【新日本】タイチが『NJC』初戦へ向け成田蓮に「挫折を味わわせてやる」と通告! ワトとDOUKIのジュニア王座前哨戦も沸点へ

新日本プロレスの春の最強戦士決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2026』が3月4日、東京・後楽園ホールで開幕した。

優勝者は4月4日の両国国技館大会にて、IWGPヘビー級王者・辻陽太への挑戦権を獲得する。

この日の第4試合では、翌日(3月5日)のトーナメント1回戦で激突するタイチと成田蓮、そして3月6日の大田区大会でIWGPジュニアヘビー級王座戦を争う王者DOUKIと挑戦者マスター・ワトの前哨戦を兼ねた6人タッグマッチ(タイチ&マスター・ワト&本間朋晃 対 成田蓮&DOUKI&ディック東郷)が行われた。

試合はゴングを待たずに悪のユニットH.O.Tが奇襲を仕掛ける荒れ模様の幕開けとなった。

しかし、この一戦に懸ける正規軍側の思いは熱かった。

吉野家の紅ショウガを手に笑顔で入場した本間朋晃は、成田蓮の顔面こすりつけなどの拷問攻撃に耐え抜き、伝家の宝刀・小こけしを狙って躍動。

ジュニア王座戦を控えるマスター・ワトとDOUKIは、ティヘラやレシエンテメンテ、イタリアンストレッチNo.32を巡る息もつかせぬスピーディーな攻防を展開し、タイトルマッチ本番への期待感を極限まで高め合う。

そして、翌日のトーナメント一騎打ちを控えるタイチと成田蓮も真っ向から激突。

成田蓮のサミングや膝十字固め、さらにはディック東郷の介入によるトレイン攻撃やパイプカットなど、H.O.Tの手段を選ばない波状攻撃をタイチは正面から受け止める。

最後はダブルのアックスボンバーで成田蓮とディック東郷をなぎ倒し、伝家の宝刀である聖帝十字陵を極めて激闘に終止符を打った。

試合後、バックステージに戻った各選手は、目前に迫った大一番へ向けて熱い思いを言葉にした。

まずは本間朋晃が、成田蓮が保持するNEVER無差別級王座への特別な感情を吐露した。

 

本間「成田蓮、お前が強ぇのは重々承知だよ。お前がNEVER無差別級チャンピオンで一番強ぇのは知っている。だからこそ、俺は言いたい。俺がNEVER無差別級ベルトを獲りに行く。NEVER無差別級のベルト、あれは俺の新日本での青春の全てだからさ。その青春を取り戻しに行く」

続いて、1カ月半ぶりの実戦復帰で勝利を収めたタイチは、次代のヒールとして台頭する成田蓮に対し、プロレス界の厳しさを教え込む「分厚い壁」としての覚悟を凄まじい言葉で語った。

タイチ「1カ月半ぶりの汗だよ。1カ月半、試合なかったんだよ。久しぶりの試合だよ。関係ねぇな。いつも通り変わんねぇ。勝ち残ればシリーズで試合が組まれる。タイトルマッチもある。負ければこうやって試合にも出れねぇんだよ。当たり前の世界だな。だからもう負けれねぇんだよ。3年連続成田絡み。なんだ、どんな陰謀だ?成田にやられたことはテメーでケリつけろってか。やってやるよ。成田、テメーみたいなもんはさっさと片付けて、次はトモさんとやりたかったけど、残念ながらトモさんは今は休んだ方がいい。トモさんの分も勝手に背負ってやってやっからよ。あの人の無念も全て背負ってやるよ、俺が。オイ、成田、かかってこい。アァ、テメー、EVILに変わって、テメーがリーダーだ?笑わせんな。顔じゃねぇんだよ、全然、オメーなんてよ。何にもできねぇんだよ、小僧。リーダーになりてぇか?だったら明日やってみろ。どんな手を使ってもいいよ。俺を倒してみろよ。テメーなんてまだまだだってことを俺が思い知らせてやるよ。若さだけでな、簡単に上がれると思うなよ。全部俺が受け止めてやるよ。テメーに挫折を味わわせてやるよ。どんな手でも使って。全精力使ってこい。全部受け止めてやるよ、この先輩が。分かったか」

一方、ジュニアの至宝を争う両者も激しい舌戦を展開した。挑戦者のマスター・ワトは、自らが新時代の顔になることを宣言する。

ワト「タイトルマッチまで、そして3月6日旗揚げ戦(『旗揚げ記念日』)まで、明日、そして当日、あと2つ。今日の入場を見て分かるだろう。『NEW JAPAN CUP』のタイチさん、そして成田の入場曲じゃなくて、俺とDOUKI、俺たちジュニアの2人(の入場曲)で入場だ。最初からこのジュニア(のタイトルマッチ)を期待されてる、そういうことだろう。だからこそこの期待に応えて、俺が勝たなければならない。必ずこの腰にIWGPジュニアのベルトを巻きます。神とか言ってますけど、それが言えるのもあと2日だけだよ。思う存分、言ってた方がいいんじゃない。これからもう言えなくなるんだよ。今日もコメントしたか知らないけど、いっぱい“神神神神”言ってた方がいいんじゃない。もう言えなくなっちゃうよ、あと2日で。DOUKI、そのベルトを綺麗にしといてね。そのベルト、次は必ず俺がいただきます」

対する王者DOUKIは、自らを「神」と称する絶対的な自信を見せつけ、挑戦者の夢を嘲笑で一蹴した。

DOUKI「ワト!調子が良さそうだな。まぁお前のインタビューを読ませてもらったぞ。なんだ、『新しい新日ジュニアの顔になる』、そんなことを言っていたな。もし、他の誰かがチャンピオンであったのならば、その夢も叶ったかもしれない。しかしこの俺が、神であるこの俺が、チャンピオンなんだ。お前の夢は一生叶うことなどない、ハハハハ!なぁ、そもそもまともな連中はお前がベルトを獲るだなんて誰も思ってないぞ。お前がベルトを獲る、そんなことを思っているのは相変わらず的外れなことばかり言ってる痛いファンと、お前の夢に自分の気持ちを乗せた気持ち悪いファンだけなのだ、ハハハハ!良かったな、神の力のおかげで『旗揚げ記念日』にタイトルマッチができるそうだ。おめでとう、ハハハハ!お前は『旗揚げ記念日』に神に挑戦できたという武勇伝、この先10年、20年、後輩にでも自慢し続けるがいい」

ベテランの意地、青春の奪還、そして新時代の覇権争い。一つのタッグマッチの中に複数のテーマが複雑に絡み合い、それぞれの決戦へ向けたボルテージは最高潮に達している。

※成田蓮、ディック東郷はノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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