【CMLL】OKUMURA、坊主頭にペイント姿。メキシコ21年にしての イメチェンの理由は「みんなと逆のことをしようと思いついた」
大熱狂のうちに幕を閉じた“ルチャリブレの祭典”『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2026』。日本のファンを驚かせたのは、丸坊主にペイントという衝撃的なイメチェンを遂げたOKUMURAの姿だった。メキシコに渡り21年超、日本とメキシコの架け橋として「令和7年度外務大臣表彰」を受賞した彼に、変貌の理由やCMLLでの今後の抱負を聞いた。

ーーまず、今回も無事、「FANTASTICA MANIA 2026」が終了しました。日本のファンがOKUMUARA選手を見て驚いたのはそのイメチェンした姿でした。もともと、昨年の3月、「CMLLインフォルマ」への出演時に黒頭巾を取った瞬間、その丸坊主の姿を見せたわけですが、そのいきさつはなんだったのですか。
OKUMURA 昨年の「FANTASTICA MANIA2025」に出た時からですね。 自分の中でメキシコに帰ったらもうイメチェンするっていうのを決めていました。誰にも言ってないだけで、その時に決心しました。
ーーなるほど。日本滞在時に思い立ったわけですね。それにしても坊主姿は画面越しに大きなインパクトを与えたと思います。その発想はどこから出たものでしょうか。
OKUMURA 昨年の時点でもう21年近くメキシコでずっとやってて、何やってもそんなにインパクトがないんですよね。だから、人と違うことやりたいって考えた時にみんなと逆のことをしようと思いついたんですよ。それで、考え抜いた結果、これだな、とペイントして坊主にしようって決めました。
ーーたしかに長く活躍している日本人選手のなかで、これだけのイメチェンをした例は思いつかないですね。
OKUMURA それぐらいの覚悟でやらないと。このCMLLという団体で生き残っていくために、常にそういう気持ちを持っています。
ーーただ、丸坊主にまでなるというのは、相当の覚悟というか、それに対する抵抗みたいなものはなかったですか?
OKUMURA いや、思い切ってやるしかないという思いでした。 初めて表に出た時に映像や写真を見た人たちから反響はすごくありました。 自分の中では、ずっとこの姿でいることは、何か見慣れない光景だったので、最初は不思議な気持ちでしたけど、今はもう丸坊主最高だなという考えになっています。
#CMLLInforma || Okumura presenta su nueva imagen y está listo para el debut en la Arena México de su paisano, Yutani.
📲 https://t.co/kelGXKxJdL pic.twitter.com/WfMQaidmjE
— Lucha Libre CMLL (@CMLL_OFICIAL) March 13, 2025
ーー意外にも自分に合っていたと。
OKUMURA ただ、坊主頭は二日に一回、髪の毛を剃らないといけないので、そういう意味ではケアが大変です。 これはもう、坊主にしてから分かりました。 というのは、坊主って一回すれば、もうしばらく髪を切らなくていいと思っていたんですよ。 毎日剃る人もいるそうです。僕は二日に一回ですけど、試合の前日はもちろん、普段でも出かける時とかにも剃っているんですよ。

(C) CMLL / Alexis Salazar
ーーそういう気苦労があるわけですね。ファイトスタイル的な変化っていうのはどうだったんですか?
OKUMURA 意識してよりルードに持って行くということではなく、常に時代と共にエボリューションしていくことは意識しています。プロレスそのものも進化していくし、例えば自分が初めてメキシコに来た当初のルチャリブレと今のルチャリブレも違うと思います。時代とともに、どんどんどんどん変わっていく。だからそれに対応していかなくちゃいけない。CMLLの選手である以上、常にそれは頭にあります。
ーーこの3月で、ちょうど坊主姿になってから1年が経ちます。これまでの周りの反響はどうですか。
OKUMURA みんなから最初は「どうしたんだ?」って何度も言われましたし、印象が強く変わったかなと感じていましたし、やって良かったとは思いました。でも、それも見慣れてきますよね。だから、イメチェンだけに頼るのではなく、良い試合をしようと、それはいつも心がけています。
ーーそれと、坊主と一緒にペイントされるようになりましたね。これもインパクトがあった部分だと思います。
OKUMURA これまでペイントレスラーになったことはなかったです。でも、インパクトを考えた時に、ただ坊主にするだけじゃなくて、ペイントも加えてみようと。坊主でペイントって、それまで30年のキャリアの中でどちらもやったことがありませんでした。レスラーをやってる限り、新たな挑戦を常に考えているので、両方を取り入れました。
ーーそうやって、イメチェンを図ってから半年ほどが過ぎた頃、昨年の10月に『令和7年度外務大臣表彰』を受賞されるという大きなニュースが届きましたけど、最初にそれを聞いた時はどういう心境でしたか。
OKUMURA 在メキシコ日本国大使館から直接、ご連絡をいただいた時は、もちろんすごく驚きましたし、光栄でしたけど、それは昨日今日のことではなく、長い年月を掛けて日本とメキシコの架け橋としてやってきたことの結果だと思っています。CMLLと新日本プロレスの交流に貢献したいと願って2009年からスタートし、ルチャリブレ/プロレスを通じた日本とメキシコ両国間の文化交流に貢献してきた事がこの賞に繋がったと思うので、これからもCMLLと新日本プロレス、 CMLLとスターダムがより深い関係を築けるよう、同じように努力していきます 。

(C) CMLL / Alexis Salazar
ーーしかもアレナメヒコ大会で授賞式という舞台を作っていただけましたね。
OKUMURA それはもう本当にすごく光栄なことです。CMLLのサルバドール・ルテロ社長と幹部のホセ・ルイス・フェリシアーノ氏が登壇され、本清耕造駐メキシコ特命全権大使や日本大使館の方々に足を運んでいただき、賞を手渡していただいたことに感謝しています。
ーー実際に賞をいただいた時の気持ちはどうでしたか。
OKUMURA メキシコへ最初に来た2004年の5月のこと、CMLLでデビューした時のことがフラッシュバックしてきました。 その頃の自分では考えられなかったし、まさか21年以上経った後にそれを受賞するという未来は自分は想像してなかったので 、胸がいっぱいになりました。















