【原点回帰プロレス】<第3弾>全カード発表 「世界マスクマン・トーナメント開幕戦」1回戦でS・タイガーvsドス・カラスJr! “大鵬三世”納谷幸男はスーパー・ヘビー級実力者達の洗礼を跳ね返せるか!

原点回帰プロレス第3弾全カード発表

「世界マスクマン・トーナメント開幕戦」

1回戦でS・タイガーvsドス・カラスJr!

“大鵬三世”納谷幸男はスーパー・ヘビー級実力者達の洗礼を跳ね返せるか!

「新間寿プロデュース 初代タイガーマスク佐山サトル認定『原点回帰』プロレス第3弾~世界マスクマン・トーナメント開幕戦~」の会見が6月6日(水)におこなわれ、新間寿実行委員長、初代タイガーマスク佐山サトル、平井丈雅リアルジャパン社長、新間寿恒UWA事務局長、納谷幸男、KAZMA SAKAMOTO、スーパー・デストロイヤー、岩崎孝樹が出席、「世界マスクマン・トーナメント」1回戦を含む、6・6東京・後楽園ホール大会の全対戦カードを発表した。

▼シングルマッチ20分1本勝負

間下隼人(リアルジャパンプロレス)vs松本崇寿(リバーサルジム立川ALPHA)

▼6人タッグマッチ45分3本勝負

佐藤光留(パンクラスMISSION)&岩崎孝樹(DNA、リアルジャパン初参戦)&ブラソ・デ・オロJr(メキシコ)vsバイキン・キッド(メキシコ)&レイ・アンヘル(メキシコ)&マスカラ・ディアブロ(メキシコ)

▼タッグマッチ30分1本勝負

河野真幸(WRESTLE-1)&納谷幸男(リアルジャパンプロレス)vs崔領二(プロレスリングLAND‘S END)&KAZMA SAKAMOTO(フリー、リアルジャパン初参戦)

▼「世界マスクマン・トーナメント」開幕戦(1回戦全4試合、各30分1本勝負)

(A)スーパー・タイガー(第13代レジェンド王者/リアルジャパンプロレス)vsドス・カラスJr(エル・イホ・デ・ドス・カラス=メキシコ)

(B)イホ・デ・ブラック・タイガー(UWA)vsトスカーノ(メキシコ)

(C)ドン・クロコダイル(オーストラリア)vsスーパー・デストロイヤー:アイン(国籍不明)

(D)ブラック・タイガーJr(UWA)vsスーパーデストロイヤー:カイン(国籍不明)

※9月20日(木)東京・後楽園ホールにて準決勝&決勝戦をおこなう。〈トーナメント準決勝戦〉(A)の勝者vs(B)の勝者=(E)、(C)の勝者vs(D)の勝者=(F)。〈トーナメント決勝戦〉(E)vs(F)。

※試合順は後日発表。出場選手は諸事情により変更となる場合があります。

 

新間寿「いままでのリアルジャパンの試合は、まったくおもしろくなかった。(納谷)幸男のデビュー戦についてもしかり。その後の試合方法(もしかり)。それから他団体にも私は内緒で観に行きました。勢いがすごく、先日藤波(辰爾)のところ(ドラディション)に行ったときに、何十年かぶりにボブ・バックランドに会いました。いろいろ話をし、あの頃はよかったなと、結果的にそこに落ち着いてしまうと。私は、プロレスの発展はなにかと(考える)。こないだの3月29日にやった、マスコミと主催者側が一体となったプロレスの試合ほどおもしろいものはない。昭和の新日本プロレスでは、IWGP、(アントニオ猪木vs)ストロング小林戦、みんな委員会をつくり、いろんなことでマスコミの人と一緒に考え、そして行動を取ってもらい、そして実行に移しました。佐山サトルのタイガーマスクが出るときも、そういうことでございました。私達の夢は、東京スポーツの一面を飾ろうというそういう意気込みと、日刊スポーツでも一面取れるぞ、あのプロレスを嫌いな報知新聞にも取り上げてもらおうというような思いがいろいろとありました。私はこの7月3日の試合がおもしろくなかったら、9月の試合を中止して、いま一度、京王プラザにリングを組んで、プロレスマスコミの人々とともに、そこで主催者とマスコミの人たちが一体となったなにかイベントをやろうじゃないかと、そういうことを佐山サトルさんと相談しておりました。実際こないだの取材者が全員マスクを被ってやったと。非常におもしろいことで、毎日新聞にも取り上げられ多くの共感を得ることができました。マスコミの人と一緒になって考えるということが、私は一番いい試合を、一番いい話題を提供できるのではないのかなと。昨日、私の自宅を掃除しておりましたときに、“本年度最高シリーズ賞”という盾が出てきました。野末陳平、そのほかの人たちが出て、最高シリーズがIWGPになっていた。週刊プロレスが、それを表彰してくれた。前大会でマスクを被るということで、2人だけマスクを被っていない人間がいた。私は南の方に座っていてなにか違和感があるなと思って。やっぱり全員マスクを被るということは主催者側がもっともっと徹底しなくてはいけない。7月3日、メンバーを一新しまして、そして慣れてしまった人たちには一時お休みいただいて、新しく、新しいアイデアで、新しいメンバーで、7月3日を試みたいと思っております。佐山ちゃんも“新間さん、それは納得しました”と。でも一番の願いは、佐山サトルさん、あなたがタイガーマスクとして出ることでありますよ。一日も早いカムバックを今年中にぜひお願いしたい、ということを願いまして、私はリングに上がることはもうしません。でも、もし7月の試合がおもしろくなければリングを組んで、みなさんとともに、記者さんとともに、我々UWAとリアルジャパンが組んだ、なにかおもしろい企画を作りたいと思っております」

