【WWE】中邑真輔、AJスタイルズへ捧ぐ惜別マッチ! 21分超の激闘の末、スタイルズクラッシュに散るも勝敗を超えたリスペクトがリング上を支配

世界最大のプロレス団体WWEは24日(日本時間25日)、カナダ・モントリオールにて「サタデーナイツ・メインイベント」を開催した。

この日のハイライトは、年内での引退を表明しているAJスタイルズと、その長年のライバルである中邑真輔によるシングルマッチであった。

2016年のWWEでの再会以降も数々の名場面を生み出し、新日本プロレス時代を含めれば10年以上にわたり世界のプロレスシーンを牽引してきた両雄。

2020年5月以来、約5年8カ月ぶりとなる一騎打ちは、AJが勝利を収める形で幕を閉じた。

この試合は、前日のスマックダウンにおける中邑の呼びかけにより急遽決定したものであった。

来たる「ロイヤルランブル」で現王者グンターとの過酷な戦いに挑むAJに対し、中邑は「グンターと対戦する前に、お前が今も〝フェノメナール〟な存在であることを証明してみろ」と要求。

AJがこれを受諾し、引退ロードにおける重要なマイルストーンとして、この日の対戦が実現した。

中邑は、AJとの抗争時代を象徴する赤いレザーコスチュームで登場。試合は序盤から互いの歴史とプライドが交錯する展開となった。

中邑の「カモーン!」の挑発、AJの華麗なドロップキック、そして中邑のスライディングジャーマンと、両者の持ち味が存分に発揮される。

中盤以降は、AJによる徹底した左膝攻めが中邑を苦しめた。

ドラゴンスクリュー、カーフクラッシャーと畳みかけられる中、中邑は腕十字での切り返しや、AJのフェノメナール・フォアアームをキャッチしてのランドスライドなど、驚異的な対応力で応戦。

AJが掟破りのキンシャサを見せれば、中邑も意地の打撃戦で譲らず、会場は「これぞ名勝負!」のチャントに包まれた。

しかし、最後はダメージの蓄積した左膝が勝敗を分けた。中邑が乾坤一擲のキンシャサを放つも、AJにかわされコーナーへ自爆。

この隙を見逃さなかったAJは、トップロープを使った攻撃からフェノメナール・フォアアームを叩き込み、必殺のスタイルズクラッシュで3カウントを奪取した。

試合後、中邑はAJとグータッチを交わし抱擁、勝敗を超えたリスペクトがリング上を支配していた。

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