、スーパー・タイガーなんです。だから、フリーになって初めてタイトルマッチをやってベルトを獲ったのがスーパー・タイガーで、実現すればそこから10年後にまた挑戦するのがスーパー・タイガーってことになります。対戦すればシングルでは8年ぶり3度目になるので、3度目の正直です。

――最近のスーパー・タイガーをご覧になり、どんなことを感じますか?
船木 プロレスの技、バリエーションが増えてきてると思います。やっぱりプロレスは経験が1番重要で、しかもリングの上でやる本番の試合をたくさんやるしかないんです。そうやってやっていく中で、お客さんがワッとなってくれる技が1つ1つ残っていく。そういう意味でプロレスはできるだけ多くの人に見てもらった方が発達するし、スーパーもプロレスラーとして今が一番いい状況、状態になっている気がします。
――対戦はもちろん、タッグの結成もあります。スーパー・タイガー、改めてどんな選手でしょうか。
船木 まず実力があります。その上でなんて言うんですかね、しぶといと言いますか、打たれ強いと言うか。そういうのはすごく感じます。頑丈と言うんですかね。頑丈さは自分よりあるような気がします。

――先ほどの新日本プロレス出身者にある頑丈さがスーパー・タイガーにもあるということですか?
船木 それこそ佐山さんの鬼の特訓で育てられたらしいですし、総合の時も骨折していながら試合に出てたというのも聞いています。だから本当の意味で、佐山さんの最後の弟子のような気がします。スーパーはそういう頑丈さやしぶとさがあるから、今まで生き残ってこれた。そうでなかったらきっと途中でやめてると思います。今回はストロングスタイルプロレスで、その第一人者であるスーパー・タイガーと、本当に“ストロングスタイル”というプロレスをやりたいです。
――“これぞストロングスタイル”というプロレスを見せると。
船木 はい、お互いの技、持っているもの全部を交錯させたいです。もう“これ以上ない”っていうぐらいやってみたい。

――逆に言うと、スーパーはそれができる相手だと言いますか。
船木 そうですね、できる相手です。あと、この日は自分の誕生日なんです。56歳になる日なので、本当に頑張りたいと心から思ってます。3月でデビュー40周年になりますし、いろんなことが重なってるんです。どんな状態であれ勝ちたいし、自分で自分の誕生日を祝いたい。この日に試合があるのは運命です。
――それでは40周年イヤーとなる今年、ファンの方たちへメッセージをお願いします。
船木 いろいろありましたが、本当にアッという間の40年でした。今がプロレスをやっていて一番嬉しいので、自分を生かしてくれたプロレスに感謝を込めて、今年1年はそういう戦いを残していきたいと思ってます。
■興行名称:初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.33
〜THE 20th ANNIVERSARY YEAR〜
■開催日時:2025年3月13日(木)開場:17時30分/試合開始:18時30分
■会 場:後楽園ホール
■主 催:初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス
■共 催:一般社団法人初代タイガーマスク後援会
■出場予定選手:
[男子選手]
スーパー・タイガー(第19代レジェンド王者/ストロングスタイルプロレス)
船木誠勝(フリー)、村上和成(フリー)、間下隼人(ストロングスタイルプロレス)、
関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)、日高郁人(ショーンキャプチャー)他。
[女子選手]
ジャガー横田(SSPW女子タッグ王者/CRYSIS/ワールド女子プロレス・ディアナ)、タイガ-・クイーン(ストロングスタイルプロレス)、藪下めぐみ(SSPW女子タッグ王者/CRYSIS/フリー)、ダーク・ウナギ(DarkerZ)他。
※出場選手は変更となる場合がございます。















