【アイスリボン】12.21 新木場 アイスリボン1014<全試合結果>トライアングルリボン王者はテキーラ沙弥が本間多恵に敗れ王座が流出!大みそか決戦に向けての前哨戦は挑戦者チームが勝利する

「アイスリボン新木場大会」(アイスリボン1014)
2019年12月21日(土)新木場1stRING
18時00分開場/18時30分開始
観衆:320人(超満員札止め)

◆第1試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
星ハム子&青野未来(Beginning) &×バニー及川
(8分55秒 片エビ固め)
朝陽&進垣リナ(2AW)&Yappy〇
※チョーク・スカル・スラム

【第1試合】
アイスのリングでの試合は10月5日『アイスリボン997』大会以来となるハム子をリーダーに、バニーとアクトレスガールズの青野がトリオを結成。対するは朝陽、Yappy、進垣のピースパ軍。ピースパ軍が息の合ったタッチワーク、連係をみせれば、ハム子と青野がセクシーポーズの競演で応戦したりと、両チームの個性がぶつかり合った一戦。最後は同期であるバニーとYappyの一騎打ちとなり、Yappyの丸め込みを切り返したバニーがヨーロッピアンクラッチで勝負に出るが、朝陽がギリギリでカットに入りピンチを脱すると、Yappyはアッパーカット気味のラリアットを放ち、喉輪落としの形でバニーを持ち上げると、その体勢からサイドバスターの形でマットに叩きつけるチョーク・スカル・スラムでカウント3を奪取。Yappyにとっては嬉しい自力初勝利となった。

◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
〇山下りな (11分30秒 片エビ固め) 松屋うの×
※ラリアット

【第2試合】
うのの奇襲ドロップキックでスタートした一戦だが、山下はタックル一発でうのをぶっ倒し、うのの勢いを止める。エルボーの打ち合いではうののエルボーを胸を張って受けてみせた山下は「もっと来い!」とうのに檄を飛ばす。追い込まれたうのはグランドに持ち込んでのアームバー、腕十字と山下の右腕を狙った攻撃に出る。スクールボーイの連打や山下のラリアットをかわしてのスピアなど、健闘したうのだが、最後は山下のラリアット2連発を浴びフォール負けを喫した。山下は勝ち名乗りをうけないまま、そそくさと退場した。

◆第3試合 ハトのマークの引越センタープレゼンツ
スペシャルシングルマッチ20分1本勝負
×ラム会長(666)with 怨霊(666)
(12分33秒 片エビ固め)
尾崎魔弓(OZアカデミー)〇with ポリス(OZアカデミー)
※オザキック

【第3試合】
ハートのマークの引越センタープレゼンツ試合として行われたのが、OZアカデミーの総帥の尾崎と暗黒プロレス666の女王・ラム会長のシングル戦。さらに尾崎にはポリスと安納が、会長には怨霊がセコンドにつき、大荒れ必至の一戦となった。序盤は会長のロングヘアに狙いを定めた尾崎が髪を踏みつけたり、髪を会長の首に巻きつけてのチョーク攻撃で揺さぶる。クロスボディで反撃に出た会長だが、ここでポリスが尾崎をアシストし、会長にペースを与えない。さらに尾崎は怨霊にはチェーンでの首つり攻撃を仕掛け、会長を孤立させると、ポリスと2人で会長にイス攻撃をガンガン叩きつけ、さらにチェーンで首を絞め、チェーンでのナックル攻撃とやりたい放題。怨霊がポリスにドロップキックを叩き込み、会長をアシスト。ここで会長が619、レインメイカー、そして怨霊の得意技である死の灰攻撃からのスクールボーイで勝負に出るが、これをしのいだ尾崎は毒霧を会長の顔面に浴びせると、最後はオザキックを叩き込んでのカウント3。乱戦を制した。

◆第4試合 ハードコアタッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&×トトロさつき (14分38秒 体固め) 柊くるみ〇&藤田あかね
※椅子とレゴ上のトトロにナッツクラッカー

【第4試合】
世羅とあかねのイスチャンバラでスタートしたハードコアリボン戦。クリスマスツリーを持ち込んだトトロがツリーを凶器にしようとするが、これをいきなり奪ったあかねがトトロに攻撃を仕掛けツリーを壊すと、ツリーに付いていた☆のアイテムで地味ではあるがダメージ大の攻撃を仕掛ける。さらにくるみとあかねのイス攻撃を浴びたトトロだが、世羅の持ち込んだラダーをロープに立て掛けると、あかねをボディスラムで叩きつける10倍返しに出る。くるみがリング中央にイス3脚を立て、そこに世羅を叩き落とせば、世羅は有刺鉄線竹刀をくるみにスイング。両チームがそれぞれ凶器を活かした攻撃を見せる中、中盤からはあかねが持ち込んだレゴブロックをリング上にまき散らすと、ブロックの上に相手を叩き落とす攻防へ。最後はトトロを捉えたあかねが変形バックフリップを決め、くるみはイスをトトロの上に乗せてのサマーソルト、ラリアットをヒットさせると、イスを重ねた上にトトロをスラムで叩きつけると、コーナーからのナッツクラッカーでフィニッシュした。

