【新日本】第2の故郷・山梨でH.o.Tの罠を粉砕! ボルチン・オレッグが成田蓮を下し『NJC』4強「一斉にみんなにリベンジ目指していきます!」

新日本プロレスの春の最強戦士決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2026』第8戦が、3月15日に山梨・アイメッセ山梨で開催された。

セミファイナル(第6試合)の準々決勝では、STRONG無差別級とNEVER無差別級6人タッグの二冠を保持するボルチン・オレッグが、NEVER無差別級王者である成田蓮と激突。

極悪軍団HOUSE OF TORTURE(H.O.T)が仕掛けた周到な膝破壊工作と乱入劇を力でねじ伏せ、見事にベスト4への切符を掴み取った。

ボルチン・オレッグにとって、山梨県は山梨学院大学時代を過ごした「第2の故郷」と呼べる特別な場所である。

しかし、対角線に立つ成田蓮にとって、相手の凱旋ムードなど嘲笑の的でしかなかった。

試合開始のゴングが鳴る前、花道を進むボルチン・オレッグを背後から強襲し、容赦なくイスを左膝へ振り下ろす。

その後も断崖式ニークラッシャーや鉄柱攻撃など、徹底した左足への一点集中攻撃を敢行し、機動力と踏み込みのパワーを奪いにかかった。

さらに終盤、レフェリーを意図的に排除すると、金丸義信、ファレがリングへなだれ込み、テーブルを持ち出しての無法地帯を作り上げる。

しかし、ここで本隊の矢野通とウルフアロンが救出に駆けつけ、極悪軍団の目論見を粉砕。

1対1の状況を取り戻した怪物は、成田蓮の必殺技である地獄の断頭台を空中で肩にキャッチするという規格外のパワーを見せつける。

そのままバーディクトへと繋ぎ、最後は渾身のカミカゼで悪の王者をマットに沈めたのである。

凄惨な膝攻めによるダメージは深く、バックステージには足を引きずりながら姿を見せた。

しかし、勝者の口から出たのは怒りの言葉ではなく、無法ファイトの裏にある対戦相手の確かな技術への素直な称賛と、地元ファンの後押しに対する深い感謝であった。

ボルチン「(※脚を引きずりながら引き揚げてきて)ああ……いや……悪い言葉言いたいけど、いやあ成田、ホントに強いね。やっぱり、いろいろなところから……まあ反則するのは、それはしょうがないけど、そのかわりに関節(技)が重すぎたよ。ああ、俺もサブミッション知ってるけど、やっぱり、ホントにすごい。今日は地元で、大学(山梨学院大学に留学していた)の地元で勝てて、すごくうれしい。これホント、皆さんのパワー、力になりましたよ! でも、次は、誰が(勝ち)上がってくるかな? 鷹木か、上村か。ま、正直に言うのは、誰でもいいけど、2人には負けたことあるし、2人とも試合したいし、2人とも勝ちたいし」

次戦となる3月20日長岡大会の準決勝では、鷹木信悟と上村優也の勝者と対戦することが決まっている。

さらにその先、決勝戦の舞台を見据えるボルチン・オレッグの脳裏には、過去に苦杯をなめさせられた強敵たちへの「一斉リベンジ」という壮大なテーマが描かれていた。

ボルチン「いやあ、でも、ここまできて、やっぱり次もホントに、ケガあっても何でもあっても、最後まで頑張っていきます。やっぱり、鷹木と上村、どっちもやりたいけど、そのあとザックも上がってくれたら、最強すぎるわ。有名すぎるわ。この2人に勝って、ザックに勝てれば、一斉にみんなにリベンジ(できるよう)目指していきます。まだ頑張ります。アウガ! はい! うれしい」

エル・ファンタズモ、HENARE、そして成田蓮と、タイプが全く異なる難敵たちを次々と薙ぎ倒してきたカザフスタンの怪武者。

極悪軍団の理不尽な罠すらも本隊の絆で乗り越え、過去の敗北という悔しさを成長の燃料に変えるボルチン・オレッグの進撃は、誰にも止めることができない。

<写真提供:新日本プロレス>

Pages 1 2

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加