【訃報】プロレスラー橋本友彦さん逝去 享年47歳 通夜・告別式は9日・10日、一般参列可能
プロレス団体「プロレスリングA-TEAM」は7日、かねてより病気療養中だった所属レスラーの橋本友彦さんが、8月5日午前7時55分に都内の病院で永眠したことを発表した。享年47歳。誕生日をわずか11日後に控えた悲しい旅立ちとなった。団体は、これまで橋本さんを応援し、支えてくれた全てのファンや関係者へ心からの感謝を伝えている。

<写真提供:伊藤ミチタカ氏>
数々のタイトル獲得、藤田和之との激闘…デビュー25周年の節目に闘病
橋本友彦さんは1977年8月16日生まれ、奈良県出身。柔道で鍛え上げた肉体で、2000年4月に故・木村浩一郎さん率いるJPWAでプロレスラーとしてデビューした。2002年にはDDTプロレスリングに入団し、KO-Dタッグ王座を3度戴冠するなど活躍。プロレスと並行して総合格闘技にも挑戦し、2003年の「INOKI BOM-BA-YE 2003」では、当時世界的強豪だったアリスター・オーフレイムと対戦し、熱い闘いを繰り広げた。
DDT退団後は、自身のプロデュース興行「TEAM MAKEHEN」を主宰し、紫雷美央、紫雷イオ(現イヨ・スカイ)といったトップレスラーを発掘・育成。その後、アパッチプロレスを経て、2017年2月にはプロレスリングA-TEAMを旗揚げし、代表に就任した。これまでWEWヘビー級、WEWタッグ王座の他、2021年にはZERO1のインターコンチネンタルタッグ王座にも君臨するなど、数々のタイトルを獲得。今年4月にはデビュー25周年を迎え、A-TEAMのリングでは、尊敬する藤田和之と幾度となく激闘を展開してきた。

<写真提供:伊藤ミチタカ氏>
がん再発、休業中に…ファンとの「必ず戻る」約束叶わず
そんな橋本さんが体調の異変を感じたのは昨年2月。肝臓に異常が見つかったが試合出場を続け、精密検査の結果、9月に肝臓がんステージ2と告知された。治療のためラジオ波焼灼術を受けるも、その後がんが再発。一時はがんが消えたこともあったというが、今年5月の定期検査で治療が難しい部位への再発が判明し、西洋医学での治療は困難と宣告された。
失意のどん底に落ちた橋本さんだったが、気持ちを切り替え、東洋医学や食事療法での治療を決断。治療に専念するため、プロレス活動の休業を決めた。6月22日、千葉での「休業前ラストマッチ」に強行参戦し、「必ずどんな形であれ、もう一回戻ってきます!」とファンに約束したばかりだった。

<写真提供:伊藤ミチタカ氏>
医療費支援大会「AID」の開催目前…悲報に接し、ファンに感謝
A-TEAMでは、橋本さんの高額な医療費を支援するため、8月24日、新木場1stRINGで「橋本友彦AID大会」の開催を決定していた。全選手がノーギャラで参加し、興行収入の必要経費を差し引いた全額が治療費として贈られる予定だった。この趣旨に多くのプロレスラーたちが賛同し、参戦が決まっていた矢先の突然の訃報だった。
団体は「深い悲しみとともに、これまで応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます」とファンへの感謝を改めて表明。「橋本友彦AID大会」については、後日改めて発表するとしている。

通夜・告別式はどなたでも参列可能
橋本さんの通夜は8月9日午後6時より、告別式は10日午前11時より、シティホール西葛西(東京都江戸川区西葛西3-4-23)で執り行われる。喪主は妻の橋本美穂さん。故人の遺志と家族の意向により、どなたでも参列できるとのこと。供花・供物の注文は、03-5693-1188まで。