 

新間寿恒UWA事務局長「新しい気持ちで、新しい選手とともに、新しい目標ももとに、かなり景色が変わったと思います。第1試合(間下隼人vs松本崇寿)は前回と同じになりますね。前回もこの2人がやったと思います。そのあとは順番通り(の記載)ではないので、(試合順は後日発表と)あらかじめ申し上げておきます。6人タッグ(佐藤光留&岩崎孝樹&ブラソ・デ・オロJrメキシコvsバイキン・キッド&レイ・アンヘル&マスカラ・ディアブロ)ですけども、今回リアルジャパンでは初めて日本人が入ったルチャリブレの6人タッグになります。とくに個人的に、ブラソ・デ・オロと非常に仲がよかったので、亡くなったあとに、この血筋を持ったファミリーをリアルジャパンに呼べることを非常にうれしく思っておりますし、またこれを皮切りにブラソ・デ・オロ一家は家族で選手が多いので、ひとり、またひとりと呼んでいけたらと思っております。そのあと(河野真幸&納谷幸男vs崔領二&KAZMA SAKAMOTO)が今回一押しのタッグチームになりますね。日本マットで久しぶり、納谷幸男、および河野真幸の大型コンビになります。昔、東京タワーズというのがいましたね。いまで言うと、東京スカイツリーズになるんですかね。あんまりかっこよくないのでみなさんで考えていただければいいと思うんですけども、平成の東京タワーズみたいな感じになるんですかね。非常に期待しております、河野、納谷コンビ。対戦するのが元WWEのスーパースターであります、KAZMA選手と、崔選手。おもしろいカードだと思います。マスクマン・トーナメントの勝敗に関しては通常通り(のプロレスルール)。フォール、ギブアップ、リングアウト。そのほかに対戦相手のマスクを故意に剥いだとレフェリーが判断した場合においては、その場で反則負けになります。30分1本勝負で、時間切れ引き分けの場合は、その場で両者失格になります。今回、UWA推薦、あらためてUWA代表選手といたしまして2名出します。1名は、北米、南米系統の選手であり、ブラック・タイガーの意志を継いでいるイホ・デル・ブラック・タイガー選手。もう1名がイギリス、ドイツを含めたヨーロッパ系統の選手になります。そしてブラック・タイガーの正統なる意志を継ぎ、正統なる血筋を持ったブラック・タイガーJrを今回、このトーナメントに出したいと思っております。私はどちらかといったらUWA側の人間なので、決勝はこのUWA代表2人で争っていただきたい。そういう希望を持っております。」

 

初代タイガーマスク「原点回帰ということですけども、どこまで昭和のプロレスに戻せるのか、どこまで全盛期の時代に戻せるのか。新間プロデュースによって、これが決まります。どこまで我々が推し進めていたセメント主体のレスリングに関して、それだけじゃダメなんだよというところをここで見せられるかどうかですね。これにかかってます。一番スペクタクルなものがここで出せるかどうか。既存のプロレスをやっててもみんな飽きちゃうと思いますので、本当にもっと素晴らしいものができるかどうか、ここにかかってると思います」

 

岩崎孝樹「DDTプロレスリングDNAの岩崎孝樹と申します。このような機会を作っていただきありがとうございました。初参戦のリアルジャパンプロレス、非常に興奮しております。原点回帰ということで、自分のプロレスをしっかり貫いて、このリアルジャパンプロレスになにか残せるように、全力でガッチリいきたいと思います。よろしくお願いいたします」

