【東京女子】プリプリ王者・渡辺未詩と荒井優希が熱闘ドロー!東京女子全選手が3・29両国に向け気合入れた
東京女子プロレスが「GRAND PRINCESS ’26」(3月29日、両国国技館)前の最後の国内大会「GRAND PRINCESS ’26 : FATE IN RYOGOKU」を同15日、東京・両国KFCホールで開催した。メインイベントでは3・29両国でプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う、王者の渡辺未詩と挑戦者の荒井優希が熱闘ドロー。全選手が2年ぶりの大舞台に向け気合を入れた。

今大会で渡辺は上福ゆき、上原わかな、鈴芽と組み、荒井と東女特撮部(中島翔子&愛野ユキ&風城ハル)と8人タッグマッチで5度目の前哨戦を戦った。渡辺と荒井は壮絶なエルボーのラリーを展開。愛野と風城が合体技を決めれば、オーバーイーツ(上福&上原)も負けじと合体技を繰り出していった。
一進一退の攻防のなか、残り1分で荒井が渡辺にビッグブーツを連発し、サソリ固めを狙うも脱出した渡辺はリバース・ジャイアントスイングでぶん回した。渡辺はティアドロップで勝負を決めにいこうとするも、阻止した荒井がフルネルソンバスターで叩きつけたところで、20分タイムアップのゴングが鳴った。その後も渡辺と荒井はロックアップでやり合う闘争心を見せた。

試合後、渡辺が「荒井ちゃんと今こうやって、ここまでやり合えて、闘え合えてるのが本当にうれしい。ここまで、高め合える仲になるとは思わなかった。こんなにライバルみたいな関係に、ライバルになれるなんて思わなかった。29日、すぐそこで私たちの東京女子の最高の試合をしよう!」と投げ掛けた。荒井は「私は未詩さんの隣でデビューした5年前から、ずっと未詩さんのプロレス愛、東京女子プロレス愛を見て、そんな姿を見てここまで育ちました。そんな未詩さんにライバルって言葉をかけてもらえて、自分とってはうれしくて。でも、まだできると思ってます。だから、これからもっと荒井のことが気になって気になってしょうがなくなっちゃうような…。未詩さんにとって、東京女子にとって、みんなにとって、そんな大きな存在になれるように、両国国技館、とっても気合入れて行くので、未詩さんと戦えるのをとても楽しみにしてます。ライバルとしてのスタート。荒井の勝ちから始めます。お願いします!」と勝利を誓った。その言葉を聞いた渡辺は「そうしよう。両国国技館をライバルとしてのスタートにしよう。私が勝ちます!」と言い返した。

そして、東京女子全選手がリングに上がり、リーダーの山下実優が「皆さん、いよいよ次が両国国技館です。心の準備できてますか? 私たちが両国国技館、このリングでやることは一つです。皆さん見ててください。応援よろしくお願いします!」とマイク。最後は「みんな、3月29日、私たちの戦いでみんなを幸せにします。 両国国技館、行くぞ!」と締めくくった。その後、ほかの選手がリングを降り、渡辺と荒井の2人だけになると握手、抱擁を交わした。
バックステージで渡辺は「日本で最後の前哨戦。同じ両国の場所で引き分けという形で、どちらも負けることも勝つこともできなくて。負けるのが一番悔しいって、これまで思ってたんですけど、ドローでこんなに悔しい思いをするとは思わなかったくらい、めちゃくちゃ悔しいです。でも最後リング上でも荒井と握手した時に、デビューの時、荒井ちゃんの横にいたけど、こうやって対角に立って高め合えて、国技館に迎えるっていうのが本当にうれしいことだなって。やっぱりライバルなんて多ければ多いほど、幸せはいっぱい増えると思うので、こうして高め合いすることができてうれしいし、両国では絶対負けないように頑張ろうと思いました」とベルト死守を誓った。
荒井は「時間内に決着つけることができなかったんですけど、でも最後まで未詩さんといっぱい戦えて。未詩さんからもライバルって思ってもらえる存在になれてることが、1回目の前哨戦よりもとても感じてすごいうれしくなった。ライバルって言ってもらったからには、自分もそう思ったからには、もっと覚悟持って、未詩さんに負けない愛で突き進んでいきたい思いました。両国、荒井の勝ちからライバルストーリーが始まるということで頑張ります!」とベルト奪取を宣言した。
この後、東京女子は米テキサスツアーが始まるが、渡辺と荒井は17日(現地時間)のオースティン大会、21日(同)のダラス大会で前哨戦を戦い、3・29両国決戦を迎える。

