【ノア】KENTAが拳王を破り11年半ぶりGHCヘビー級王座戴冠!”盟友”丸藤が挑戦表明「まだ結構、強えよ」
プロレスリング・ノアは7月20日、後楽園ホールでGHCヘビー級選手権試合を行い、挑戦者のKENTAが王者・拳王を破り、約11年半ぶりとなる2度目の王座戴冠を果たした。前日戴冠したばかりの拳王は1日天下という結果となった。
試合は序盤から激しい打撃戦を展開。互いに一歩も引かない張り手の応酬で会場の熱気は最高潮に達した。KENTAは首四の字固めやネックブリーカードロップで王者の首を攻め立て、場外戦では鉄柵を利用したDDTも見せるなど、巧みな試合運びで主導権を握ろうとした。しかし、王者・拳王もKENTAのgo 2 sleepを寸前で回避し、渾身の投げ捨てドラゴン・スープレックスや蹴暴で反撃した。
試合終盤、両者は再び激しい張り手の打ち合いに突入し、まさに意地のぶつかり合いとなった。相打ちから拳王がダウンすると、KENTAはさらに張り手を浴びせ、ニーパッドを下げてのgo 2 sleepが完璧にヒット。KENTAが3カウントを奪い、新王者となった。

試合後、KENTAは「今日闘ってみて、俺は思った。俺たちは組んでいくよりも、闘っていった方が面白いんじゃないか。闘うことでNOAHを盛り上げていこう」と語り、今後は拳王とライバルとしてノアを牽引していくことを提案。これに対し拳王も、「このプロレスリング・ノアを日本で一番刺激のある団体、いや、世界で一番刺激のある団体に、俺たちが闘っていって、そういう団体にしようぜ」と呼応し、固い握手を交わした。

さらにリングには丸藤正道が登場し、「俺が25年このリングに居続ける理由の一つがお前だ」とKENTAへの挑戦を表明。KENTAは「丸藤さん、やりましょうよ。でも、このベルト取りに来てくださいよ。最近の丸藤さんみたいに、なんか後輩上げて、なんか後ろに回ってみたいな、そんな丸藤さん見たくないんですよ」と言い放つと丸藤は「安心しろ。まだ結構、強えよ」と返した。
試合後に団体より8月16日後楽園ホール大会でのタイトル戦が発表された。
LINEヤフー presentsプロレスリング・ノア25周年記念大会 NEW DEPARTURE day2
日時:2025年07月20日(日)開始11:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,592人(札止め)
▼GHCヘビー級選手権試合
〈王者〉拳王×
VS
〈挑戦者〉KENTA〇
28分04秒 go 2 sleep → 体固め
※第47代王者が初の防衛に失敗。KENTAが第48代王者となる。
◆バックステージコメント
KENTA「獲っちゃった。獲っちゃったよ。どうよ? このGHCベルト、まさかこうしてまた巻く日が来る…。急に拳王の男気があって、こうやって挑戦させてもらって、こうやって獲ることができて、いや、メッチャ最高の気分です。会場もすごい温かかったし。温かいね、プロレスリング・ノアのファンは本当に。前も言ったけど。拳王とはこれから戦って。何回もどうしても言っちゃうけど、頭から離れないから。どうしてもブレイクダンス。ブレイクダンスで次は拳王と勝負しても、まったくやったことないけど、なんか勝てそうな気がするし、あれだったら。でも、すごいなんか、まさかこんな2日間になるとは昨日の時点で思わなかったけど、熱い1日になりました。ありがとうございました。またこうやってチャンピオンとして、これからプロレスリング・ノアに帰ってきた意味を皆さんにお見せしていきたいと思ってます。これからついてきてもらいたいなと思います。結局、最後俺が何が言いたいかっていうと、俺が新しいGHCチャンピオンだってこと」
拳王「おい、KENTA。オメーな、リング上で2日続けて疲れているのに、指名してくれてありがとうとか言ったな。おい、甘えてんじゃねえぞ。俺はな、昨日タイトルマッチだったけどな、今日朝起きた時、全然疲れてねえよ。痛いとこどこもねえよ。完全体の拳王で今日臨んだんだよ。それでKENTAに負けた。俺が弱かったってことだ。これからな、まだまだ俺には目標ができた。KENTA、テメーを倒すぞ。おい、いいか。N-1あるよな。OZAWAに決勝来いって言った。誰でもいいぞ。勝ち残ったら、OZAWAもKENTAも当たるよな、N-1。お前ら2人、もう一度戦って、そして俺が倒してやる。KENTA、倒してやるからな」
丸藤「プロレスリング・ノア25周年。今年に入って方舟伝承とかそういう試合をしてきた中で、俺は結果を残していないけども、やっぱり俺はここに居続けた自信、そしてプライド、自分にしか見せれないもの、そういうものがあると思っているんで。このタイミングでKENTAがチャンピオンになって、『やっぱ俺しかいないでしょ?』と。2人でぜひNOAHの戦いってものを見せたいなと思います」
――最近のNOAHの若い選手の戦いぶりに触発されたところはある?
丸藤「そうですね。あまりにも若い選手たちが元気だし、いい試合をするし、勢いもあるんで。このままじゃプロレスリング・ノアの25周年、俺が目立つところがまったくねえなって自分でも思ってたんで。ここで丸藤ってものをもう1回見せたいなと。それがKENTAならば見せれるんじゃないかなって思ってます」
――NOAHに居続けた理由の1つがKENTA選手の存在だったという話があったが、どこかで新しい形でKENTA選手と会える可能性はずっと考えていた?
丸藤「うーん、どうでしょう。そんなものは本当にわからないことだし。だけど、俺のプロレス人生の中で、KENTAっていうのはかけがえのない人間で。このままいつの間にか終わってしまうような関係ではないんじゃないかなって自分では思っていたんで。こんなものは、ハッキリ言って運命ですよ。自分がどう思ってたかじゃなく、もう運命じゃないですか」
――OZAWA選手がチャンピオンの時は行動を起こさなかったが、それはOZAWA選手をGHCのチャンピオンだと認めていなかった?
丸藤「いや、認めてましたよ。面白い試合するなあと思ってましたよ、ずっと。タイミングが来たらと思ってましたけど、さっき言ったように、今年に入ってから俺は方舟伝承でも負け続けていたし、言うなれば大阪のタッグマッチとかも負けてしまっていたし、なかなかそのタイミングをうかがうというのが難しい中で、そのタイミングを逃してしまっていた部分もあるんですけど。まあ、彼はまだデビューしてそんなに経っていない人間なんで、いつでもやるタイミングはあるし。確かに素晴らしいチャンピオンで、素晴らしい動きをして、お客さんをたくさん呼んるけども、俺からすればまだ若造ですよ。落ち着いたらやろうよ、OZAWAと。それよりも今はKENTAとやりたいなと」
〈写真提供:プロレスリング・ノア〉
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