【編集長コラム】「世界各地で猪木氏の『元気ですか―!』」

国会議員という枠組みでは、とても収まらない参議院議員・アントニオ猪木氏の“闘魂外交”。さまざまな活動に取り組んでいる。

世界を飛び回る猪木氏の知名度は抜群で、思わぬところで遭遇し、びっくりする人や感心する人も多いようだ。

ネパールを訪れた知人が、入国審査に臨んだ。日本人とわかるや、係官が怪しげな日本語で「元気ですかー!」と、語りかけてきたという。緊張する場での思わぬ一言に、ビックリしたものの、思わず「元気ですー!」と答えると、ニッコリされ、入国審査もスムーズに終了したそうだ。

「いや~、本当にビックリした。彼にとって日本人と言えば猪木さんで、挨拶は『元気ですかー!』なんだね。どこに行っても猪木さんは有名だわ」と振り返る。

キューバやヨルダンなどあまり日本人が行かない国々を訪れている知人は、外国人が日本語で話しかけてくるのは、普通は「こんにちは」か「ありがとう」だけど、「元気ですかー!」も時折、耳にするという。

キューバ旅行では、猪木氏がカストロ氏と対談したことや、友好勲章を叙勲されていることなど、話題は尽きなかったそうだ。

台湾旅行から帰国した知人も、マッサージ店で、猪木氏とのツーショット写真を、得意げに見せつけられたという。日本語には通じていなかったマッサージの達人だが「猪木、プシュー!」と謎の言葉を何度も繰り返す。

つまり、猪木氏をマッサージし、つぼを押したと言いたいのだろう。「猪木、プシュー!」。不思議と耳に残る言葉だ。

「海外旅行でどこに行っても、日本人だとわかると猪木さんの話が出る。ワールドワイドな方。外国でウワサを聞くなんて、すごい」と、その知人は感心することしきりだった。

毎年、多くの知人たちからお土産話をきくが、海外での猪木氏の活躍ぶりを聞くと、こちらも嬉しくなる。どこか秘境での遭遇話も近々聞けそうで、今からワクワクするばかりだ。

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