【PURE-J】コマンド・ボリショイ「悔いはない」レスラー人生に幕を下ろす!引退後は‟覆面社長”として選手育成強化に意欲!

PURE-J女子プロレスは21日、東京・後楽園ホールにて『ボリショイ引退興行〜ありがとう!』を開催。

コマンド・ボリショイは1989年ジャパン女子プロレスに入門。91年11月にデビュー、団体が解散後の92年にJWP女子プロレスの旗揚げに参加。2017年8月にJWPに所属していた選手らとPURE-J女子プロレスを旗揚げ。昨年8月の後楽園大会にて難病の「黄色靭帯骨化症、脊柱管狭窄症」の症状悪化を理由に引退を発表していた。

ボリショイはこの日のメインに登場の際、ザ・グレート・カブキと2人でヌンチャクパフォーマンスを披露。

試合は尾崎魔弓、米山香織、この日に行われた無差別級選手権で勝利した新王者の中森華子と3番勝負(各5分1本勝負)にて全て引き分けに終わったが、多くの先輩、同期、後輩などに見送られレスラー生活に幕を下ろした。

試合後のセレモニーにはJWPのOGやジャパン女子の同期生、現役レスラーなどがボリショイの引退に駆けつけた。

ボリショイはセレモニー後のマイクにて「本日は私、ボリショイの引退興行にたくんさんの方がお越しください、本当にありがとうございます。プロレスラーになりたくて、自分が身体が小さいことも気づかなかったが、入門して同期に『あんた小さいな』と言われて気づいた」、そして「本当に毎日、毎日夢のような楽しいプロレス人生を送ることができました」と振り返り、最後に関係者、先輩、後輩などに向けて大きな声で言いたい「ありがとー」と語った。

そして引退の10カウントゴングが打ち鳴らされ、ボリショイ・キッド&コマンド・ボリショイそれぞれコールされた。

バックステージでのコメント

――最後の試合を終えられていかがですか

ボリショイ「なんか、とにかく無事に引退ロードを完走できて良かったです。途中でもうダメかなと思った時もあったんですけど、膝をイギリスでケガしちゃったりとか、細かいことが、なんか今日は足がモヤモヤして脊髄の関係で動きにくい時とかあったんですけど、なんとか最後までできました」

――3試合とも気持ちの入った試合でしたね

ボリショイ「それぞれ…もうなんですかね、尾崎選手とは戦い終わった時に、やっぱりこれが最後の戦いだなって、なんか込み上げるものがありました。試合スタイル的にも憎たらしいので、そんなにめそめそすることはないんですけど、試合が終わるとこれまでの長い戦いがこうして終わったんだなと思うと。リング上でああいう優しい尾崎選手の笑顔を初めて見ました。米山は、いつもああいう感じなので、なんか、米山がプロレスを続けてくれて、色々あったけども、ちゃんと私をこうやって送ってくれる、そういう風に頑張ってくれて、本当に良かったなと思います。中森華子はこれから私が引退しても、まだまだ育てていかなきゃいけない、PURE-Jと一緒に成長していく選手なので、本当に心から今日は中森におめでとうとリング上で言いました。大変なのはまだまだこれからだけれども、その覚悟と、そしてまだまだ飛躍する可能性を中森は持っているので、本当に楽しみです」

――中森選手にケブラーダを出しましたが

ボリショイ「そうなんです。何で私そんなことをしたのか(笑)」

――何年ぶりぐらいですか

ボリショイ「それがRay興行の時に、何かRayのことできないかなと思って、ケブラーダ飛べると思ったんだけれども、その時に10日ぐらい前ににイギリスで内側靭帯をケガしちゃってて、普通に歩いたりもできないのにケブラーダやっちゃって。やった瞬間、片足だけイスがあってその上に正座しちゃったんです片足だけ。それで悪化して、それでなんか心のどこかにケブラーダ=恐いみたいなのがあったのを最後に払拭できて良かったです。だから半年ぶりくらいです。でも汚かったと思う。よく分からないけど」

――引退の4日前に仙女でジュニアのベルトを取りましたが

ボリショイ「いやあまさか、そんな私チャンピオンで引退するとは思ってなかったし、また素晴らしい選手に出会えてなんか凄く充実してました。本当に夢のようなプロレスラー人生でした。本当に凄い面白いベルトで、キャリアが3年未満、そして体重が55㎏以下、しかも計量の時にシューズを履いて計ったら51㎏って意外とやばかったなって。普通に55㎏の人が計ると60㎏ぐらいになっちゃうんできっと。なんかそんな中、凄いクラシックな試合をして、新人相手に私が派手な技を出して勝ったところでこのベルトの価値はちょっと違うかなと思って。そういったところがなんか自分でも戦って楽しかったです」

――そのベルトはどうしますか

ボリショイ「引退しちゃったので、返上という形になります」

――改めて今後の活動については、社長業と後進の指導ですか

ボリショイ「はい、今までと違うのはプロレスラーとして試合をする事がない。とにかく人とぶつかったりとか本当に紙一重な身体なので」

――マスクはどうしますか、現役を引退しましたが

ボリショイ「覆面社長です。覆面社長として頑張ります」

――名前はコマンド・ボリショイ?ボリショイ・キッド?

ボリショイ「コマンド・ボリショイだと思います」

ーーキャリアが長い選手の方が、逆に引退する時に‟悔いがある”という言葉を出す人が多い気がしますが、いかがですか

ボリショイ「う~ん、悔いはないです。本当に(試合)できないので。この病気の自覚症状というのは本当に私にしか分からない動きづらさとか、思い通りにいかない感じを、でも多分プロレスのリング上では皆さん普通に動いているように見えているので、どんどん期待されて、相手もガンガン来るし、これは危険だなと思って。これからはもっともっと、今まで自分が試合をしていることで散漫になっていた選手を育てる部分をさらに強化してPURE-Jのレベルをガンガン上げていきたいと思います。やっぱり自分たちは試合が商品なので、そこをもっと強化して、もっともっとたくさんのお客さんにいい試合、凄い女子プロレスを見せられるようにしていきます。ありがとうございました」

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