【新日本】ボルチン・オレッグが初のメインでHENAREとの激闘制す!「NJC優勝してIWGP狙います」とカザフの怪物が大咆哮

新日本プロレスの春の最強戦士決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2026』第5戦が3月12日、香川・高松市総合体育館・第1競技場にて行われた。

メインイベント(第8試合)として行われたトーナメント2回戦では、STRONG無差別級およびNEVER無差別級6人タッグの2冠を保持するボルチン・オレッグと、シード枠から登場したHENAREが激突。

カザフスタンとマオリ、それぞれのルーツと誇りを懸けた凄まじい肉弾戦は、ボルチン・オレッグが激闘を制し、準々決勝への切符を掴み取った。

互いの肉体がぶつかり合う鈍い音が館内に響き渡る、真っ向勝負の死闘であった。

序盤から強烈なショルダータックルやチョップの応酬が展開され、戦場は場外へと拡大。

イスや鉄柵を用いた荒々しい攻防を挟みながらも、両者は決して引くことなく正面から意地をぶつけ合った。

HENAREのアルティマやネイティヴ・ニーといった猛攻を驚異的なタフネスで凌いだボルチン・オレッグは、終盤に驚異の粘りを見せる。

最後は雪崩式攻撃の反撃から一気に主導権を握り、正調のカミカゼを完璧な形で炸裂させ、熱戦に終止符を打った。

大歓声に包まれたリング上、激闘のダメージで座り込んだままマイクを握った勝者は、辿々しくも真っ直ぐな言葉で、対戦相手への敬意とプロレスという競技への深い愛情を語り始めた。

■ボルチン「お疲れさまです!HENARE!ありがとう!またやろうぜ!みなさん、正直今日は、オレのメインイベントで初シングルだったですね!本当に新日本のリングで、『NEW JAPAN CUP』、シングルで、今日は試合して、オレの心の中で、メチャクチャうれしいです!とくに今日は、オレの中で、ああいうことは新日本のリングしかないから。あのマオリ選手、初のマオリの選手、HENARE。で、自分も初カザフスタンのプロレス選手。この新日本のリングで戦って、メインイベントで戦って、今日勝ててすごくうれしいから。いやホントに、自分はプロレスは3年、3年しかやってないけど、日本語どうやって伝えたらいいか、難しいけど、だからその、プロレスの、プロレスの戦い、プロレスの仕事、その3年間が、メチャクチャ大事にしてる。その戦ってるリングが、本物の戦いで、リスクのデカいスポーツの競技で、みんなで戦ってがんばってる。オレもそのリングにいるから、本当にありがとうございます!最後の締めはカザフスタンの言葉なんですけど……、アウガ!ニュージャパンプロレス!ありがとうございます!アウガ!アウガ!アウガー!!(※『アウガ』は『がんばれ』や『盛り上がっていこう』の意味)」

バックステージに戻った敗者のHENAREは、勝者の規格外の成長を素直に認めつつ、自身の内に眠っていた闘争本能が再び火を吹いたことを告白した。

HENARE「マイティ、マイティ、マイティ・オレッグ……まさに“怪物”。HENAREは一才言い訳をしない。ほぼ2年だ。シングル戦は一度もやってない。そしてオレッグは、レベルアップ、レベルアップ、レベルアップ。自分でも何が起きてるのか分からない。昔の俺なら、チャンスを逃さずにあいつを叩き潰していたはずだ。『NEW JAPAN CUP』からは敗退したが、お前は思い出させてくれた。このプロレスという世界の闘いの味を。そして約束する。次にやる時、試合後に頭を抱えるのはお前だ。トーナメントから叩き出されるのも、お前だ。そして手にあるベルトを失うのも、お前だ。(※日本語で)デモ、ナイスファイト、カザフノセンシ」

一方、初のメインイベント大役を果たしたボルチン・オレッグは、さらなる高みを見据え、最高峰の王座奪取という壮大な野望を力強く口にした。

ボルチン「(※コメントスペースに来ると座り込んで)今日は本当にありがとうございました。いや、みんなのおかげで、いや本当にこの『NEW JAPAN CUP』で凄く成長を感じてる。今日はHENAREに勝ってめちゃくちゃ嬉しい。いやぁ、当たり前。『NEW JAPAN CUP』出るなら、その大会に出るなら、みんなもちろん最強を目指してる。俺もその『NEW JAPAN CUP』で優勝めちゃくちゃ目指してる。その『NEW JAPAN CUP』で優勝して、まぁどんな熱い闘いでも、どんなキツくても最後まで頑張って、最後まで頑張って、『NEW JAPAN CUP』優勝して、IWGP狙います。本当に簡単なことじゃないけど、そのキツい中でキツいことの中で勝っていけば美味しいじゃないですか。頑張ります。(※立ち上がりながら)アウガ・ニュージャパンプロレス!(※『アウガ』はカザフ語で『頑張れ』や『盛り上がっていこう』といった意味)」

カザフスタンの英雄として、そして新日本プロレスの誇り高き戦士として。

キャリアわずか3年にして驚異的な進化を遂げる怪物は、3月15日に行われる甲府大会の準々決勝で、悪逆非道な手段で勝ち上がってきた成田蓮と対峙する。

「アウガ」の精神を胸に、ボルチン・オレッグの春の進撃はまだまだ終わらない。

<写真提供:新日本プロレス>

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