【アイスリボン】両国KFC大会の松屋うの vs 星いぶきの勝者が8.27後楽園Team DATE戦に出場!新世代軍にジェネレーションギャップ問題が浮上!?

両国KFC大会の松屋うのvs 星いぶきの勝者が8.27後楽園Team DATE戦に出場!新世代軍にジェネレーションギャップ問題が浮上!?

「アイスリボン819」
2017年8月5日(土) アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時30分開場
観衆:90人

◆第1試合 トライアングルリボン15分1本勝負
◯藤本つかさ(9分26秒 ビーナスクラッチ)弓李×、尾崎妹加×

6月29日アイスリボン813では同い年の沙弥&うのとトライアングル戦を行い、序盤は藤本vs沙弥&うのになったものの、藤本が2人を精神的に揺さぶり、最後は沙弥とうのが感情むき出しでぶつかり合う展開に持ち込んだ。選手の本音を引き出そうとするトライアングル王者・藤本のドロドロリボンシリーズ第2戦。今回はGEKOKU娘の弓李&妹加。試合は中盤まで藤本vsGEKOKU娘のハンディキャップマッチとなった。その中で藤本が2人を分断するインサイドワークをみせ1対2にも関わらず有利に進めていく。前回の沙弥&うののように藤本がいつ仲間割れを誘導するかに注目されたが、それは偶発的に起こった。藤本と弓李がコーナーでの攻防を展開するところに妹加が近づきアシストする為に、藤本をアルゼンチン・バックブリーカーに担ぎ上げたはずが、同時に弓李も担いでしまった。

このバックブリーカーをきっかけに、弓李と妹加のいがみ合う事になり、ハンディキャップマッチは、本来のトライアングルマッチへ移行して行ったが、ここぞという場面ではGEKOKU娘が連係を披露。やはり藤本相手では2人がかりで対するしかないという事だろう。ところが最後の最後でGEKOKU娘に乱れが生じた。藤本を2人がかりで場外に落とすところまでは良かったが、ここで2人がフォールを争う攻防を展開。このチャンスを逃さなかった藤本。2人がもつれ合うタイミングを見計らい勝負に加わると、2人まとめて一気にカサドーラで丸め込んでのWフォールでフィニッシュ。ドロドロにはならなかったものの最後はしっかりとトライアングル王者としての実力を証明した。

試合後、妹加「私、初めてのトライアングルリボンでした。やる前すごいドキドキしてたけど、弓李さんと一緒に協力してやろうと思って、2対1みたいな感じでやったんですけど、ベルト保持者は簡単には勝たせてくれませんでした。まだまだ力及ばないところも沢山あるので、色んな試合形式でも勝っていけるように頑張っていきたいと思っています」と語ると、弓李は「タッグとしても、個々の力もまだまだ。どこかで(GEKOKU娘の)シングルマッチを組んでいただけないでしょうか?」と藤本にタッグチームとして向上を図る為のシングル戦をリクエスト。これを受けて藤本は「次の8月13日の両国KFC大会でシングルマッチを組ませて頂きます」と両国でのシングルを決めた。

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
◯松本都&華 DATE(11分40秒 みやここクラッチ)法 DATE&直 DATE×

Team DATE対決に都が加わったタッグマッチ。前回の道場マッチでも華とタッグを組み、勝利を挙げている都は、法にサッカーキックの打ち合いを申し出るなど気合十分で臨んだ。連係の部分では法&直の方が息の合う攻撃を見せていたが、一方の都&華は都がリードというよりも、華が都の指示に対して素直に応える為にスムーズな展開になる。華が蹴りを連発し、良いタイミングで都につなぐ。タッグチームとして成立している都&華のタッグは、この試合2度目のトライで都を踏み台にした華のジャンピング式の前蹴りが直に決まり、最後は都が直からみやここクラッチでカウント3を奪取。先週に続いて連勝を飾った。

