【ノア】清宮海斗、LTJ・RYUSEIを一蹴も視線は“大将”内藤哲也へ! BUSHIは「色男の顔を黒く染めたい」と不気味な予告
プロレスリング・ノアは2月9日、東京・新宿FACEにて「MONDAY MAGIC RISING SUN SEASON epFinal」を開催した。
月曜夜のリングに魔法をかけるこの大会のセミファイナルでは、清宮海斗と「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」のBUSHIによる注目の遭遇が実現した。
清宮海斗はアレハンドロとタッグを組み、BUSHIはデビュー間もない新鋭RYUSEIをパートナーに従えて入場。
試合はキャリア3戦目となるRYUSEIが、清宮海斗に対してエルボーやドロップキックを放ち、気迫あふれるファイトで食らいつく展開となった。
しかし、GHCヘビー級王座戴冠歴を持つ清宮海斗の壁は厚かった。
清宮海斗はアレハンドロとの連携攻撃でRYUSEIをマットに叩きつけると、最後は必殺のシャイニング・ウィザードを炸裂させ、貫禄の3カウントを奪取した。

試合自体は清宮海斗の完勝であったが、清宮海斗の視線はすでにリング上の勝敗を超えた先にある大きな標的へと向けられていた。
試合後のバックステージに戻った清宮海斗は、まず対戦したRYUSEIのポテンシャルを高く評価した。
「いいっすね。調子いいっすね。RYUSEI、メチャクチャいいじゃん、RYUSEI。技術とかそんなのはね、まだデビュー3戦目? それぐらいでしょ? そんなのあとからついてくると思うから。目つきとか向かってくるファイトする気持ち、それが今日ね、すげえ見えたんで。またいつでもやろうよRYUSEI」
若き才能にエールを送った清宮海斗だが、その矛先はすぐさま対戦相手のパートナーであったBUSHIへと転じた。
この日のBUSHIは、清宮海斗との接触を極力避けるかのような慎重な試合運びに終始していたからである。
「そしてBUSHIさん。全然触れてくれないじゃないですか。MONDAY MAGIC出たっていうのに全然なんか省エネじゃないですか? やる気あったんっすかね?」
これに対し、パートナーのアレハンドロは「やる気…メチャクチャ痛かったです」と苦笑いでフォローを入れたが、清宮海斗の闘志は収まらない。
LTJのメンバーであるRYUSEIとBUSHI、この二人との対戦を経たことで、清宮海斗の中にある野望が明確な言葉となって飛び出した。
「痛かった? でも二人倒したってことは次は大将?」
“大将”――すなわち、LTJを率いる内藤哲也である。新日本プロレス時代から続く因縁の相手であり、現在は海外マットを中心に活動する制御不能なカリスマ。
清宮海斗の口から飛び出したビッグネームに対し、アレハンドロは慌てて「まあまあまあ。まあ落ち着きましょう」となだめるのが精一杯であった。
一方、リング上では毒霧を見せることなく去ったBUSHIだが、バックステージでは不気味なコメントを残している。
清宮海斗との初遭遇について独特の言い回しで振り返った。
「まあ、初めてか。今日はこの魔法のリングに来てよかったよ。だってさ、あの清宮海斗とリングで遭遇することになるとは俺も思わなかったよ。俺は得るもの得たぞ。今日の影響は大きかったよ。だってさ、あの清宮海斗。あの色男の顔を黒く染めたくなったよ今日で」
「省エネ」と揶揄されたファイトスタイルの裏で、BUSHIは清宮海斗という獲物をじっくりと観察していたようだ。「色男の顔を黒く染めたくなった」という言葉は、自身の代名詞である毒霧の標的として清宮海斗を定めたことを意味する。さらにBUSHIは、今後のMONDAY MAGIC参戦についても含みを持たせた。
「じゃあ、その次、このMONDAY MAGIC、いつ来るのか俺にもわからないよ。でも、そういう楽しみがあった方がこの先いいだろう。なあ? まあ今日はそんなところだろうな」
また、敗れたRYUSEIも新人らしからぬ強心臓ぶりを見せつけた。清宮海斗からの称賛に甘んじることなく、ギラつく野心を隠そうとはしなかった。
「初めてのMONDAY MAGICのリングでの試合でした。デビュー3戦目であえて清宮には言いたいです。清宮がRYUSEIからフォール獲れるのは今のうちだから。今のうちフォール獲って喜んでればいいと思います。必ずすぐに経験積んで、もうフォール獲らせないように、一日でも早くトップ獲れるように頑張ります」
さらにRYUSEIは、自身のデビュー2戦目となった2月6日の後楽園ホール大会での出来事にも触れ、新たな目標ができたことを示唆した。
「そして2月6日、後楽園の試合でもう一つ野望ができてしまいました」
清宮海斗の内藤哲也戦要求、BUSHIの毒霧予告、そしてRYUSEIの野心。
MONDAY MAGICのリングで交錯したそれぞれの思惑は、今後のノアマットに新たな火種を投下することとなった。
<写真提供:プロレスリング・ノア>
Pages 1 2














