“女版・大仁田厚”ミス・モンゴルが波乱万丈のプロレスデビュー30周年! 印象に残ってる試合は「デビュー戦、大仁田さんとのシングル、全日本での電流爆破」
30周年記念試合でのグレート・ニタとのタッグは「大仁田さんの最大の愛情表現」

※写真提供:大仁田屋
そして、今年30周年を迎えるにあたり、FMWEの9月28日、鶴見大会で記念試合が組まれた。「大仁田さんから『誰とやりたいか?』とか聞かれたんです。でも、誰と戦いたいとか浮かばなくて、いつもの私でいいじゃんって思って。魔苦・怒鳴門絡みになって。その後、またお話があって、もう1試合やることになり、グレート・ニタと組むことになりました(ニタ&モンゴルvs怨霊&櫻井匠)。それが大仁田さんの愛情なのでしょうね。大きな華を添えていただいて、愛情を感じました。30年経っても、大仁田さんからしたら弟子で。男子なら、違うカードとか、胸を貸すとかあったと思うけど、最大の愛情表現でありがたいと思いました」と感慨深く語った。
30年を振り返ると、「長かったという思いも、短かったという思いもどっちもあります。若かった頃の思い出は鮮明だし、あっという間だったなと思う反面、あれ、もう何十年も前の話なんだってことも。今は大仁田さんにFMWEに定期的に呼んでいただいて、ルーティーンであっという間に過ぎてるんで。FMWEでは多少入れ替わりはありますけど、会う人もあまり変わらなくて、気付けば30年も経ったんだって。でも、それなりにいろんなことはしたという思いはあります」と話した。
印象に残っている試合を訪ねると「何といっても、鍋野さんとのデビュー戦です。それから、大仁田さんとのシングル、大仁田さんと全日本に上がった試合も、すごく印象深いです。あと、プエルトリコで、ルナ・バションという有名な選手と試合したんです。原点が全米女子プロレスだったから、夢叶えた感がありました」としみじみと語った。

※写真提供:大仁田屋
現在49歳のモンゴル。この後、35周年、40周年を経て、あと11年弱で還暦を迎える。「基本、生涯現役でいたい気持ちはあります。病気、大ケガ、やむを得ない事情でできなくなったら話は変わってきますが…。死ぬ日までは現役でいたいので、自分が望まれる場所があれば、相撲で言えば初っ切りとか、第0試合でもいいし、盛り上げ役でもいいし、そういう場所でもやりたい気持ちは強いです。ジャガー(横田)さんとかダンプ(松本)さんとかもいるけど、あの方たちは名前があるから。私はそうじゃないから。夢を壊さないようにやっていきたい。あらゆる角度から努力して、アンチエージングとか頑張っていきたい」と生涯現役を宣言。
約11年後、還暦記念試合で絡みたい選手を聞くと「自分もしぶといけど、ほかの人がどうなってるか分からないけど。みんながやってるとしたら、原点のFMWの人たちと何かしたい。試合というか集まりたいです。あと、伊藤さん、ディアナの佐藤、中森とか、かかわった全員とバトルロイヤルやったりしたいなと思います」と答えた。「そのとき、大仁田選手が完全に引退していたら?」と問うと、「大仁田さんは予想として引退してないと思う。痛みに強いし、ケガの治りも早いし。白髪もないし、老眼もないし、普通じゃない。大仁田さんも何らかの形で絡んでもらえたらと思います」とコメント。
現在、FMWEのほか、hotシュシュ、シークレットベースにレギュラー参戦中だが、49歳でもまだまだ野望がある。それは近々発表される予定だが、2026年2月に居住地の杉並区で新たなプロジェクトを始めるという。波乱万丈のプロレス人生だったが、まだまだ血気盛んだ。

※文中の敬称略
(取材・文=ミカエル・コバタ)