試合後、直「負けてしまいました。先週に引き続き、法とのタッグでした。私の中では法とのタッグは安定しているなと思っていたので、今日は華と都さんに勝てるかなと思っていたけど、私がみやここクラッチで負けてしまいました。法とはみやここクラッチには気を付けようって話をしていたんですけどひっかかってしまいました。私は最近、プロレスの勉強にはまっていて、いつかそれが活かせる時が来るなと思っています」と語ると、藤本「組長これ見て下さい。どうなっているんですか?”って。すごい勉強熱心に聞いてくるんですよ。今日は負けたけど、2回ぐらいスリー取った気がするから大丈夫だよ」と直をフォロー。

法「今日、Team DATEの4姉妹とアイスリボンの天然はちゃめちゃタッグの対戦だと聞いて、先週に引き続いて直とタッグなので、先週勝ったっていうのもあるし、私の憧れのアントニオ猪木さん、そして直の憧れの橋本真也選手とのタッグっていうイメージで勝つ気満々だったんです。なのに不可思議パワーだか、なんだか良く分からない変なタッグにしてやられて、すっごい悔しいです」と反省気味に語った。そして華「私も先週の道場マッチに引き続き、また都さんとタッグを組む事になって、正直、何で都さんとやらなきゃいけないんだろう。大変じゃんって…私は思わないんです。むしろ都さんの何をやるか分からないはちゃめちゃなところがすごく私は好きです。でも別に憧れとか、そういう事ではないので勘違いしないで下さい」。都「Team DATEの3人とやらされたんですけど、やっぱり…まだまだですね。一生懸命なのは分かるけど、プロレスを楽しむっていうところまで、全然たどりつけてないなって思って(藤本「どの口が言うんだよ」と突っ込まれるも)もっとこうしたら良いのになって思うところがいっぱいあるんですけど、別に教えてあげようとは思わないので。でも勝ったので嬉しいです」

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△藤田あかね(10分 時間切れ引き分け)雪妃真矢△

6月29日アイスリボン813でドローに終わっている2人のシングルの再戦。翌日の『せらリボン3』で藤本とのシングル戦が決定しているあかねにとっては、前回の決着をつけて藤本戦に臨みたい。一方の雪妃は8月27日の後楽園ホールで世羅とのタイトル戦が決まっているだけに負けられない。開始早々2人の闘志がリング中央でのエルボー合戦で爆発。パワーで圧倒しようとするあかねに対して、雪妃はグランド技、蹴り技で応戦。あかねは雪妃の蹴り足に的を絞った攻撃を仕掛けていくなど、前回以上に激しい2人のぶつかり合いとなった。そして終盤、雪妃のスノウトーンボムをかわしたあかねがテキサスクローバー、アバランシュホールドとつなぎ、みかんでポンを決めた瞬間にタイムアップ。終盤はあかねが有利に進めたが、結果的には2試合連続の引き分けに終わった。

試合後あかね「あと3秒あったら勝てた!最後みかんでポンをもっと早く決めていればと思ったけど、その前の蹴りが思いっきりここ(=こめかみ)に入りまして、体の自由が利かなかった。初めて蹴られてこめかみにたんこぶが出来ました。それがあっても無くてもあと3秒あれば勝ったんですけど…(藤本に)なんとかなりませんか?」と悔しがる。雪妃も「負けた人からしゃべるんですよ座談会は。あっどっちも負けてないか。私、負けた気になりました。(「3秒あれば勝てたって」と藤本に言われ)5秒あったら、それをキックアウトして、なんか仕掛けられたんですけど」と不完全燃焼をアピールすると、藤本が「もう1回シングルする?」と再戦を2人に打診。雪妃が「すぐじゃなくていいや」と言うと、藤本は「じゃあ、すぐしましょう。8月13日(雪妃に)あなたタイトルマッチ決まっているんだからね。そして(あかねに)あなた私と明日シングルだからね。今、注目の2人。試合時間は検討します」と1週間後の再戦を決定した。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
◯長崎まる子&テキーラ沙弥(12分41秒 片エビ固め)松屋うの×&トトロさつき
※まる投げ