試合後、くるみはマイクを手にすると「来年5月29日金曜日に、柊くるみ10周年&ハタチ記念興行をやります!やっと報告ができました。自分のやりたいようにやって、お世話になった選手とか、たくさんいろんな選手を呼びたいと思いますので、皆さん、楽しみにしていてください。会場はここ新木場1stリングで。地元っていったら地元なので、詳細は追って出します。」とくるみにとっては初となる自主興行の開催を発表した。

〈試合後のくるみ〉
19歳になってから、ハタチだし、ちょうど10周年だし、何かできたらいいなって言う話はずっとしていて、自分のやりたいカードとか呼びたい選手とかたくさんいたので、だったら自分のプロデュースとしてやった方が自分の色が出るかなと思って決めました。
――誰とやりたいか?
いっぱいいるんですよねえ。まだまだ先なんでやりたいカードとかはあるんですけど、実現できるかわかんないから。で、1試合だけだと限られちゃうから、たぶん2試合とか3試合とか自分がするのかなって思っています。
――選手の交渉は
会社に手伝っていただいて、自分がカードを考えたりするんですけど、交渉はアイスリボンにお願いしてやります。

◆第5試合 トライアングルリボン選手権試合15分1本勝負
×[王者]テキーラ沙弥 (6分59秒 ギブアップ) 本間多恵(Beginning) [挑戦者]〇
※第34代王者2度目の防衛に失敗、第35代王者誕生
※もう1人は[挑戦者]米山香織

【第5試合】
12月18日ピースパ第40戦でうの、トトロとのトライアングルリボン王座初防衛に成功した沙弥。大みそかの引退試合にベルトを巻いて臨むための最後の防衛戦は、引退がらみで多少、縁のある米山と、トライアングル王座獲りに執念を燃やす多恵との一戦。序盤は米山との共闘で多恵を攻め込みペースを握った沙弥は、2人相手にクロスボディを決めたり、ダブルフォールを狙ったりと攻め込んでいく。しかし、その沙弥の攻撃をうまく切り抜けた米山がベテランらしいインサイドワークの仕掛けをみせ、徐々に試合を支配する。苦しい展開となった沙弥はコーナートップからのダイビング千豚♪を狙う米山にテキーラを顔面に吹き浴びせると、返す刀で多恵にも噴射。これをタイミング良くかわした多恵がスクールボーイへ。カウント2でキックアウトした沙弥はグラン・マエストロ・デ・テキーラを仕掛けるが、これを切り返した多恵は一瞬で腕ひしぎ十字固めを決める。完全に腕が伸びきった沙弥は瞬時にタップ。デビュー4年半、初戴冠を果たした多恵は全身で喜びを爆発させた。

〈試合後の本間多恵〉
ありがとうございます!やばい!めっちゃ嬉しいですね!やっと、やっと、ずっとベルト巻くって言って、皆さんに約束して、でもずっと巻けていない自分がいて、うそつきのまんまの本間多恵がいて、2年も経ちそうになっていたときに、今日、しかも引退を間近に控えている沙弥選手から、そしてすごくすごくお世話になっている米山さんと3WAYをやらせていただいて、それで最後にこの自分の姿をみんなの前に見せられたこと、そして戦ってくださった今までの先輩とか、米山さんとか沙弥選手にも感謝でいっぱいで、でもやっぱり重いですね、ベルトって。すごく今、実感しています。とにかく私はアクトレスガールズにベルトを持って帰りたくて、それが自分にもらえたチャンスだったら、必ずそれをつなげて、来年から(アクトレスガールズから)1人(安納が退団して)いなくなってしまうので、その選手にも自分のベルト姿を見せてから、ちょっと悔しい思いをしてもらいながらいなくなってくれたらいいかなっていう感情もめちゃくちゃあったので。今日、ちょっとセコンドについてて緑のTシャツが思いのほか似合わなくて笑ってしまったんですけど、でもそういういろんな人の思いが詰まったリングだったんじゃないかなっていうのを実感しています。
―今後はチャンピオンとしてどのように戦っていくか?
そうですね、今はベルトを巻くって言うのを目標にやってきたので、これからはチャンピオンになったことがある本間多恵っていう風になっていくと思うんですよ。このトライアングルリボンっていうベルトの価値をもっともっと高めなくちゃいけないっていう責任と、あとはベルトを持ったからには防衛戦もして、自分の(チャンピオンとしての)歴を長く長く、でもだらだら持つんではなく、1試合1試合が感動できる、お客様に勇気を与えられるような防衛戦を積み重ねていって、必ずAWGの自分たちの団体の(シングルの)ベルトも奪うので、そのチャンピオンも目指して、ベルトの価値を上げつつ、新しいベルトを巻くという目標を固めていきたいなっていう気持ちですね。とにかく今はハッピーです。

