【スターダム】天咲光由が因縁の妃南に雪辱を果たし、覚醒の『シンデレラ』4強入り「大きなプレッシャーを自分の力に変えて勝つことができた」
女子プロレス団体スターダムが主催する春の祭典『シンデレラ・トーナメント2026』の準々決勝が、3月11日に行われた。

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ベスト4の最後の椅子を懸けたメインイベントでは、初制覇を期する天咲光由が妃南と激突。

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14分39秒の死闘の末、必殺の天聖(変型フェースバスター)からの片エビ固めで勝利をもぎ取り、準決勝進出を決めた。
この一戦は、天咲光由にとって単なるトーナメントの通過点ではない。
対戦相手の妃南は、昨年2月に自身からフューチャー王座を奪い去った因縁の宿敵である。

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試合は、その遺恨を清算せんとする天咲光由と、それを返り討ちにせんとする妃南の意地が激しくぶつかり合う展開となった。

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終盤、妃南の猛攻の前に絶体絶命の窮地へと追い込まれた天咲光由であったが、勝利への執念が肉体を突き動かす。

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怒涛の反撃から勝機を逃さず、14分を過ぎたところでフェイバリットホールドである天聖を完璧に炸裂させ、ライバルから執念の3カウントを奪い取った。
1年越しのリベンジを果たし、熱気が渦巻くリング上。勝者は、激闘を繰り広げた同世代のライバルへ向けて、さらなる闘争の続きを予感させる言葉を投げかけた。

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「妃南とはこれで終わりじゃないと思っているから」
2大会連続でプロレスの聖地・後楽園ホールのメインイベントを締めくくり、その表情には揺るぎない自信が満ち溢れていた。
デビュー以来、常に大きな注目を集めてきた天咲光由の口からは、これまでの苦悩と、そこから抜け出した自身の現在地を的確に表す、魂の叫びが飛び出した。

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「正直、超新星と呼ばれて大きな期待とかプレッシャーとかたくさんあって。でも今日5年目、やっとその大きなプレッシャーを自分の力に変えて勝つことができたと思っています」
「超新星」という輝かしい異名。それは時に、若きプロレスラーにとって身動きを奪う重い鎖にもなり得る。
周囲からの過剰な期待とプレッシャーに押しつぶされそうになった日々を乗り越え、デビューから5年の歳月を経て、ついにその重圧を自らの「力」へと変換する術を身につけたのだ。
覚醒した超新星の視界には、もはや春の頂点しか映っていない。自信に満ちた声で、ファンに対して最高の結果を約束して見せた。
「あと2回勝ったらシンデレラ。優勝してドレスを着て、そんな姿をみんな期待してるでしょ?そんな期待を力に変えてシンデレラになるので」
かつては重荷であったはずの「期待」を、自らを高みへと押し上げる強力な推進力へと変えた天咲光由。
心身ともに一回りも二回りも大きくなった若きスターが、悲願のシンデレラ戴冠、そして美しきドレスをまとう瞬間へ向けて真っ直ぐに突き進んでいく。















