【全日本】綾部蓮が斉藤ジュンを粉砕し「完全粉砕」を宣言! チャンピオン・カーニバル開幕戦で突きつけた底知れぬ“絶望”

春の訪れとともにプロレス界の熱気を押し上げる全日本プロレスの祭典、「チャンピオン・カーニバル2026」。

その開幕戦となる4月12日の東京・後楽園ホール大会において、対戦相手に圧倒的な絶望を振りまいた男が存在した。

第7試合のセミファイナル、Bブロック公式戦に登場した世界タッグ王者・綾部蓮である。

綾部蓮の対角に立ったのは、斉藤ブラザーズの兄・斉藤ジュンであった。この両者の激突は、単なるリーグ戦の初陣という枠には決して収まらない、深く澱んだ因縁を含んでいたのである。

現在、タロースとの巨漢コンビ「Titans of Calamity」でタッグ戦線の頂点に君臨する綾部蓮は、3月15日の後楽園大会で斉藤ブラザーズの挑戦を退けている。

さらに、3月20日の八王子大会におけるシングル2番勝負でも、綾部蓮が斉藤レイを、タロースが斉藤ジュンをそれぞれ撃破した。

斉藤ブラザーズにとって綾部蓮とその相棒は、幾度も煮え湯を飲まされている巨大な壁となっていた。加えて、昨夏の王道トーナメント1回戦(8月31日・神戸大会)でも、綾部蓮は当時の三冠ヘビー級王者であった斉藤ジュンを沈めている。

逆襲に燃える斉藤ジュンと、それを嘲笑うかのように立ちはだかる綾部蓮。

4年連続4度目の出場となる斉藤ジュンと、3年連続3度目の出場となる綾部蓮の対峙は、開戦前から極めて不穏な空気を漂わせていた。

真新しいコスチュームに身を包んだ綾部蓮の不敵な挑発から幕を開けた戦いは、意地と意地が激しく交錯する重厚な肉弾戦となった。

斉藤ジュンは場外での荒々しい攻撃や、雪崩式ブレーンバスター、ジャックハマーといった大技を繰り出し、必殺のDying Lightで勝負を決めようと猛進する。しかし、底知れぬポテンシャルを秘めた綾部蓮は、その猛攻をすべて受け止めた上で逆襲の刃を突き立てた。

斉藤ジュンの突進を的確に遮断すると、最後は自身の代名詞でもある一撃必殺のデスルーレットを完璧に炸裂。見事に斉藤ジュンから完全な3カウントを奪い、初戦で貴重な勝ち点2を手にしたのである。

直近のタッグ戦、シングル戦での連勝に続き、またしても斉藤ジュンを容赦なく返り討ちにした綾部蓮。

バックステージでは、自らの絶対的な強さを誇示し、春の祭典そのものを支配するという恐るべき野望を口にした。

綾部「チャンピオン・カーニバル開幕戦、斉藤ジュン撃破だ。これで先月の世界タッグから斉藤レイとのシングル、そして今日の斉藤ジュンとのシングル合わせて、斉藤ブラザーズを完全粉砕だ。まあ、今の綾部蓮は誰も止めることができない。このチャンピオン・カーニバル、絶望に染めてやるよ」

一方、リベンジを果たすことができず、開幕戦で痛恨の黒星(勝ち点0)を喫した斉藤ジュン。しかし、その顔に諦めの色は見られなかった。己の力不足を潔く認めつつ、リーグ戦での巻き返しと打倒・綾部蓮への思いを力強く誓ったのである。

ジュン「綾部蓮、言い訳は無しだ。今日の俺はお前より弱かった。ただそれだけだ。だが、必ず借りは返してやる。チャンピオン・カーニバルはまだ始まったばかりだ。DOOM!」

斉藤ブラザーズを「完全粉砕」したと豪語し、圧倒的な強さを見せつけた綾部蓮。

この巨大な規格外の壁を打ち破る者はBブロックに現れるのか。

それとも、宣言通り栄光のリングが“絶望”の色に染め上げられてしまうのか。

「チャンピオン・カーニバル2026」は、序盤から見逃せない波乱の展開を迎えている。

<写真提供:全日本プロレス>

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