◆第6試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
×雪妃真矢&星いぶき&鈴季すず
(21分15秒 エビ固め)
藤本つかさ&つくし&尾﨑妹加〇
※アルゼンチンスイングバスター

【第6試合】
12月14日『アイスリボン1011』大会では王者チームと挑戦者チームに分かれて大みそかの前哨戦が行われたが、今回の前哨戦はシングル王者の雪妃とタッグ挑戦者チームのいぶきとすずが、タッグ王者チームの藤本、つくしのドロップキッカーズとシングル挑戦者の妹加が、それぞれ混合トリオを結成しての一戦となった。開始早々に勢いをみせたのはティーンズ。タッグ王者2人を狙っての連係、合体技で揺さぶりを掛けていく。しかし、このティーンズの勢いを断ったのが妹加。ティーンズの扇固めをダブルのサイドバスターで返したり、軽量のティーンズを豪快なボディスラムで叩き付けたりとパワーを爆発させる。ここで雪妃が入り、妹加との前哨戦へ。先手を取ったのは雪妃。妹加にサッカーキックを連発する。しかし妹加は蹴りに来る雪妃を首投げで倒すと背中へのラリアット連打で反撃。さらにつくしといぶきがこの2人ならではのエルボー合戦を展開し会場を大いに沸かせると藤本がいぶき、すずを蹴散らす攻撃を仕掛けるが、ティーンズも合体技で反撃に出る互角の攻防を展開していく。最後は2度目の顔合わせとなった雪妃と妹加の一騎打ちへ。雪妃をベアハッグに取った妹加がスイングして叩き落とすと腰に膝を立てての絞め上げからアルゼンチンバックブリーカーを狙う。これをこらえた雪妃がブレーンバスターで反撃。エルボー合戦からの蹴りのコンビネーションで勝負に出るが、耐え抜いた妹加がアルゼンチンバックブリーカーで絞め上げる。ここでドロップキッカーズが串刺し弾丸ドロップキックで妹加をアシスト。コーナー2段目からのセントーンを決めた妹加だが、トップからのセントーンをかわされる。今度はティーンズが雪妃をアシスト。息を吹き返した雪妃は妹加を雪の結晶で叩きつける。そしてタイガードライバーの体勢へ。勝負あったかと思われたが、これをこらえた妹加はロープに飛んでのラリアット、延髄ラリアット、さらにラリアット2連発を放つと再び雪妃をアルゼンチンバックブリーカーで持ち上げるとマイカバスターの要領で雪妃をスイングすると首をロックする手を離しグリップを換えると、そのまま前方に雪妃を叩き落とすアルゼンチンスイングバスターを豪快に決め、一気にカウント3を奪取。決戦を10日後に控え、王者からのフォール勝ちをモノにした。

〈試合後のリング上〉
妹加「チャンピオンの雪妃真矢に勝ったぞーっ!ユキさん、6人タッグマッチですけど、自分が直接、ユキさんからスリー獲りました。わかってますよね?年末、スリーを獲るのは自分です。あとちょっとしか時間ないですけど、ベルト磨いて待っておいてください。」
雪妃、無表情でベルトを手で磨くそぶり。
すず「勝ったぞー!勝った!ドロップキッカーズに勝ちましたーっ!だから大みそか、大丈夫。絶対にティーンズがベルトを巻きます。それだけが言いたかった!頑張るぞ!オーッ!」
つくし「もうねえ、バカすぎて話になんないわあ。こんな人たちにベルトは巻かせません。アイスリボンの未来が心配になります。なので、必ずこのベルトは〈試合後も自分たちが〉巻きたいと思うので、後楽園、ぜひ見に来てください。」
藤本「よくもまあ、つくしがそんなことを言えるようになったわねえ!ベルトと共に人は成長していくんですね。つくしがそういう言葉を言えただけで、私は今日満足です。お客さんのマインドコントロールやめてね。私たちが今日勝ちました。そして後楽園も勝ちます。以上。」
いぶき「自分たちは今日、勝ったんだ!お客さんもみんな勝ったって思っているぞーっ!お客さん、ドロップキッカーズに騙されるなーっ!ティーンズをなめてもらったら困るぞ!」