また、3・29両国でアンドレザ・ジャイアントパンダと一騎打ちを行う瑞希が原宿ぽむと激突。原宿はパンダのエアー着ぐるみで登場し、前哨戦っぽい戦いに。瑞希が着ぐるみのファスナーを開けると、原宿は自ら着ぐるみを脱ぎ、エプロンでぽむ・ど・じゃすてぃすを叩き込むなど奮闘。しかし、最後は瑞希がキューティースペシャルを決めて3カウントを奪取。試合後、星条旗の帽子、覆面、上着を身にまとった新根室プロレスの刺客・ミスターUSAが瑞希のピコピコハンマーのハンマー部分を持ってリングインし、ピコピコハンマーの柄も強奪。ミスターUSAは「瑞希! 今日はあのミニパンダに勝てたかもしれないけど、このハンマーと藪からスティックがなければ、ホンモノのアンドレザ・ジャイアントパンダには手も足も出ないだろう! 3月29日の両国相撲アリーナでは、ネックを洗って待っとけよ!」と挑発。瑞希は「知らん人来て、ピコハンが全部なくなりました。許せないです。でもそんなんどうでもいいです。今日はぽむちゃんパンダを倒せたので、どうにかします!」と雪辱を期した。

なお、第3試合の4WAYマッチ(辰巳リカvsらくvs桐生真弥vs芦田美歩)は辰巳がホワイトドラゴンスリーパーで桐生からギブアップ勝ち。試合後、この日、受付とチケットもぎり業務で来ていた現アイアンマンヘビーメタル級王者のDDT今林久弥GMをセコンドの七瀬千花が無理やりリングに上げた。桐生が「両国国技館大会で、アイアンマンのランブルがあるので返してください!」と譲渡を申し出ると、今林GMは「ダメだよ。3月22日のDDT後楽園で防衛戦決まっちゃってるから。ベルト取られたら、カード変わっちゃって会社に迷惑かかるから無理だよ」と拒否。押し問答となり、七瀬を加えた5人が今林GMにストンピング。

今林GMが抜け出すと、なぜか4人が桐生にストンピングを浴びせるカオス状態に。今林GMは「3月22日の後楽園で、俺は絶対にこのベルトを防衛して、3月29日、東京女子の両国には俺がチャンピオンとしてリングに上がってやるよ! 楽しみにしとけ! これは DDT と東京女子プロレスの全面戦争だ!」と叫んで逃げ去った。

3・11新宿でベルトをDDTに流出させてしまった辰巳はこの後、テキサス遠征が控えてるため「真弥に取り返させます!」と指令。今林GMは「今日、受付ともぎりを手伝ってくれっていうオファーがあった時点で、このベルト狙ってくるだろうってことは分かってた。なのに、なぜわざわざ危険を冒して、ここに来たのか。DDTだと月額の固定給だけど、東京女子の手伝いに来ると、バイト代が出るからだよ! 4月から長男が大学行くから、金がいるんだよ。だから、3月29日、両国大会、俺はチャンピオンとして、バイト代とかじゃなくて、ちゃんとギャランティーとして請求するからな! 覚えとけ!」と家庭の事情も赤裸々に吐露して、3・29両国に王者の立場で乗り込むことを誓っていた。
【大会名】GRAND PRINCESS ’26 : FATE IN RYOGOKU
【日時】2026年3月15日(日)
【会場】東京・両国KFCホール
【観衆】350人(超満員)
▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○鈴木志乃&高見汐珠 vs 七瀬千花&神嵜志音●
9分40秒 片エビ固め
※ベリー・トゥ・ベリー
▼第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○ハイパーミサヲ vs キラ・サマー●
7分16秒 変形チキンウィング・フェースロック
▼第3試合 4WAYマッチ 20分1本勝負
○辰巳リカ vs らく vs 桐生真弥● vs 芦田美歩
9分16秒 ホワイトドラゴンスリーパー
▼第4試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○瑞希 vs 原宿ぽむ●
10分25秒 キューティースペシャル
▼第5試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○鳥喰かや vs HIMAWARI●
10分13秒 片エビ固め
※旋闘鳥流
▼セミファイナル タッグマッチ 20分1本勝負
山下実優&○遠藤有栖 vs 凍雅&小夏れん●
11分25秒 片エビ固め
※什の掟
▼メインイベント 8人タッグマッチ 20分1本勝負
△渡辺未詩&上福ゆき&上原わかな&鈴芽 vs 荒井優希△&中島翔子&愛野ユキ&風城ハル
時間切れ引き分け
<写真提供:東京女子プロレス>
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