【新日本】高橋ヒロムが石森太二の惜別メッセージに「次がこの新日本プロレスのとりあえず最後の試合になるんだね」 試合はロビー・エックスがジェイを撃破も試合後はUNITED EMPIREが暴挙

新日本プロレスは2月8日、大阪・大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)にて『Road to THE NEW BEGINNING』第8戦を開催した。

セミファイナルでは、2.11大阪決戦を控えるUnbound Co.とUNITED EMPIREが激突。

2月11日をもって退団する高橋ヒロムにとっては、第1試合にも登場し、この日はダブルヘッダーとなった。

試合はヒロム&石森太二&ドリラ・モロニー&ロビー・エックスの4人が、ジェイコブ・オースティン・ヤング&ゼイン・ジェイ&グレート-O-カーン&HENARE組を迎え8人タッグで対戦。

UNITED EMPIREが奇襲を仕掛け、場外乱闘で幕を開けた。

序盤は石森が孤立し、ジェイの踏みつけやオーカーンのドミネーションクロー、HENAREのボディブローに苦しめられる展開となる。

しかし、石森はハンドスプリングオーバーヘッドキックでHENAREに一矢報い、ヒロムへと繋いだ。

ヒロムはHENARE、ジェイ、ヤングを次々とフライングボディアタックでなぎ倒すなど、退団を控えているとは思えぬ躍動ぶりを見せる。

さらにオーカーンをスライディングキックで排除し、HENAREに変型ドラゴンスクリューを見舞うなど、千両役者の働きで会場を沸かせた。

終盤はモロニーとエックスが畳みかける。

モロニーがジェイに串刺しゴアを見舞えば、エックスはトップロープからのトルニージョを敢行。

最後は両軍入り乱れる混戦の中、エックスがジェイをハンドスプリングダイヤモンドカッターからのX EXPRESSで沈め、3カウントを奪取した。

しかし、試合終了のゴングが鳴ってもUEの悪意は止まらなかった。

勝ち名乗りを受けるUnbound Co.を背後から急襲。

オーカーンがエックスを、HENAREがモロニーを、ヤングがヒロムをそれぞれ締め上げ、大ブーイングの中で堂々と退場していった。

 

石森「次はいよいよ2月11日、ヒロムの新日本最後の試合だな。まぁ、ヒロムとのタッグを最大限に楽しませてもらおうかな。 まぁ、試合が終わるまで、俺から何かを語ることはねぇけど、高橋ヒロムと石森太二のラストタッグ、楽しみにしといてくれ。ということで、これはまさしく神の恵み。そう、グレイスだ!」

エックス「アァ……、またUNITED EMPIREかよ。アイツら最近、どうも精彩を欠いてるようだな。だが、わかるか?グレート-O-カーンは、あのチビ野郎共を抑えつけてなきゃならなかったんだよ。チビ野郎め。 まあいい。一つ言わせてもらうぞ。オイ、ジュニアども。俺はずる賢くて手強いぞ。ちゃんと見とけよ。今までのロビー・エックスは終わりだ。ジュニアはじきに俺のものになる。まあ見てな」

ヒロム「ウズウズしちゃう。ウズウズしちゃうわ。EMPIREがあんな思いっきり来てくれるから、ウズウズしちゃう。石森さんのさ、東スポのコメント読みましたよ。あんなふうに思っててくれたとは泣いちゃうよねって。ね!泣かせに来てますよ、あの記事は。石森さんはあんなふうに俺のことを思っててくれたんだって、なんかもっと早く知りたかったなって、ちょっと思っちゃいました、はい。 なんかあります、聞きたいこと?俺、正直、まだ全然、なんか最後とかっていう、そういうアレないっすよ。なんか全然、なんか全然って感じです、思ったよりかは。ただ、次がこの新日本プロレスのとりあえず最後の試合になるんだね。どうなるんだろうって気もしちゃうけど。 でも、やっぱり勝って終わりたいんでね。EMPIREにはあれだけやられてて、ジャケットもない状態なんで取り返したいですね、はい。何かあります?なんでもいいですよ。(※東スポの岡本記者に向かって)岡本さん、なんかあります?いい、そんな泣かないで、もう。も~う!泣くともらい泣きしちゃうから」

