【CMLL】OKUMURA、坊主頭にペイント姿。メキシコ21年にしての イメチェンの理由は「みんなと逆のことをしようと思いついた」
ーー両国間の交流として行なわれている「FANTASTICA MANIA」も無事、2026年も大盛況で幕を閉じることができましたね。
OKUMURA 今回、14回目の開催にして、初めて東京からスタートしました。その後、地方で開催して、また東京に戻ってきて、どの大会もすごく盛り上がっていましたね。参加した選手の一人として、嬉しく思います。初めて日本に来た新メンバーも含めて、全員素晴らしい試合を魅せたと思います。メキシコに帰ってからもコツコツと頑張っていきます。あとファンタスティカマニアは毎年盛り上がってますけど、ツアーが終わると、「ファンマニロス」という言葉をよく聞くんです。

ーーまさに大会が全て終わった、今この時期のことですよね。
OKUMURA 自分はやってる側の人間なので、その言葉はよく聞いてましたけど、今回、東京に戻ってくる前の(2月24日、エディオンアリーナ)大阪大会が終わってから、ファンマニロスを感じました。
ーー選手である側のOKUMURAさん自ら感じたと。
OKUMURA その言葉を聞くようになって、もうすごくだいぶ時間が経つんですけど、改めて思いましたね。
――その大阪大会ですが、OKUMURA選手は池田市のスポーツ親善大使を務めるだけあって、池田市長も激励に来られたみたいですね。
OKUMURA 大阪大会には池田市の瀧澤市長や中田市議会議員らにも来ていただきました。

(C)池田市役所 2023年池田市役所訪問時
ーーもう一人の池田市スポーツ親善大使であるマスター・ワト選手とイラストのTシャツまでできたそうですね。
OKUMURA これは池田市役所の方に作っていただいて、自分たちはそれを着てリングに上がりました。よく考えて見たら、同じ池田市に二人のプロレスラーのスポーツ親善大使がいるっていうのは、他の市にはまずないことですよね。これからもその特性も生かしたいし、池田市の名前を少しでもPR していきたいと思います。
ーー今回の「FANTASTICA MANIA 2026」では、新日本プロレスの嘉藤匠馬選手の壮行試合が組まれました。これからメキシコでの活躍が期待されますね。
OKUMURA 嘉藤選手も同じ大阪出身なんですよ。もう数年前から、「メキシコに行きたい」ってことを直接本人から聞いてましたけど、改めて新日本プロレスから参戦が発表されて、本人も気合が入ってるでしょう。今回会った時に、体がすごく大きくなったので、よく練習しているんだなって思いました。それに気合というか、感情がすごく出る選手です。 僕もメキシコ行ってから、さくたんの日本人選手をヘルプしてきましたけど、その都度また新たな気持ちで自分も頑張ろうって刺激をもらっています。嘉藤選手には「頑張れ」と言うんじゃなくて、一緒に頑張っていきたいなと思います。
ーーそしてもう一つ、日本とメキシコ、両国間の話として、昨年10月からCMLLとスターダムの提携もスタートしました。ちょうど今の時期、日本から舞華、スターライト・キッド、星来芽依の3選手がメキシコで試合をしていますが、これに関して望むことはどうでしょうか?
OKUMURA 僕は新日本プロレスのエージェントを長く務めていますけど、新日本プロレスとスターダムは同じ親会社ですよね。CMLLが新日本プロレスと提携しているように、CMLLとスターダムも提携したらいいのにと思っていました。今回のスターダムとの業務提携に向けた動きは自分がCMLLのサルバドール•ルテロ社長とプログラマシオン (編成部門)への確認を取り、会社から正式に許可を得た後、自分と日本におけるCMLL女子エージェントの泉井氏と一緒に動きました。それで、去年の10月にスターダムの岡田社長がメキシコに来られて、CMLL のサルバドール・ルテロ社長、日本のCMLL女子エージェントの泉井氏と改めて会談をして両団体の提携発表となりました。この両団体の業務提携に少しでも貢献出来て嬉しく思います。ただ、提携したから終わりではなく、ここからが始まりなので、ここから両団体が末永くより強い関係を築けるようその力になりたいし、どんどんスターダムの素晴らしい選手たちが CMLLのリングに上がり、CMLLの素晴らしい女子選手らがどんどんスターダムのリングに上がってもらいたいです。

ーー逆にいまスターダムのリングにインディア・シウクス、タバタも上がっています。これも両団体提携の一環ですね。
OKUMURA はい。CMLL と新日本が築いた関係と同様に、 この両団体も長きにわたって良い関係を築けるように自分も努力していきます。
――わかりました。それでは最後に、メキシコCMLLで22年目の活動に向けての抱負をお願いします。
OKUMURA メキシコで22年、日本を含めると31年の現役生活で、故障箇所は片っ端からあります。もちろん、その中で身体とコンディションを整えてやってきているので、常に努力してコツコツコツやっていくことは変わらないです。1日2日、短期のスパンだったら誰でもできるんですけど、ずっとやり続けることが大変なので、それに向かって絶えず努力していくこと、そして、選手としてもう一度輝けるよう努力していきます。毎回、「FANTASTICA MANIA 」が大成功に終わってから、メキシコへ帰ると、新たな気持ちになるんです。それで、また頑張ろうっていう気持ちになるんですけど、今回は自分が帰国する日に嘉藤選手が一緒にメキシコへ行きます。嘉藤クンは目が輝いてるんですよ。 希望に満ち溢れてるというか、エネルギッシュな気持ちが伝わってきます。彼と話していると、自分もそういう気持ちにさせられるし、またメキシコに戻って毎日を頑張ろうという思いになります。22年目も変わらず、コツコツと努力していきます。
(文=泉井 弘之介)















