【里村明衣子インタビュー】著書『「かっこいい」の鍛え方』、2018年の仙女、各所属選手、そしてプライベートについて大いに語る!

【仙女の所属選手について】

ーーチサコさんとの関係もとても面白いですね。

里村:チサコが本当に人間が変わって・・・。私が10年前に感じていたことを、今チサコがその立場に立ってやっているんですね。
私がトップで、チサコが2番目で。そうするとチサコは、私と後輩に挟まれているのですごいストレスを感じているんですね。
でもわたしはチサコが下にガーっと言って、後輩が私のところに来ても絶対庇わないですね(笑)
言いますもん。たまに来るんですけど、「あんた達、チサコの気持ち分かってあげな」って言います。
「あれだけ私からも言われ、下からも反発され間に挟まれてるチサコは、すごいストレスが溜まってるんだよ」ってちゃんと言い聞かせるんです。
それはもう昔の教訓で。

ーー当時の里村さんの大変さをチサコさん感じてらっしゃるんですね。チサコさんからは「あのとき、すみませんでした」みたいなのって言われたりしますか?

里村:今、常に言われてます。「昔、自分ひどかったですよねー」って(笑)
でもあのときは私もすごい殺気立っていたので、もっと恐かっただろうなぁって。かなり固かったですね。

ーー今、仙女にはいい人材が揃ってますよね。カサンドラ選手なんかも個性がすごい。

里村:それは思います!もう神様からの贈り物なんじゃないかなって思います。今はレスラーの成り手が少ないですし、選べない。当時はその子しかいなかったんですよね。初めは陰気だったんですけどね、博多スターレーンの会場の方に紹介されて。初めて会った時、あれ?間違ったかなって思いました(笑)

ーーどうやって心を開いていったんですか?

里村:そうですねー。でもそういう子のほうが人懐っこいんですよね。
すごい深い所まで付き合えるというか。大きいミスとかしますけど、ちゃんと言うと次直してくれるので。

ーー里村さんは怒るとき、諭すほうですか?それともガツンと??

里村:それなりに変えてますね。ここはガツンと言わなきゃ駄目だなってときは、言葉で全部。手は出しませんけど(笑)
最近はやはり、入って2、3年目が一番羽を伸ばす時期なんですね。入って3年で三禁が解ける時期なので。
プロレスも波に乗ってこれからが楽しくなって、技もいろいろやりたくなる。それはすごいいい事なんですけど、考え方が羽を伸ばしちゃうんですよね。そこをガツンと締めるところは締める・・それがわたしとチサコの役目なので。

ーーチサコさんはガツンと言ってくれるんですか?

里村:チサコはガツンと言ってくれますね。

ーー最近、リング上でも白姫選手に結構厳しいですよね。

里村:あのまんまです。あのまんま。
めちゃくちゃ恐いですね、先輩にしたくないナンバーワン。
そして白姫も仙女一、気が強いんですよね。
もう言えば言うほど響くので。そういう子は珍しいですね、彼女はたぶんすごい伸びると思います。

ーー橋本選手もすごいですよね。あのジャーマンは説得力があります。

里村:彼女自身の努力がすごく大きいですね。

ーー橋本選手は初めて会ったときの印象はいかがでしたでしょうか?出会いは結構若いときだったと書かれていましたが。

里村:初めて会ったのは15歳のときなんですけど、緊張してたのか、坊主だったし、それこそ暗いなって思いました。
なので、そんなに印象なかったです。

ーーびっくりです、根明の印象が強いですよね。

里村:小学生のときから面白い子ではあったみたいなんですけど。
高校、大学でレスリングの主将を務めてから、ムードメーカーの本領を発揮して、だいぶ変わったみたいですね。

ーーハートがものすごく強いですね。

里村:すごく強いです。

ーー以前スターダムとカラオケ合戦をやっているのを拝見しましたが、あれはすごかったです。

里村:合宿ですよね。やってよかったかなって思ったくらいの企画でしたね。またやりたいです(笑)

ーーまたやってほしいです。

里村:そうですねー。それよりも今さらにパワーアップしているので、もっと面白いことになると思います(笑)

ーーみなさんでカラオケとかは行ったりするんですか?

