【新日本】タイチ、“敗者復活”に燃えるG1へ強烈メッセージ「史上初の敗者復活ドリーム、必ず掴み取ります!」
新日本プロレス“真夏の最強戦士決定戦”『G1 CLIMAX 35』の開幕を目前に控えた7月17日(木)、東京・飛行船シアターで公開記者会見が開催され、エントリーした全選手が集結した。
19日・20日の北海道・北海きたえーる2連戦を皮切りに、今年も真夏の最強決定戦が始まる。中でもひと際熱い気迫を放っていたのが、Aブロックにエントリーされたタイチだ。
過去2度の出場で予選突破を果たせなかったタイチだが、その姿勢はひと味違った。マイクを握ると、まずは自らの過去を振り返りながらも、強い覚悟と意義を込めた言葉を放った。
「どうも。2年、2回、予選で敗退したタイチです。とはいえ、そんな俺がここにいるというとは、やはり何度も言うようにこの『G1 CLIMAX』に呼ばれたからだと思っています。だからこそ運も実力のうち。テメーで掴み取った枠だと思っています。」
リング上で敗者となった経験を、タイチは“強み”として語る。そこから立ち上がる姿にこそ意味があると、等身大のメッセージを観客へ届けた。
「世の中にはね、俺みたく敗者になったり、挫折したり、そんな人のほうが多くいると思うんですよね。そこからもう一回立ち上がって何かを手に入れるっつうのは、すけえ難しいことで。」
「でもそういう人たちのためにもね、今回の『G1』で俺の役割はそういうことかなと思っています。夢や希望、そういう挫折した人たちに与えるよう。夢や希望を。俺にしかできないことかなと思っています。だからこそそういう人達のためにも、自分のためにも、必ず史上初の敗者復活ドリーム。必ず掴み取ります。」
力強く“敗者復活ドリーム”を宣言したタイチは、さらに同席した他選手たちに向けて痛烈な一言をぶつける。
「あと、そこに座っているテメーら。オイ、偉そうに座りやがって。そこにいるの当たり前じゃねえぞ。なあ、ウカウカしてたらよ、来年はお前らも俺と同じ立ち場になる可能性もあるんだぞ。当たり前だと思うなよ、そこにいるの。」
Aブロックの全選手はもちろん、Bブロックの面々にも強く釘を刺し、G1の舞台が“与えられた当然の場”ではないことを再認識させる言葉だった。

「俺と今回のAブロックで全員当たるけど、もし、結果はもちろん内容、ファンの満足度、すべて下回った場合は……まあそんなワケねぇよな。最初から選ばれているヤツらだもんな、お前らな。まあ、お前ら全員プレッシャー感じて試合しろ。全員だ。Bブロックも全員だ。」
「俺が出たことによって、この『G1 CLIMAX』全員のケツ叩いてやってやるからよ。なあ?過去最高の『G1 CLIMAX』にしようぜ。なあ?」
周囲を圧倒する熱量で叫んだタイチに、笑顔でうなずいたのはボルチンただ一人。だが、それを見たタイチはさらに語気を強めた。
「ボルチンだけか? まあ俺が出たことによって今年は輝くでしょう。当たり前だと思うなよ。何回も言うけど、Aブロック、Bブロック全員。なあ? 最高のモノ見せてみろコノヤロー。」
そして会場の空気を一気に締めるように、最後の言葉を残してステージを後にした。
「言いたいことは以上です。では、俺はそろそろ北海道行きの新幹線、最終が迫っているんでこのへんで失礼します。あとよろしく」
敗者の覚悟、そしてリベンジの炎を胸に、タイチが“真夏の祭典”に挑む。波乱含みのG1、Aブロックに立つ黒衣の男が、今年の主役をかっさらう可能性は十分にある。

<写真提供:新日本プロレス>
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