【新日本】“春男”後藤洋央紀がジェイク・リーを撃破し盟友の仇討ち! 新世代の防波堤として立ちはだかる「世代交代、まだ終わってると思うなよ」
新日本プロレスの春の最強戦士決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2026』第6戦が3月13日(金)、大阪・金岡公園体育館にて行われた。
メインイベントで組まれたトーナメント2回戦では、後藤洋央紀がジェイク・リーと激突。初の一騎打ちは、後藤洋央紀が必殺のGTRで勝利をもぎ取り、準々決勝進出を果たした。
シード枠で今大会初戦を迎えた後藤洋央紀にとって、この一戦は決して負けられない理由があった。
対戦相手のジェイク・リーは、1回戦(3月6日大田区大会)でタッグチーム・毘沙門の盟友であるYOSHI-HASHIを撃破しており、その敵討ちという重要なテーマが課せられていたからである。
また、過去にトーナメント最多優勝3回、最多決勝進出7回という輝かしい実績を誇るベテランとして、通算4度目の頂点へ向けた大切な第一歩でもあった。

試合は開始直後から、ジェイク・リーによる巧妙な心理戦が展開された。

入場時に本部席に座って対戦相手を待ち受け、リング上では毘沙門の代名詞である「ざんまい」のポーズを披露して露骨に挑発する。

激しい打撃戦や大技の攻防が繰り広げられたが、後藤洋央紀は決して冷静さを失わず、最後は渾身のGTRで難敵を沈め、盟友の無念を見事に晴らしてみせた。
激闘を制し、NEVER6人タッグ王座のベルトを肩にかけた勝者は、熱狂する大阪のファンへ向けて力強いマイクアピールを行った。

■後藤「本日はご来場ありがとうございました!『NEW JAPAN CUP』、必ずこの俺が優勝して、巻いたことのないIWGPヘビー級のベルトを、必ず巻いてここに帰ってきます。いいか!この大阪から始まる“後藤革命第二章”についてこーい!」

バックステージに戻った後藤洋央紀は、次戦(3月17日郡山大会)で顔を合わせる新鋭カラム・ニューマンへの迎撃態勢を示すとともに、リング上でジェイク・リーが見せた不可解な挑発行動について、ベテランらしい余裕のある独自の解釈を語った。

後藤「まあ、簡単にいかないことはわかってるよ。だがな、2回戦、俺にとっては初戦突破。次はカラム・ニューマンか。OK、いいだろう。このベテランが、もう一度胸を貸してやるぜ。ジェイク・リー、お前の“ざんまい”の意味、ちょっとわかった気がするよ。お前、あれは俺へのリスペクトじゃねえか?何だったら、後藤革命軍に来てもいいんだぜ。俺はそう受け取ってるよ。リングでも言った通り、『NEW JAPAN CUP』、そしてその先、後藤革命はまだまだ続く」
今大会は、成田蓮、海野翔太、大岩陵平、上村優也といった新世代の台頭が著しい。その事実を報道陣から問われた歴戦の猛者は、あえて自らを高い壁として設定し、世代交代の荒波を真っ向から受け止める覚悟を口にした。
──ここまで新世代、辻選手は出てませんが、成田選手、海野選手、大岩選手、上村選手、今回のカラムを入れても、みんな残ってるんです。
後藤「望むところだよ。ただ一つ言えること。俺は2年前の『NEW JAPAN CUP』で辻に負けて、アイツを調子に乗らせてしまった。その責任が俺にはあると思ってるんで。世代交代、まだ終わってると思うなよ。この俺が残ってる限りだ」
──1人で受け止めなければいけませんが。
後藤「望むところよ。俺1人で十分だぜ」
盟友の仇を討ち、謎めいた侵略者のメッセージを懐の深さで受け流した後藤洋央紀。
押し寄せる若き波をたった1人でせき止めるべく、“春男”の誇りを懸けた過酷な戦いはさらに激しさを増していく。
<写真提供:新日本プロレス>















