【新日本】大岩陵平が『G1』初出場で覚悟の宣言「このつぼみが花を開かせます」亡き祖父への思い胸に大舞台へ

新日本プロレスの夏の風物詩『G1 CLIMAX 35』がいよいよ開幕目前。7月17日(木)、東京・飛行船シアターにて開幕記者会見が開催され、今大会に出場する全選手が登壇し、それぞれが決意を語った。

その中で注目を集めたのが、今大会が初出場となる“TMDKの若獅子”こと大岩陵平。若き実力派が堂々とした口調で、真っすぐな思いをマイクにぶつけた。

「はじめまして、『G1 CLIMAX』。TMDK、大岩陵平です。同期の藤田晃生が『SUPER Jr.』優勝して、チームメイトとしてはうれしかったですけど、やっぱ同期なんですっごくくやしかったです。だから、このくやしさをこの『G1 CLIMAX』ではバネに、このつぼみが花を開かせます。あと、私事になりますが、3日前に祖父が他界しました。プロレスが大好きで、ずっとテレビでプロレス観てる祖父でした。その祖父の血が俺にも流れているので。おじいちゃん、しっかり見ていてください」

目に見えぬライバル・藤田の活躍への悔しさ。そして、プロレス愛に満ちた祖父の死。その感情のすべてを“エネルギー”に変えて、大岩は初めてのG1のリングに挑むと誓った。

さらに会見では、もう一人の若きファイター・上村優也との関係性にも注目が集まった。

かねてより「闘いたい相手」として上村の名前を挙げてきた大岩。その理由を聞かれると、次のように語った。

「上村選手はボクと凄いリズムだったり、技術で闘ってたりと似てる部分があるなと思ってたんですけど、やっぱ自分のプロレス脳に自信を持ってやっているので、そういうテクニックだけじゃないっていうところを後楽園では見せたいですね。アームドラッグも上村さん上手だし、自分もアームドラッグを武器にしているので、そういう昔のプロレス、クラシカルなプロレスを土台にして闘っていきたいです。上村さんはどうですか?」

これに対し、上村も即座に応じる。

「大岩のインタビューとかコメントとか見てると、ボクのことを凄い意識してくれてるっていう感覚があるので、それは凄い嬉しいですね。いま大岩は『昔のプロレスを』って言ったんですけど、ボクは逆で大岩とはボクが見せたい次のプロレスを、次の時代のプロレスができると思ってます。だから、まずは大岩と後楽園ホールで、ボクたちがこれからの未来を作るプロレス、それを見せたいなとボクは思ってます」

伝統か革新か。スタイルの違いはあれど、2人の若武者が見据えるのは“次世代の中心”という同じ頂。

この世代にしか生み出せない空気、技、闘志――。そんなすべてがぶつかり合う、期待の一戦となりそうだ。

『G1 CLIMAX 35』は7月19日、北海道・北海きたえーるで開幕。大岩陵平は、この夏を通じて大きく花開くことができるのか――。その一歩は、仲間への悔しさ、そして祖父への誓いとともに踏み出される。

<写真提供:新日本プロレス>

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