宮澤聡のサイン収集列伝25枚目~リキシ選手編~

たまに、外国人レスラーにサインをもらう際に、外国人レスラーに何やら話しかけられることがあります。
こういう時に学生時代にちゃんと英語を勉強しておけば良かったなぁと思います。
何を言われたのか、なんとなく単語で分かる時もあれば、全く分からない時もあります。
全く分からない時は諦めて、ニコニコしながら立ち去ります(失礼ですが、分からないものは分かりませんから)。
ただ、単語、単語でなんとなく分かるような気がするときもあります。

昔、WWEのリキシ選手が来日した際、都内ホテルにて、ソファで一人でくつろぐリキシ選手を発見。
正直、どのホテルにいるかは分からず、やみくもに探していたのですが、偶然会えてテンション上がりました。
そしてサインをいただき、写真も撮ってもらいました。

「センキュー!」と言って立ち去ろうとしたところ、何やら英語で話しかけられました。
この時、プロレスファンは私一人。
WWEの大物リキシ選手を目の前に私一人なんて贅沢で嬉しかったのですが、話しかけられてしまうと、誰かいてほしかったよー!と都合よく考えてしまいます。
その話しかけられた英語の中にハッキリと聞こえた単語は「レスリングマガジン」という言葉でした。
私は、「日本のプロレス雑誌はどこに売ってるか?」を聞かれたのかと思い、急いで近くの書店まで行き、週刊プロレスを買ってきて、リキシ選手に差し上げました。
ちょっと不思議そうな顔をしながらも、ニコッと笑いながら「センキュー」と言われました。
しばらくすると日本人の関係者らしき人が迎えに来てリキシ選手はホテルを出て行きました。
私が帰り道、ふと思ったのは、「レスリングマガジンが欲しい」じゃなくて、レスリングマガジンの記者を探していたのではないか?ということ。
迎えに来た関係者も、記者だったのではないか?と。
まぁ、間違えた可能性は高いですが、日本のレスリングマガジンを読む機会もなかなかないだろうし、帰りの飛行機でバラパラと読んでくれれば、ということでね。

でも、やはり英語勉強しとけば、良かったですね。
今から勉強しようかな。
サイン収集の幅を広げるために!!

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