【編集長コラム】「ピッサリ・岡林裕二の逆襲」

現在、丸腰の岡林裕二。大日本プロレス8・25名古屋大会で、佐藤耕平にBJW認定世界ストロングヘビー級のベルトを奪われてしまった。

さぞ意気消沈しているかと思いきや「また取り返します! 落ち込んでいるヒマなんかありませんよ。何度でも戴冠します! 最多戴冠記録を抜きます!」と、ピッサリポーズを決める。

高知県南国市出身の岡林は、いつも明るく元気で前向きそのもの。先日、都内で行われた「都会で高知し放題フェス」なるイベントに出席した。

楽しんでいた岡林だが、方言を紹介するコーナーでは「あれ? そうだっけ? もう高知を出てから長いし、忘れてしまったかな」と苦笑い。

高知に関する小テストで「65点」と、一緒に参加した東京出身者の「85点」に負ける始末。「やばい! 高知出身なのに!」と、いつもより大量の汗をかいていた。

とはいえ、特産のゆずを使ったアロマポット作製時には、小さな瓶の中に慎重に塩とゆずを交互に重ね、好きな色であるグリーンのリボンを巻いてきれいに完成させていた。

かつお節を削る体験コーナーでは、普通は小さく千切れたようになってしまうところを誰よりも長く削り、驚かれていた。

じゃこ天や生姜のおにぎりをほおばり、ちくわにきゅうりを丸ごと突っ込むという豪快な郷土料理「ちくきゅう」を「これ食べたことあります? おいしいですよ」と高笑い。本当は苦手な日本酒を飲み干し「こじゃんと、うまい!」と、高知の良さをアピールしていた。

女性が目立ったイベントだったが、最初はおっかなびっくりという感じで遠巻きに見ていた参加者も、岡林がマイクで挨拶をし、集合写真を撮る頃には「すごい体ですね!」「腕、太~い!」など、ワイワイ言いながらボディタッチ。一緒にピッサリポーズを決めて記念写真に納まっていた。

主催者側には、地元の英雄である岡林のファンも多く「(凱旋興行の)『ピッサリ祭り(9月7日~Okyaku Night Fever!!~」(高知・サテライト南国特設会場)大会』に行きます!」と握手を求め、駆け寄って来る方もいた。

このようなプロレス以外のイベントでも、参加することによって1人でも2人でもプロレスに興味を持ってくれる人がいたら、それは素晴らしいこと。友人や会社の同僚などに写真を見せることにより、その人たちが「実はプロレスファンだった」と判明するということも多々あるし「プロレスの輪」が広がれば楽しい。

試合数の多い大日本プロレスだが「行ける時には行きますよ! 声かけて下さい。もっとたくさんの人に大日本プロレスを、いやプロレスを知ってほしいです! どんなご縁が生まれるかわからないですからね」と、岡林のフットワークは軽い。

昨年、第一子が産まれたばかりとあって「でも、せっかくに休みに出かけて奥さん、大丈夫?」と聞くと「いや逆に『行かないの? 出かけないの? うちにいちゃダメ! 人気商売なのだから、外に出ていろんな人に会って、宣伝しなきゃ』と、はっぱをかけられるんです」とニッコリ。

結婚の時「岡林を全力で支えます」と誓った美桂さんに、岡林は「頭が上がらないです」と照れ笑い。

心身共に充実する岡林は「最多戴冠記録を目指しています! エルガンとも闘いたい。もっともっと暴れますよ!」とピッサリ。実りの秋を迎え、内助の功に支えられた岡林の新たな挑戦が始まる。

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