里村:ちょうど先週行ってきました。温泉宿でカラオケして。
でもカラオケ自体はみんなうまく歌いたくて、点数を勝負してましたね。

ーーどなたが一番うまいんですか?

里村:橋本、カサンドラが上手いですね。

ーーそうなんですね、ちなみに若い子が多くなってきましたが、雰囲気って変わりましたか?

里村:めちゃくちゃ変わりましたー。明るくなりましたね。若い子の考え方って貴重で、とても参考になりますね。
グッズの商品の色合いにしても、みんなでミーティングするんですけど斬新なアイディアが出てきたりして。
私が「これどう?」って言っても「えー!!」って、「里村さん、今はその時代じゃないです!」って言われたりして・・・。
結構任せるってことが大事なんだなって思いました。行き過ぎたら締めるとこは締めますけど。

ーーカサンドラ選手が歌手デビューされましたが、そこはどう思いましたか?

里村:今はもうどのジャンルでもアプローチしていく時代だと思うので、どんどん行けと思いましたね。

ーー白姫選手も他の団体にも上がって、着実に成長している気がします。

里村:彼女にはスター性を感じますね。

ーー練習はやっぱり、みなさん熱量すごいんですか?

里村:練習はわたしは何も言いません。というか、もう見に行ってないです。
たまには行って、ちょっと口出すくらいで。ただ、技だけはちょっと厳しいですね、私は。
見よう見まねでやっているのと、ちゃんと自分のものにしようとしているのか、その見極めは厳しくしないと。
人の真似ばっかりしたがったりするので、今それをやっても驚きもしないよねとか。
見てやりたいっていうのと、実際使うのは違うので。初めてやる技というのは、怪我させちゃう恐れもあるので、そこは特に打撃とか間違っているのはすぐ指摘します。

ーーちなみに選手の改名はどなたが決めたんですか?

里村:白姫は週プロの応募で決まって、カサンドラはサンドウィッチマンさんの番組で決まりました。
白姫は本人の希望ですが、カサンドラは悪役希望だったので番組で決めてもらおうと。

ーーカサンドラ選手はお客さんのイジリ方とかも上手いですね。

里村:すごいですねー、彼女はものすごい考えてます。根暗だけど、真面目なので。天性のものがありますね。

 

 

【団体について】

ーー地元の新潟にはよく帰られているんですか?

里村:ちょくちょく帰っています。新潟大会もあるので、営業も兼ねて。新潟は自分の原点ですね。

ーー今は仙台を中心に活動されていますが、仙台は里村さんにとってどのような所ですか?

里村:たぶん仙台で一生住みたいし、仙台でまた女子プロレスとは別のビジネスを始めたいと思っています。

ーー里村さんは人と人との繋がりをとても大切にされていらっしゃいますね。仙台ではポスター貼りも、初めは本当に大変だと本に書いてありましたね。

里村:あの頃は本当にものを知らなかったんだなと思います。

ーー今は団体のトップとして経営の数字等も見られているわけですが、とても堅実にやられていて、選手の育成も順調にされている気がします。

里村:そうですね。一人増やしたいけど、人件費を増やさないといけない。でも、団体を大きくするには・・・と。決断をするまでは躊躇したり、とても考えますね。いかにいいスター選手を育てるかっていうのは、とても大事だと思います。あとは団体としての信用です。目の前のスキャンダルや悪いニュースでいっときだけ注目されるより、長い目で見て、社会的に信用される団体や選手であることが大事です。

 

⇒次ページ(今年1年の仙女を振返り、2018年の仙女、プライベートについて)

 

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