無名レスラーからスターダムの頂点へ! 引退した中野たむの苦労時代を振り返る

モンゴルとの抗争に区切りをつけた中野は早速、次のステップに向け動き出した。翌16日、スターダム後楽園大会に来場し参戦を直訴。中野がプロレス界に入って、初めてセコンドに就いたのがスターダムのリングで、スターダムに憧れていたのだ。

花月率いる大江戸隊から勧誘を受けたが、正統派を自称する中野は困惑。花月の提示で同26日、新木場での「Growth」(GPS主催)での中野vsバイパー(大江戸隊)戦が査定試合となった。中野は体重100キロのバイパーのパワーに圧殺されて敗退。試合後、バイパーがその健闘ぶりを認めラブコールを送り、中野は握手に応じたが揺れる胸中を吐露した。

その結果、中野は同8月13日の後楽園大会より、スターダムに定期参戦。同団体での初戦は「5★STAR GP 2017」出場権争奪戦で、刀羅ナツコを下し、いきなり同リーグ戦への出場を決めるも、大江戸隊入りは拒否した。「5★STAR GP」での戦績はかんばしくなかったが、厳しいシングルリーグ戦を完走。リーグ戦途中の同9月10日にはついに大江戸隊に加入。同11月1日付でスターダム入団を果たした。

2018年1月21日、後楽園で大江戸隊から強制追放。紫雷イオ(現イヨ・スカイ)のクイーンズ・クエスト、岩谷麻優の正規軍(後のSTARS)から勧誘を受けたが、最終的に正規軍入り。同4月1日、名古屋国際会議場では同団体史上初の電流爆破デスマッチ(紫雷イオ&中野vs花月&夏すみれ)も実現させた。同9月30日の名古屋大会では岩谷、鹿島沙希とのトリオでアーティスト・オブ・スターダム王座を奪取し、自身初のタイトル獲得となった。