岡本「すいません」

ヒロム「泣かないで、本当に」

岡本「すいません」

ヒロム「涙が凄い見えてるから、岡本さんの」

岡本「あっ、そうですか(笑)」

ヒロム「いいですよ、そういうの。大丈夫です。泣かないでください」

岡本「あっ、はい、はい」

ヒロム「泣かないでください」 岡本「わかりました」

ヒロム「泣かない感じで質問ください」

岡本「実感ないと言いましたけど、最後の試合、その石森選手はヒロム選手が全てを出し切れるような試合をっていうことを言っていましたけど、ヒロム選手は最後の試合でファンにどういう姿を見せたいというのはありますか?」

ヒロム「えぇ!?そんなこと聞かれても。もうそんなこと聞かれても、ちょっとそんな気の利いたこと言えないです。用意してないですもん。そういうコメントに俺、対応力ないですよ。そんなも~う!泣いてるから!岡本さん!」

岡本「すいません(笑)」

ヒロム「涙ってうつるんですって」

岡本「アァ、すいません、ちょっと」

ヒロム「そんな苦しんで涙してまで質問する必要はない」

岡本「すいません(苦笑)」

ヒロム「はい、そう思っちゃいます。だからもう涙を拭いてから、もう一回質問してください。ありがとうございます」

──ヒロム選手、考えてみればTIME BOMBとして最初に姿を見せたのが大阪府立でしたよね。

ヒロム「アァ、それ言っちゃいます?そうなんですよ。これなんの運命なんですかね。大阪で始まり大阪で終わるという。美しい。“TICKING TIME BOMB”で帰ってきて、いつの日だったかな?あのう多分、去年だと思うんですよ。内藤さんとのシングルマッチが終わった後に、実は“TICKING”が取れたの知ってます?“TIME BOMB”なんですよ、今。 またチクタク鳴り始めるかもしれないですもんね。また新しいストーリーが生まれ始めるんですよ。それがまたこの大阪っていうのがね、美しいなと思いますよ。そういう感じですかね、今は。岡本さん!なんで泣いてるの!」

岡本「すいません」

ヒロム「いい。本当泣かないでください、本当に」

岡本「はい」

ヒロム「も~う、泣いてる。嫌だ、泣いてる岡本さんが。らしくない」

※モロニーはノーコメント

 

HENARE「なんで変わっちまったんだ?新日本プロレスのファンよ。なぜ俺に対して態度を変える?前回大阪に来た時には、お前たちは俺のことを賛美していたじゃないか?俺の“マナ”を感じていたじゃないか!なのになぜ、急に変わってしまったんだ? 俺が前にここに来た時には、ゲドーこそがズルをするヤツだった。“ダン・モロニー”もズルをするヤツだった。WAR DOGS、無所属だろうと何だろうと、ヤツらには“マナ”がない!もしかすると、もしかすると、本当にもしかするとだが、お前たちが俺にブーイングするのは、お前たちレスリングファンにも“マナ”がないからかもな」

ジェイコブ「ヒロム!……2月11日、ヒロムの特別な“見送り”の日だって?いや、違うな。ヒロムの新日本での“葬式”だ!俺とアキラで、お前を埋葬してやる!言ったはずだ。俺はお前の命もレガシーも奪うってな!俺にはそれを手にする資格がある。何年も何年も積み重ねてきたんだ! このヒロムのジャケットだって、何でもないみたいに奪ってやった。お前のレガシーも、お前の命も同じように、何でもないように奪ってやる。なぜなら俺は“DANGEROUS J-A-Y”だからだ!」

オーカーン「プロレスラーもファンもいくら努力しようが、好きだろうが、憧れようが、応援しようが……所詮、気持ちの悪いプロレスオタクだということを肝に銘じておけ。いくら丈夫でタフな鷹木の肋骨も、モロニーの腕も、粉砕骨折させて、希望や夢と共に握り潰してやる!(※不気味な笑みを浮かべながら)プロレスオタクどもの悔しがる顔が何よりも愉悦だからだ」

※ゼインはノーコメント

2.11大阪、ヒロムの壮行試合と各前哨戦の決着。それぞれの運命が交錯するラストマッチへ、待ったなしの状況だ。

<写真提供:新日本プロレス>

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