【ノア】武藤が引退試合で内藤に敗れる!盟友 蝶野とのサプライズ対決が実現!「自分がいなくなってもプロレス界はますます爆進します!」<2.21東京ドーム>

 

プロレスリング・ノアは2月21日(火)、東京ドームにて『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~』を開催。今大会では“プロレスリング・マスター”武藤敬司の引退とあって、最後の雄姿を一目見ようと東京ドームに多数のファンが駆け付けた。

『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~』
日程: 2023年02月21日(火)
開始: 17:00 開場:15:00
会場: 東京・東京ドーム

闘魂三銃士と呼ばれた武藤敬司・蝶野正洋・橋本真也、3人の中で武藤は引退試合を迎えた唯一の選手となった。

最後の対戦相手となるのは新日本プロレスで人気ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を率いる内藤哲也。

かつて武藤敬司に憧れた内藤哲也はこの一戦に向け「引退する人間が最高の作品を作れたら引退する必要ないじゃないですか。だから11年前俺が味わったように「悔しい」という思いを抱いたままリングを降りてもらいますよ。それが俺をプロレス好きに、プロレスラーにしてくれた武藤敬司選手への最高の恩返しだと思っているんで。」と宣言。

対する武藤は前日の記者会見で「両足のハムストリングが肉離れをおこしたという事で。その時医者に全治6週間と言われました。それからまだ4週間しかたってないんだよな。レスラーっていうのはヒーローじゃなきゃいけない、スーパーマンじゃなきゃいけないという事で。まぁ俺もプロレスラーですから超人的なところを見せなきゃいけないなかで、もう大丈夫です。」と語っていた。

そして迎えたこの日、内藤が大声援を受けて先に入場。武藤は歴代の入場曲が流れ「HOLD OUT」にて大『武藤コール』の中で登場。

試合は武藤の足4の字固めで内藤は苦しみ、橋本真也さんのDDT、三沢光晴さんのエメラルドフォロウジョンと攻めたが、最後はデスティーノで内藤に敗れた。

武藤はマイクを持つと「武藤敬司のプロレス人生、最高に幸せでした。自分がいなくなってもプロレス界はますます爆進します!」と宣言。

すると「まだまだ動けるし、灰になっていない。やりたいことがある。蝶野、戦え!」と解説席の蝶野正洋を指名。すると蝶野がリングに登場。さらに観覧をしていたタイガー服部氏にレフェリーを依頼。

異例の特別シングルマッチが行なわれ、ワールドプロレスリングで実況を務め、この日ゲスト解説の辻よしなりアナが実況の中、武藤は蝶野のSTFでギブアップ。試合後に2人は抱き合った。

その後、古舘伊知郎が詩の朗読が行なわれ、武藤は花道を歩んでいくとステージで最後の『武藤コール』を受けて39年のレスラー人生に幕を下ろした。

〈写真提供:プロレスリング・ノア〉

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