【大日本】アキラが神谷を破りBJWデスマッチヘビー級王座戴冠!“サイコ・サムライ”が快進撃

大日本プロレスは3月29日、東京・後楽園ホールにて後楽園大会を開催し、BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合がメインイベントとして行われた。

メインイベントでは、第51代王者の”妖怪超人”神谷英慶に、「キング・オブ・デスマッチ・ワールドGPトーナメント」を制した”サイコ・サムライ”アキラが挑戦。

東京SOS・クレイジーモンスターデスマッチで激突した。試合は蛍光灯と鉄檻を駆使した壮絶な戦いとなり、17分51秒、アキラが鉄檻からのセントーンボムwith蛍光灯で神谷を沈め、体固めで勝利。

しかし、この試合はアキラの粘りと執念が光った一戦でもあった。神谷は4度目の防衛に失敗し、アキラが新王者に輝いた。

セミファイナルでは、次期BJW認定デスマッチヘビー級王座挑戦者決定戦として、蛍光灯+全員凶器持ち込みデスマッチが行われ、伊東竜二&デイル・パトリックス&若松大樹組と塚本拓海&高橋匡哉&菊田一美組が対戦。12分40秒、菊田が飛蝗脚(とびばった)でパトリックスを仕留め、体固めで勝利した。

ストロングBJでは、ストロングJタッグマッチとして日高郁人&阿部史典組が佐藤孝亮&ジェイコブ・クレイン組と対戦。11分48秒、阿部が後方回転エビ固めを切り返し、オースイスープレックスホールドで佐藤を下した。試合後、日高は「お前の情熱が届いてないんじゃないのか? もっとぶつかってこい」と佐藤に発破をかけると、佐藤は「戦って私の気持ちを見せるしかない」と王座戦への決意を表明した。

第4試合では、浅倉幸史郎&マリー・ハナ組が野村卓矢&吉田和正組と対戦。浅倉が9分6秒、スピアーからのジャックナイフ式エビ固めで吉田を破り、試合後には「俺の流れが来ている」と王座戦線への意欲を見せた。

第3試合では、関本大介&橋本大地&大門寺崇組が青木優也&中之上靖文&浜亮太組と6人タッグマッチで激突。12分43秒、橋本がライジングDDTで青木を沈め、片エビ固めで勝利を収めた。

第2試合では、ストリートファイトタッグデスマッチとして、マッドマン・ポンド&アタラ・カーン組がアブドーラ・小林&星野勘九郎組と対戦。7分48秒、カーンがチョークスラムで星野を破った。特別レフェリーにはリッキー・スタイルズが務めた。

オープニングマッチでは、ストロングJタッグマッチとして吉野達彦が復帰戦を迎え、チチャリート・翔暉と組んで梶トマト&関札皓太組と対戦。関札が7分42秒、ストゥーカスプラッシュで吉野を沈め、復帰戦を白星で飾ることはできなかった。

【大会名】後楽園ホール大会
【日時】2025年3月29日(土)18:30 開始
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】560人

<試合結果>

▼メインイベント BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合
KAMITANI VS AKIRA 東京SOS クレイジーモンスターデスマッチ
30分1本勝負
<第51代王者>神谷英慶○ VS<挑戦者>アキラ●
17分51秒 鉄檻からのセントーンボムwith蛍光灯→体固め
※4度目の防衛に失敗
※アキラが第52代新王者となる

▼セミファイナル BJW認定デスマッチヘビー級王座次期挑戦者選定
蛍光灯+全員凶器持ち込みデスマッチ
30分1本勝負
伊東竜二 デイル・パトリックス● 若松大樹 VS塚本拓海 高橋匡哉 菊田一美○
12分40秒 飛蝗脚→体固め

▼第5試合 ストロングJタッグマッチ
30分1本勝負
日高郁人 阿部史典○ VS 佐藤孝亮● ジェイコブ・クレイン
11分48秒 後方回転エビ固めを切り返してのおオースイスープレックスホールド

▼第4試合 ストロングBJ タッグマッチ
30分1本勝負
浅倉幸史郎○ マリー・ハナ VS野村卓矢 吉田和正●
9分6秒 スピアー→ジャックナイフ式エビ固め

▼第3試合 ストロングBJ 6人タッグマッチ
20分1本勝負
関本大介 橋本大地○ 大門寺崇 VS青木優也● 中之上靖文 浜亮太
12分43秒 ライジングDDT→片エビ固め

▼第2試合 ストリートファイトタッグデスマッチ
20分1本勝負
マッドマン・ポンド アタラ・カーン○ VSアブドーラ・小林 星野勘九郎●
7分48秒 チョークスラム→片エビ固め
※レフェリー:リッキー・スタイルズ

▼ストロングJ オープニングタッグマッチ 吉野達彦復帰戦
15分1本勝負
吉野達彦● チチャリート・翔暉 VS梶トマト 関札皓太○
7分42秒 ストゥーカスプラッシュ→片エビ固め

<写真提供:大日本プロレス>

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