8月27日後楽園ホールでTeam DATEとの対決が決定している新世代軍4人によるタッグマッチがメイン。この一戦、最近うのから気持ちが伝わらないと感じたまる子、沙弥の要望で実現。その経緯もあり、まる子と沙弥は序盤からうのに的を絞った攻撃を仕掛けていく。苦しい攻防を強いられたうのだが、そのうのを好フォローしたのがトトロ。まる子がうのを逆エビ固めに決め、沙弥がトトロを牽制すると、その沙弥を捕まえて逆エビ固めを決めたり、まる子が突進してきたタイミングで、目をむき出して吼えるという迫力での”顔面”攻撃でたじろがせるなど、インパクト大のファイトを見せた。トトロの頑張りにうのも巻き返し反撃に出るが、最後はまる子のミサイルキック、低空キック、そしてまる投げを浴びてフォール負け。

試合後、うの「(7月17日)横浜リボンの時に藤本さんが”(後楽園での対抗戦のメンバーは)もしかしたらうのじゃなくていぶきかもね”って言われたのが、すごくショックで悲しい気持ちになっていました。頑張って努力して這い上がって来いって、今日、まる子さんが教えてくれたような気がしました。これからも泥臭く、松屋うのらしく頑張ろうと思います」と語り、下がろうとするとトトロがそれを引き留め、マイクを持つ。いきなり泣き出すトトロに驚くうのに向かって「しんどい練習いっぱいしてきたじゃないですか!横浜でああいう事を言われてて、自分も悔しくて。でも今日、まる子さんと沙弥さんと同じコーナーじゃ無かったけど、4人で試合したら、すごく楽しくて。自分はTeam DATEとの対抗戦、うのさんと4人でやりたいです。だからこれからも一緒に頑張りたい」と訴えると、今度は沙弥がトトロのマイクを奪い「私にとってはアイスリボンで同期はうのしかいない。その思いを泣きながらイベントで語り、ツイッターにも書いたのに、うのにスルーされた。だからうのが何を考えているか分からないけど、同期は1人しかいないから。私はうのと頑張りたいと思っている」。まる子がマイクを取り「誰と戦いたいじゃなくて、4人で始めた戦いなんだから、4人で終わらないと意味がないと自分は思ってます。だけどDATEに対して本気と思える気持ちのある人を自分はそばに置いて戦いたい。うのちゃん、横浜で藤本さんから言われた言葉は正直やばいよ。でもその通りだよ。ホール、8月だよ。夏だよ。もっと熱くなれよ!もっともっと熱くなれよ」と檄を飛ばすと、これに反応したのが沙弥。「もっと熱くなれ?大黒摩季?大黒摩季!♪エブリバディゴー!エブリバディゴ~♪」と歌い出すが、唖然とするまる子。「対抗戦、大丈夫かな?」と会場の反応、まる子の無反応にやや動揺する沙弥に藤本が「まる子、大黒摩季を知らないんじゃない?」と一言。新世代軍にジェネレーションギャップ問題が浮上した。

そして藤本は「ちょっといじわるしていい?4人の気持ちはすごく分かったけど、両国KFC大会、うの対いぶき。勝った方が8月27日DATEとの対戦に出られるというのは、どうでしょうか?」と提案。うのは「いぶきちゃんにこのカードを譲るわけにはいきません。私にも意地があるんで。なんとしても勝って後楽園ホール大会で、まる子さん、沙弥、トトロ、私の4人でTeam DATEをぶっ倒したいと思います。やります。お願いします」といぶき戦を快諾。後楽園での対抗戦出場の4人目の枠を賭け、うのVSいぶきが決定した。また両国のメインは当初予定されていたリボンタッグ戦は延期となり「こういう時だからこそチャンピオンがしっかりしなければいけないという世羅の言葉を受け、8人タッグマッチをします。世羅りさ、柊くるみ、藤本つかさ、華 DATE 対星ハム子、宮城もち、華蓮 DATE、豊田真奈美、こちらに変更させていただきます。華も格闘技のチャンピオンだからね。」と発表した。

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