【DDT】「DGC」Bブロックは正田壮史が高鹿佑也、瑠希也との壮絶な巴戦を制して逆転で決勝進出!2・22後楽園での優勝決定戦は須見和馬と同期生対決へ
DDTプロレスが2月8日、愛知・今池ガスホール(名古屋市)で「イマイケファイト・フィーバー 2026」を開催した。新世代によるシングル・ナンバー1決定リーグ戦「D GENERATIONS CUP 2026」Bブロックは正田壮史が高鹿佑也、瑠希也との巴戦を制し、逆転で決勝進出を決めた。正田はAブロック1位の“同期生”須見和馬と2月22日の後楽園ホールで優勝決定戦に臨む。勝者にはDDT UNIVERSAL王座(現王者は佐々木大輔)への挑戦権が与えられる。
今大会を迎えた時点でBブロックは、高鹿が全勝の勝ち点6で単独トップ。これを正田と瑠希也が勝ち点4で追う形となり、この3選手がブロック1位の可能性を残していた。

まずは第1試合で瑠希也と新人の葛西陽向が対戦。何としてでも1勝を挙げたい葛西はエルボーなどで積極的に攻め込んでいくが、耐えた瑠希也はプロトボム2連発で勝利。瑠希也は最終公式戦の結果次第では、Bブロック代表になる可能性を残した。

メインイベント(第6試合)では、昨年の優勝決定戦と同一カードとなる正田と高鹿が激突。高鹿は引き分け以上で決勝進出となるが、正田は“勝利”が生き残る絶対条件となった。高鹿は徹底した腕攻撃で正田を追い込む。前日に決勝進出を決めたAブロック代表の須見が見つめる目の前で、正田は場外のイスに高鹿を座らせてミドルキックを連打。リングに戻ると、正田は高鹿の顔面を挑発するように蹴っていくが、高鹿はそれでも腕への集中攻撃を続ける。かなり厳しい戦いとなったが、最後は正田がマンブリを2連発で叩き込んで辛くも勝利。

この結果、高鹿、正田、瑠希也の3選手が勝ち点6点で並び、かつ直接対決の戦績は3人とも1勝1敗であるため優劣がつけられず。ここで彰人GM代行がリングに上がり、Bブロック代表者決定戦はじゃんけんでも3WAYマッチでもなく、シングルのリーグ戦であるためシングルで決着をつけると判断。三者による巴戦を行い、一番早く2連勝した選手が代表となることを決めた。グーパーで組み合わせを決めた結果、まずは高鹿vs瑠希也で巴戦が開戦。
インターバルなしでの戦いで、正田戦のダメージがほとんど回復していない高鹿にとっては厳しい状況。かたや瑠希也は第1試合での出場であったため、休養を十分に取っての戦いとなった。瑠希也はここぞとばかりにエルボーを連打。何度もフラフラの高鹿をなぎ倒した上で、渾身のランニング・エルボーを叩き込んで瑠希也がまずは勝利。
そのまま瑠希也は正田と対戦。わずかながら休憩できた正田は蹴りの連打。瑠希也は高鹿から勝利した勢いそのままにエルボーを連打。さらにランニング・エルボー、そして必殺のプロトボムで叩きつけた。だが、その直後、正田が首固めで丸め込んで3カウントを奪取。

続いて、正田は再び高鹿と対戦。高鹿は先手必勝とばかりに、正田をランニング・エルボーで場外に落とし、腕を集中攻撃。両者ともに、この日3試合目で体力も相当消耗しているなか、正田はどうにか蹴りで対抗。ならばと高鹿はインターセプトを狙うが、振り落とした正田はマンブリを叩き込む。KO寸前の高鹿を引き起こし、正田はハイキックを叩き込む。高鹿はインターセプトを決めると、アームロックで絞め上げた。どうにかロープに逃れた正田が三角蹴りを狙ったが、空中でキャッチした高鹿は飛び付き腕十字。正田はそのまま高鹿を持ち上げて叩きつけて脱出すると、渾身のPKからのマンブリを叩き込んで勝利をもぎ取った。2連勝したことで、正田が過酷な巴戦を制した。

正田に連敗して、2連覇が露と消えた高鹿は「めちゃくちゃ悔しい! 正田、めちゃくちゃ強いな。負けて悔しいんだけど、DGS(D GENERATIONS)すごく盛り上がってきたと思うんですけど、皆さんどうですか? 俺たちが熱い戦いして…あまり言いたくなかったけど、おまえめちゃ強いな! すげぇな! Bブロックみんなの思いを背負って絶対優勝してこいよ。俺は本気で応援しているよ。22日、おまえのセコンドにつくよ。優勝したらまたやろう! リベンジだ! ありがとう」と正田にエールを送った。
高鹿がリングを降りると、巴戦もリングサイドから見守っていた須見が入り「やっと正田さんとシングルマッチができる日が来ましたね。俺と正田さんと瑠希也は同期で、一番先頭走っていたのが正田壮史だった。その背中を見て、俺は必ず追いつこうと思っていた。その日は2月22日。今俺は最高に乗ってて、最高に面白いレスラーだからな。正田を超える、そして俺が優勝して、DDTのテッペン獲る! 後楽園で会おう」と宣戦布告。

