【WRESTLE-1】現クルーザーディビジョン王者の吉岡世起と、『WRESTLE-1 CRUISER FES 2018』で優勝したアレハンドロが出席。「現状に満足しているようだったら、敵ではない」(王者・吉岡)

3月15日(木)、都内・GSPメディアセンターにおいて、WRESTLE-1が記者会見が行われた。会見には現クルーザーディビジョン王者の吉岡世起と、昨日、『WRESTLE-1 CRUISER FES 2018』で優勝したアレハンドロが出席。両者は4月18日(水)の後楽園ホール大会で、クルーザーディビジョンのタイトルマッチを行なうことが正式に決定した。会見中、終始不機嫌な表情の吉岡は、アレハンドロに対し、「現状に満足しているようなら敵ではない。挑戦者として刺激が足りない」と厳しいコメントを発し、「次は全日本のジュニアのベルトを巻いて、10キロ減量した副社長とやりたい」と、次の次の防衛戦の相手として、25日の全日本プロレスさいたまスーパーアリーナ大会で世界ジュニア王座に挑戦する近藤修司を指名していた。

【選手コメント】

アレハンドロのコメント

「第1回『CRUISER FES 2018』覇者のアレハンドロです。このトーナメント優勝したら挑戦権がもらえるということで、先月、1回戦、児玉裕輔、元クルーザーチャンピオンです。で、1回戦で倒しました。で、準決勝、元世界ジュニア王者です。そして、昨日、決勝戦でアンディさん、3回ぐらい巻いてますかね? 倒しました。あとは来月、現チャンピオンを倒すだけです」

吉岡世起のコメント

「昨日、優勝したアレハンドロが挑戦してくるということなんですけど、さして興味はないです」

【質疑応答】

──吉岡選手、興味がないというのは具体的にどういうことですか?

吉岡 昨日、あれだけのお客さんが入っている中で、『CRUISER FES』の記念すべき第1回の決勝戦なのに、あの盛り上がりには僕的にはあまり納得がいってなくて、試合後にアレハンドロにコメントブースで満足かと聞いたら、満足だと言った。現状に満足している奴に負けるわけにはいかないんで、防衛してその次を見ています。

──決勝戦の闘いぶりに不満がある?

吉岡 もうちょっとやれたんじゃないかっていう気持ちと、一番はそこに満足しているのが気に食わないです。あれだけ満員のお客さんは結局武藤さんのムーンサルトを見に来ているわけで、あれだけのお客さんがクルーザーを見に来たというクルーザーの世界にしたいんですけど、そうじゃない現状に満足しているようだったら、敵ではないと思います。

──アレハンドロ選手、厳しい言葉が並んでいますが、どのように思われますか?

アレハンドロ 昨日、コメント出している時に現れたんですけど、そのことについては正直、はてなでした。武藤さんのムーンサルトはムーンサルトで見に来てるお客さんはいますし、その中でクルーザーのトーナメントなんで別かなと思います。

──アレハンドロ選手は吉岡選手のチャンピオンとしての闘いぶりを、どのようにご覧になっていますか?

アレハンドロ 先月からクルーザーのトーナメントが始まって、1カ月やってきました。その間、現チャンピオンは何をやっていたのかわかりませんが、トーナメントにエントリーしてないのか、されてないのか、それはチャンピオンなんでしないのはもちろんですけど、チャンピオンは常に魅力があるのが当たり前ですし、『CRUISER FES』中でもタイトルマッチをやってもいいんじゃないかなと。タイトルマッチだけ勢いよく、魅力があるだけじゃ僕は嫌ですね。

──吉岡選手的には挑戦者として不満だということですか?

吉岡 そうですね。はい。『CRUISER FES』を見ている限り、クルーザーを満員のお客さんが見に来るような世界を作るためには、そのための挑戦者としては刺激が足りないと思っています。なので、次を見て、アレハンドロの挑戦は受けますけど、さっさと防衛して、次は防衛は全日本ジュニアのベルトを巻いて、10キロ減量してきた副社長とやりたいですね。

──アレハンドロ選手からは眼中にないような発言をされていますけど、そのことについてはどのように思われますか?

アレハンドロ 早速明後日の横浜で当たるんで、刺激が足りないようであれば、刺激を入れてやります。

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