【新日本】ゴールデン☆エースに不協和音!?タイチ&ザックがチームへ勧誘「俺たち3人でNEVER6人タッグベルトに挑戦しようぜ」

SUMMER STRUGGLE 2020
日時:2020年7月31日(金) 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:482人(札止め)

▼第3試合 30分1本勝負
タイチ&ザック・セイバーJr&○エル・デスペラード&金丸義信&DOUKI
vs
棚橋弘至&飯伏幸太&天山広吉&マスター・ワト&上村優也●
14分11秒  ピンチェ・ロコ→体固め

<試合後バックステージコメント>

ザック「(日本語で)オツカレ、タナハシ」

タイチ「見てわかったろ、棚橋。どの口でリマッチつったんだよ、どの口で。どの口だ? 『その口か、この野郎!』ってやってやろうか? よくお前言えたな。どっからその自信は出てきたんだよ。お前、言やいいっちゅうもんじゃねえんだよ。過去の栄光にすがるな、いつまでも。考えろ、てめえのコンディションと歳を。まあ、長い間、トップ張ってきた。それは認めてやるよ。だけど、いつまでもそうは言ってられねえんだよ。お前は疲れてないと言いながら疲れ切ってる。なんだ今日は? ヤングライオンのガキに助けられて。お前、今日、なんかやったか? なんだ、あれは。リズムもバラバラでよ。俺もビックリしたよ。あれが棚橋だって。棚橋、お前の今の実力じゃ、(IWGPタッグのベルトを見せびらかせて)IWGPは遠いぞ(と自分で言って吹き出す)。棚橋さん、お疲れさまでした」

ザック「(日本語で)オツカレサマデシタ」

タイチ「もう安らかに休んでください。第1試合、第2試合で若手の壁になって」

ザック「棚橋はもう一度丸刈りにした方がいい」

タイチ「それが一番いいよ。タグチジャパンに入って、田口と一緒になんかやってろよ。ケツでも出して。それがいいんじゃねえか? それが最後の俺らからの情けだ。今日でもうわかったろ? リマッチなんて程遠い。でもな、まあいい。飯伏はいいよ、飯伏は。あいつはまだまだ元気だな。だけど、やるとも言ってないし、やるつもりもない、俺らは。パートナー変えてきたところでやんないし。飯伏、考えろよ。とりあえずお前もわかっただろう。棚橋は捨てて、新しい方向に歩け。新しい方向、道は2つある。違う奴と組むか? 俺らのところに来てもいいぞ。お前みたいな(頭の上で手のひらをパーッと開いて)これは、ちょっとイッチャってる奴はさ、おもしれえからさ、丁度いいかもしれねえな。まあ、どっちでもいいけどよ。俺らで6人タッグ獲ったら、永久チャンピオンになれるんじゃねえ? まあでも、棚橋はねえ」

ザック「イブシ、お前が神と崇めるタナハシも息絶えたことだし、お前も鈴木軍に入ればどうだ。タイチの髪はタナハシよりの髪よりもキレイだろ。俺もパーマでもかけようかな。どっちにしろお前の神はもう死んだ。お前はパートナーを失ったんだ。だから俺たち3人でNEVER6人タッグベルトに挑戦しようぜ。今誰があのベルトを持ってたっけな? 俺たちなら良いチームになれる」

タイチ「それはお前が選べ。好きにしてくれ。俺らも好きにすっから。じゃあ、誰にしようかな、次は。金丸&DOUKI?」

ザック「金丸&DOUKIに挑戦させてやる。でも勝敗はどっちのチームがより酒を飲めるかで決まる。それかウエムラ&ツジのチームでもいいぞ。あの2人なら少なくともタナハシよりはイキがいい」

タイチ「ダメだ。俺らも拍子抜けしちゃった。じゃあな」

金丸「おいおい、あのケツの青い小僧はよ、何試合やっても変わんねえな? 天山、横に就けてても一緒だろ。おう、俺らがよ、正面から教育してやるよ。なあ?」

デスペラード「(金丸と自分を指差し)ここの2人は今あれだから。ヤングライオン相手にしている2人だから。(DOUKIの方を見て)なんかお前だけ急にレジェンドで、『夢☆勝ち』みたいになっちゃってる」

DOUKI「ハハハハ! 俺だけ『夢☆勝ち』か?(笑)」

デスペラード「動ける、動けないで言ったら、『夢☆勝ち』程の差はないかもしれない」

DOUKI「ワハハハハ!」

デスペラード「いやあ、勘弁してください。毎日あんな若いのとやるのは。まあ、ノブさんは自分から言って、ケツの青いのをぶん殴りたいからって言ってやってるだけだけど、俺はなんで毎日上村なんだ、この野郎。お前、鷹木の後に上村って、不完全燃焼感凄い」

金丸「まあ、あいつら、あんな若い小僧、不完全燃焼だろう。不完全燃焼じゃねえかなと思ってやってるけど、やっぱり不完全燃焼だな」

デスペラード「あの……無理ッスね」

金丸「うん、無理だな」

デスペラード「あれ相手に鷹木レベルのことをやれって言われたら、ねえ? ちょっと……そうなるんですよ」

金丸「まあとっととシングルでもなんでもやってぶっ潰してやるからな、小僧」

デスペラード「俺は絶対上村とシングルやんねえからな。(DOUKIの方を見て)お前は天山とだ」

DOUKI「天山とシングル? 勘弁しろよ(笑)」

天山「(先に来ていた上村に駆け寄って)上村、大丈夫か?」

上村「はい!」

天山「最後追い込んだけど、もう一歩や。もうちょっとや」

上村「はい!」

天山「うん、まだまだ諦めんなよ」

上村「はい!」

天山「まだまだ行けるぞ。最後までガッチリ行こう。ありがとう(と言って握手)」

上村「ありがとうございました」

天山「なんにもね、出番ちゅうかね、チャンスなかったですけど、ワトが暴れてね。まだまだ暴れ足りないですよ。

天山「(後からやって来たワトに対して)ワト、もっとガンガン行けるやろ?」

ワト「もっと暴れてやる! 金丸! もっともっと追い込んでやる!(と、TVカメラを睨みつけて一人で控室へ)」

天山「(ワトを見送ると)ワトもそうやけど上村、お前もがんばれよ」

上村「はい!」

天山「やるしかないよ。上しかないんやから」

上村「はい!」

天山「立ち上がれよ!」

上村「はい! (天山が立ち去ったあと一人で)上を見ろって言われたら、今日メインイベントでやる永田さんと鈴木さん。鈴木さんと僕なんかじゃ、悔しいけど実力は雲泥の差があるのは誰が見てもわかってます。認めたくないですけど。ただ、あの人が自分と同じ年だった時と今の自分、どっちが凄いかわからせてやる。ありがとうございました」

飯伏「(一人でやって来て)う~ん……なんですかね?」
※ここで棚橋は辻の肩を借りて戻って来る。飯伏の肩にポンと手を置いて。

棚橋「……悪い、ごめん」
※棚橋の言葉に渋い表情を見せた飯伏は、無言のままバックステージをあとに。

棚橋「(飯伏の背中へ向かって)絶対カムバックしてみせっから…!」
※飯伏は先に控室へ。

棚橋「(飯伏に置いていかれて一人で壁に突っ伏し)クソーッ! ああ、クソッ!(と言って控室へ)」

<写真提供:新日本プロレス>

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