【ドラゴンゲート】望月成晃が“怪物” ギアニー・ヴァレッタを撃破し、YAMATOの持つドリームゲート王座に最後の挑戦へ!

ドラゴンゲートが5月9日、東京・後楽園ホールで「HOPEFUL GATE 2025」を開催。ベテランの望月成晃が“怪物” ギアニー・ヴァレッタを撃破し、6・4後楽園でYAMATOの持つオープン・ザ・ドリームゲート王座に挑むことが決定した。
ドラゴンゲート・マットで猛威を振るうギアニーに奇襲を掛けた望月はトペを発射し、サッカーボールキックを叩き込む。しかし、場外戦になると、ギアニーはチェーンで首を絞め、鉄柱攻撃で望月は流血。リングに戻ると、望月はスイングDDT、キック連打で反撃。ギアニーはブレーンバスター、アバランシュホールドと攻め込むが、望月もブレーンバスターで投げ捨てた。ギアニーがブレーンクロースラムで叩きつけると、望月はハイキック。ギアニーが再度ブレーンクロースラムを狙うと、切り返した望月が丸め込んで電撃の3カウントを奪った。
難攻不落のギアニーを制した望月はYAMATOを呼び出すと、「ブレイブゲート戦では柳内(大貴)が世話になったな。オマエのあの勝ち方、言動、すべてが気に入らなかったけど、文句のねぇ圧勝だから、それはしょうがねぇよ。あの試合、タオルを投げて終わらせたのはこの俺だ。その続き、ドリームゲート懸けてやらせてもらおうか」と挑戦表明。
YAMATOは「俺は誰の挑戦でも受けますよ。俺がチャンピオンであることに意味があるからな。それが柳内だろうが、俺は挑戦受けるんだ。だけど、俺は今を生きてる。未来を見据えて戦ってる。あんたの思い出作りに付き合うつもりはねぇからな」と発言。
さらに、望月は「確かに時代は変わったよ。今さら俺の出番じゃないかもしれないよ。でもよ、俺は現役でいるうちは最後の最後まで時代にあがくぞ、このヤロー。上の世代があがけばあがくほど、それを乗り越えた新世代が真のトップを獲るんじゃねぇのか?」と問うと、YAMATOは「それが今の俺だって言ってんだよ」と言い返す。
引かない望月が「俺からしたら、オマエなんてまだ新世代と思ってたら、いきなりベテランぶりやがって。オマエとは何回かドリームゲート戦をやってるけど、間違いなく今回のドリームゲート戦が望月成晃対YAMATO、最後の戦いになると思ってる。あえてこの時代に、今のドラゴンゲートファンに、そしてプロレスファンに、俺とYAMATOのドリームゲート戦を提示したいと思う。俺はそういう気概でオマエに挑戦する。どうだ?いい返事くれよ」と迫ると、YAMATOは「答えはさっき言いましたよ。誰の挑戦でも受けるって。それが柳内だろうと、俺は挑戦受けるんだ」と受諾。これを受けて、斎藤了GMが6・4後楽園での両者によるドリームゲート戦を即決した。
バックステージで望月は「ギアニー戦で勝たなければ言えなかったことだけど、誰もが思うんじゃないの?今さら俺かって。でも俺はまだまだ死んでるつもりはないし、まだまだこの後楽園ホールが毎回毎回、超満員札止めにならない。ということは、まだまだ時代が移り切ってないんじゃないのか?それはな、俺から言わせてもらえばな、上が鈍ってるからじゃねぇのかって思ってんだよ。だからな、俺はあのオッサンいつまでやってんだって言われようが、最後の最後まであがくぞ。そういう俺を完膚なきまでに叩き潰して上にいく奴こそ真のトップだろうが。YAMATOとは最後だけど、ドリームゲート戦は最後にするつもりはない。8年前、誰もが獲れないと思ったYAMATOとのドリームゲート戦、再現してやるよ。すべて俺がもう一回リセットしてひっくり返してやるよ」と、2017年9・18大田区総合体育館での再現を誓った。
ドラゴンゲート「Hopeful Gate2025」
5月9日(金) 東京 ・後楽園ホール
▲第6試合 45分1本勝負
〇望月成晃((8分42秒、ウラカン・ラナ) ギアニー・ヴァレッタ●
<写真・文:ミカエル・コバタ>
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