【新日本】棚橋“元付き人”オーカーンに勝利!敗れたオーカーンは悔しさを爆発「『俺を超えたな』と言わせてやる!」試合後にはノア・清宮が登場、10.11両国での“ドリームタッグ”結成へ

新日本プロレスは9月28日、兵庫・神戸ワールド記念ホールにて『DESTRUCTION in KOBE』を開催。今大会では5大タイトル戦を含む熱戦が展開された。

『DESTRUCTION in KOBE』
日時:2025年9月28日 (日) 14:30開場16:00開始
会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆:4,672人

第2試合では「棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)」と銘打たれた、棚橋弘至とグレート-O-カーンによるシングルマッチが実現。

かつて棚橋の付き人を務めていたオーカーンが、師への執念を燃やしたが、最後は師・棚橋が逆転勝利。

試合後にはプロレスリング・ノアの清宮海斗がリングに登場し、団体を越えた“継承”の物語が始まった。

若手時代、棚橋の背中を見て育ったオーカーン。その師弟が、逸材の引退ロードという特別な舞台で、おそらく最後となるシングルマッチで対峙した。

試合は、弟子であるオーカーンが、師を超えるべく非情なまでの膝攻めや、掟破りのスリングブレイドで猛攻を仕掛ける。

必殺のエリミネーターで勝利まであと一歩と迫ったが、偉大なる師の壁は、あまりにも高かった。

最後は棚橋が一瞬の閃きで丸め込み、逆転勝利。元付き人に、勝負の厳しさという“最後の授業”を施した。

<試合結果>
▼第2試合 30分1本勝負
棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)
棚橋 弘至 〇
vs
グレート-O-カーン ×
7分45秒 前方回転エビ固め

試合後、バックステージでオーカーンは、その悔しさを爆発させた。

「誰がどう見たって勝っていたのは余だろう!それを最後の最後まで惨めったらしくあがきやがって。情けない!(※目頭を押さえて言葉に詰まりながら)本当に……情けなく……」
そして、涙ながらに、師への執念を叫んだ。

「棚橋!『俺を超えたな』って、その口でハッキリと愚民の前でちゃんと言わせてやる!これから余のレスラー人生、全てを懸けて貴様を超えてやる。覚悟の準備しとけ」
それは、師に認められたいと願う弟子の、魂からの叫びであった。

その言葉に対し、師・棚橋もまた、バックステージで応えた。

「俺はね、オーカーンにはとても期待してる部分があって、考え方一つなんだよね。(中略)彼の己の信念を貫き通すのか。俺はこの先もオーカーンをしっかりと見続けます」

その言葉は、突き放しながらも、弟子の未来を温かく見守る、師の愛情に満ちていた。

そして、師弟の物語が一つの区切りを迎えたリングに、新たな“縁”が生まれた。プロレスリング・ノアの清宮海斗がリングに上がり、マイクを握ったのである。

「引退される前に、NOAHのリングに上がってほしいです!前回は対角線でしたが、次は隣に立って、棚橋弘至と同じ景色を自分は見てみたいです。10月11日NOAH両国大会で自分とタッグを組んでください」

団体と世代の垣根を越えた、あまりにも熱いラブコール。これに対し、棚橋も「ヨーシ!」と、その手を固く握り返し、“ドリームタッグ”の結成が決定した。

棚橋は清宮とのタッグを受諾した上で、新日本両国大会で名乗りを上げているエル・ファンタズモとの対戦にも触れた。

「彼が自分から僕の名前を出して闘いたいって言ってくれるのは凄く意外だったけども、意外だからこそ新たな発見がある。やりますか。ムーンサルト。ちょっくら期待しててください」

神戸の大舞台で棚橋は勝利を収めただけでなく、オーカーンに課題と可能性を残し、清宮からの熱い要望を受け入れることで、新たな航路を示した。

引退ロードの先に、他団体との共闘、そして次なる強敵との対峙が待つ。ベテランとしての矜持と挑戦者としての意欲、その両面を示した一夜となった。

<写真提供:新日本プロレス>

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