対する正田は背中を見せながら「どうや、須見和馬! 同期の背中は大きいやろ。俺は同期…そんな次元じゃないぞ。俺はもうDDTのなかで戦ってんねん! その格の違い、見せたるわ。楽しみにしてろよ!」と言い返した。須見と握手を交わした後、一人リングに残った正田は「Bブロック代表です。いつもの僕の計算だと、全勝で難なく代表だったんですけど、ちょっと計算が間違えたようで。文系なんで。でも今Bブロック代表に選ばれて、答えは合っているんで、このままDGC優勝するのは、この俺です! 俺に任せてくださ~い!」と叫んで、激闘続きの名古屋2連戦を締めくくった。
1日3試合を勝ち抜いて、Bブロックを通過した正田は「計算外でした。ここまで壮絶になるとは…。今年は全勝して、決勝も余裕で勝って、UNIVERSALのベルトに挑戦する予定やったんですけど。何で計算間違えたか、D GENERATIONSが強くなり過ぎた。俺の目標はD GENERATIONS全体を盛り上げるということで、大会もしてるし。その大会も盛り上がってると思うけど、あの強さは計算外だった。でも、計算式がグチャグチャでも答えは一緒なんですよ。絶対優勝するんで俺に任せてください」と3年ぶりの優勝を誓った。
惜しくも決勝進出を逃した高鹿は「全力出し切ったけど、勝てなかった。悔しいっすね。悔しいけど、ずっと正田と戦ってきて。今日もそうだし、KING OF DDTでもそうだし、去年の決勝もそうだし。全力で戦ってきたからこそ、アイツの強さを一番感じてる気がするし、あいつが強いという事実は変わらないし。俺は自分に勝った正田をしっかり最後まで応援する義務があると思ってるから。2月22日、正田のセコンドについて、大会全体、試合を盛り上げて。正田、絶対優勝しろよ!」と優勝決定戦ではライバルの応援に回ることを約束。
正田と優勝を争うことが決まった須見は「昨日言った通り、誰が上がって来ても勝つという気持ちはずっともってます。必ず俺が優勝するって思ってます。正田さんとは同期で色々あって、背中を見ていたけど、次は俺が追い越して。DDTのテッペン、獲れるように頑張ります」と改めて優勝を期した。
2022年5月、正田、須見、瑠希也の3人はDDTに入門。類まれなプロレスセンスを買われた正田は団体史上最速の入門3ヵ月で破格のデビューを果たした。2023年2月にはデビューから、わずか半年で「DGC」を制覇。2024年8月にはKO-Dタッグ王座を戴冠(パートナーはクリス・ブルックス)するなるなど、猛烈なスピードで結果を残してきた。一方の須見は正田から2ヵ月遅れでデビューし、前座から地道にコツコツと力を付けてきた。入門から4年弱の月日を経て、2人の同期生が栄冠を争う。
【大会名】イマイケファイト・フィーバー 2026
【日時】2026年2月8日(日)
【会場】愛知・今池ガスホール
▼オープニングマッチ 「D GENERATIONS CUP 2026」Bブロック公式リーグ戦 15分一本勝負
○瑠希也<3勝1敗6点> vs 葛西陽向●<4敗0点>
7分38秒 体固め
※プロトボム
▼第二試合 30分一本勝負
HARASHIMA&●夢虹 vs 岡谷英樹&イルシオン○
8分20秒 片エビ固め
※スワントーンボム
▼第三試合 30分一本勝負
男色ディーノ&○須見和馬 vs 彰人&平田一喜●
9分21秒 スク~ルボ~イ
▼第四試合 30分一本勝負
秋山準&吉村直巳&○石田有輝 vs 納谷幸男&松永智充&佐藤大地●
10分26秒 片エビ固め
※ぶちかまし
▼セミファイナル スペシャル4WAYタッグマッチ 30分一本勝負
○上野勇希&To-y vs MAO&KANON with KIMIHIRO vs 佐々木大輔&MJポー vs クリス・ブルックス&アントーニオ本多●
13分29秒 体固め
※WR
▼メインイベント 「D GENERATIONS CUP 2026」Bブロック公式リーグ戦 15分一本勝負
○正田壮史<3勝1敗6点> vs 高鹿佑也●<3勝1敗6点>
12分23秒 エビ固め
※マンブリ
▼緊急決定試合 「D GENERATIONS CUP 2026」Bブロック代表決定巴戦
①時間無制限一本勝負
●高鹿佑也 vs 瑠希也○
4分7秒 片エビ固め
※ランニング・エルボーバット
②時間無制限一本勝負
●瑠希也 vs 正田壮史○
3分12秒 首固め
③時間無制限一本勝負
○正田壮史 vs 高鹿佑也●
9分46秒 片エビ固め
※マンブリ。正田がBブロック1位通過。
〈写真提供:DDTプロレス〉
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