【スターダム】吏南が前年覇者・玖麗さやかに1年越しの雪辱『シンデレラ』4強進出! 焦点の違いが生んだ残酷な結末「お前は目の前のことが見えていない」

女子プロレス団体スターダムが主催する春の祭典『シンデレラ・トーナメント2026』の準々決勝が、3月11日に行われた。


©STARDOM

前年度覇者として連覇を目指す玖麗さやかと、昨年惜しくも準優勝に涙を飲んだ吏南が激突。


©STARDOM

前年の決勝戦と同カードとなった注目のリベンジマッチは、吏南が15分14秒、リバースゴリースペシャルボムからの体固めで勝利をもぎ取り、因縁の相手をトーナメントから引きずり下ろした。

勝敗を分けたのは、技の威力やスタミナではなく、両者がリング上で見据えていた「焦点の違い」であった。


©STARDOM

試合は、互いのプライドが激しく交錯する死闘となる。


©STARDOM

春の頂点を再び極めようとする玖麗さやかは、胴締めスリーパーや不知火といった大技を繰り出し、吏南を絶体絶命の窮地へと追い詰める。


©STARDOM

しかし、1年前の雪辱に燃える吏南の闘志は決して消えなかった。


©STARDOM

15分を超える熱戦の最終盤、自身のフェイバリットホールドであるPink♡Devilで決着がつかないと判断するや否や、即座にリバースゴリースペシャルへと移行して相手をマットに沈め、執念の3カウントを奪い取った。


©STARDOM

激闘を制した吏南は、試合後、リングに沈む前年覇者に対して痛烈な言葉を浴びせた。

敗者が無意識に陥っていた精神的な隙、すなわちトーナメントの先にある幻影に気を取られていたという事実を、容赦なくえぐり出したのである。


©STARDOM

「私はこのトーナメントが始まる前からお前に言ってたのが、お前は目の前のことが見えていないって。お前が見てるのは上谷沙弥、赤いベルトだ。私が見てるのはシンデレラ・トーナメント優勝、ただそれだけなんだよ!」

玖麗さやかの視線は、すでにトーナメントを制した先にある最高峰の称号(赤いベルト)や、上谷沙弥へと向いてしまっていた。

対する吏南の視界には、目の前の試合に勝利し、春の頂点に立つという一点のみが鮮明に映っていた。

この強烈な集中力と、今この瞬間に懸ける覚悟の差が、1年前の結果を残酷なまでに覆す最大の要因となったのだ。

さらに吏南は、春の祭典の象徴である慣例すらも自らの流儀で切り捨て、独自の美学と強欲な野心を高らかに宣言した。

「私はドレスは着ないけど、優勝は私のもんだ。楽しみにしておけ!」

シンデレラを象徴する華やかなドレスの着用すらも拒絶し、ひたすらに「優勝」という事実だけを渇望する反逆の戦士。

過去の雪辱を果たし、目の前の敵を粉砕した吏南は、一切のブレない信念を胸に、真っ直ぐに春の頂点へと突き進む。

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加