スーパーデストロイヤー「(通訳を介して)どうなるかわかりませんが、相手がどうでてきても準備はできているので、頑張ります」

KAZMA SAKAMOTO「フリーのKAZMA SAKAMOTOです。こんな素晴らしい大会、リアルジャパンに出ることができて、とても光栄です。という感じで言っておきましょうか。でも、こんな堅苦しくならないで自分らしいプロレスができたらいいなと、ただただ思っております。そして対戦相手の河野さんがいて、自分のパートナーに崔さんがいて、なんか昔の匂いがするなあという感じで思っておりますが、それも楽しみですね。相手が幸男君。すごくデカい選手だと聞いておりますけども、デカい人とやるのは得意なので楽しみです。ちゃんと自分らしいプロレスを幸男君に教えたいなと思っております。よろしくお願いします」

納谷幸男「SAKAMOTO選手も崔選手も河野選手も、自分からしたら本当に大先輩で、このカードの中で自分が試合をできるということが、どれだけありがたいことか。そして、やっぱりこの中でどうやったら自分が闘えるかをしっかり考えて、全力でぶつかっていきたいと思っています。よろしくお願いします」

初代タイガーマスク「レベルが10倍も20倍も30倍もアップしたリアルジャパンプロレスになりますので、これは本当に楽しみ。レベルがすごいアップして、急にアップしたとビックリするくらいの状態なので、あとはいかにお客さんが反応してくれて、むかしのプロレスといったら失礼ですけども、思い出してくれたらなと思って、プロレスの復活を願いたいと思います」

 

――納谷は河野真幸とタッグを組むが、どんな闘いをしたい?

納谷「もちろん自分は、このカードの中で一番実績もなにもないので、がむしゃらにぶつかっていくことしかできないなと思いますね」

 

――納谷のカードはなにを期待して組んだ?

初代タイガーマスク「幸男は世界に羽ばたかないといけないと思いますので、インターナショナルなレスリングができる、しなくてはいけないという課題ですね。これで大きくまた羽ばたいていけると思います。いわゆる若手主体のレスリングからインターナショナルへ上がっていけるような試合ができるかどうか。これがすごく幸男にかかってると思いますね。ほか3人のキャリアは十分ですね。よくこういう試合を組んでくれたと思います。これは試練(であり)、いまから試合に向かっての練習もかなり変わってくると思いますので、相当な試練を積まないといけないと思いますね。やはり新日本の若手時代の試合だけではなく、新日本のインターナショナル的な試合をしなくてはならない。そのためには試練を上がっていかなくてはいけないというところでしょうね。この規模が10倍にも20倍にもなってますけども、その10倍も20倍も幸男もついていかなくてはいけないということでしょうね。自分たちだけでマスターベーションかいててもしょうがない。ちゃんと世界に合わせようということでしょうね」

 

――KAZMAは納谷に具体的にどんな部分をこの試合を通じて教えたい?

 

KAZMA「そうですね、自分が思うプロレスってなんでもあり。なんでもありだからといって武器を使うとかそういうことじゃなくて、いろんなプロレスがあると思うんですよ。みんなが思うような、たとえばストロングスタイル、アメリカンプロレス、ルチャリブレ。そういうのなんでもできて一人前のプロレスラーかなと思うので、そういうのも全部含めて自分のスタイルを教えたいなと思います。こんなデカいんだからたぶんできると思いますし、血もパーフェクトだと思うので、そのくらいできて当たり前じゃないのかなと、ボクは期待しています」

 

納谷「本当に期待を裏切らないように、本当にがむしゃらにいきたいなと思ってます」

 

初代タイガーマスク「けっこう幸男は器用なので、ものすごい体当たりとか、ロープの走り方とかけっこう器用にこなしてくれると思ってます。それから父親(貴闘力)から頼まれてますので、“息子を殺してくれ”と。“そのくらい練習をやらしてくれ”というふうに頼まれてますので、父親にも応えるようにしなくちゃならないくらいの試練を与えなくてはならないと思っています」

 

――トーナメントの組み合わせについて。

 

初代タイガーマスク「これもインターナショナルですね。いわゆる自分たちの身内だけでチマチマやるような試合ではないので、世界基準に合わせたトーナメントになると思いますので、これを代表したマスクマンというのは相当なレベルの上に立つ、世界でも威張って誇りを持ってチャンピオンになれると思います。そういう試合だと思います」

 

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