【エンディング】
沙弥「藤本さん、すいません。他団体選手にベルトを流出してしまいました。」
ベルトを腰に巻いた多恵が歩み出て勝利をアピール。
藤本「おぉ!私、多恵ちゃんは嬉しいわ。おめでとう!」
藤本と多恵が抱き合う。
沙弥「私は12月31日で引退します。その引退試合、ベルトを巻いて入場したかったけど、残念ながら、その夢は本間多恵に打ち砕かれてしまいましたーっ!」
場内ブーイング。
多恵「獲ったどーっ!」
場内拍手。
沙弥「今日は米山さんと本間多恵選手と試合ができて楽しかったし、本間さんがそのベルトをより輝かせてくれると思うし、アイスリボンに素敵な刺激が入るんじゃないかなって思います。すぐにアイスリボンの選手がそれを獲り返しにいくと思うので覚悟しとけよ!」
多恵「いつでも来いやーっ!」
沙弥「だそうです。それでは今日は私が締めて良いですか?では皆さん、円陣になりましょう。プロレスでハッピー!アイスリボーン!」

〈試合後のドロップキッカーズ&妹加〉
妹加「これはすごい自信につながりました。直接は勝ってなかったので、自分が勝ったことが後楽園ホールにつなげられたと思います。あとは年末に勝つだけです。(最後の技は)タッグベルトを防衛したときに1回だけ出した技です。あれを出したら絶対勝てる。(大みそかも)追い込んで追い込んで、最後はあれで決めます。」
藤本「最後、私たちが勝ったのに向こうが勝ったかのような発言をされ、お客さんも…握手周りのときに“つっか、今日負けたけど頑張ったよ”って言われて、マインドコントロールですよ。そういう空気を作るのは誰に似たか(藤本さんでは…)わからないですけど、さすがだなと。試合をしていて、成功も失敗も恐れずにやる姿っていうのが私にはなかった。出来ること、100%のものをやってる。だけど、挑戦者は出せるかわかんないけどやってみようが、勢いっていうものなのかなって試合の中で発見しました。あれが失敗も成功も、どっちも背負える強さっていうのでしょうかね。新人のときに使っていた技を、この防衛戦ではやりたいなって思ってます。」
つくし「もうパッパラパーすぎて(ティーンズの)頭が。大丈夫ですかね?自分もあんな感じでしたか?」
藤本「あれ以上でした。」
つくし「あっ…(苦笑)。でもあんな人たちに未来を任せるのはムダな時間になってしまうと思うので、アイスリボンのために自分はベルトを守りたいなと思います。なんか今日はつっかさんと真逆で、SKIPのときのほうが勢いがあったんじゃないかなって思いますね。何も感じられなかった。ユキさんに圧されて、あの2人はまったく印象がなかったですね。」

〈試合後の雪妃〉
「直接取られましたね。この前、(自分がSKIP大会で)直接取ったので、これはイケるヤツだな思っちゃったんですけど、食らったことのない技をもらいました。アルゼンチンバスターかと思いきや…。最後の妹加のラッシュが私の経験していない感じでした。けっこうなものをもらったので、ちょっとこれは対策しないといけないですね。でもケツに火がつきました。絶対防衛する。直接負けたことが腹立つので、絶対に防衛します!なんかスゲー腹立ったので、全部ちょうだいした上で勝ちます。もっと来いやと。次はもらわない。ちきしょう!妹加、強かったもんな、そういえばって。毎回、思っている気がします、妹加、強かったなって。(最後の技を)果たして今日出したのが正解かどうかはわかりませんよ。ベルトは絶対に防衛する!」

〈試合後のティーンズ〉
――前哨戦を落とした形ですが。
すず「落としました?勝ちましたよ。」
いぶき「勝ちました。」
すず&いぶき「勝ってます!」
すず「今日、試合して自信が山盛り。元気もモリモリ。ティーンズっていいですね。若い若い力ですよ。」
いぶき「勢いも完全に近づいてきているし、勢いと若さと、連係はこれからやっていけば100%に近づくと思うんですけど。全部を100%にしてホールにつなげていきたいと思います。」
すず「秘策を練りましょう。限界はないので。ティーンズに限界はないので。」 いぶき「無限大!」
すず「どこまででも行きますよ!」
いぶき「自分たちの勢いは止まってないと思うので。」
すず「びっくりしますよ、後楽園ホール。今、そうやって(王者チームが)余裕ぶっこいてますけど、絶対にびっくりしますからね。びびると思います。余裕ぶっこいとけって思います。」

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