【新日本】“ゴールデン☆エース”棚橋弘至と飯伏幸太の不協和音は続く

新日本プロレスは6日、東京・後楽園ホール4連戦初日となる『SUMMER STRUGGLE 2020』を開催した。

“ゴールデン☆エース”棚橋弘至と飯伏幸太は、7日に行われる「NEVER 6人タッグ王座決定トーナメント」1回戦を控えるも、棚橋コンディションの悪さに不協和音が続いた。

この日の第4試合で、棚橋弘至&飯伏幸太&上村優也vsタイチ&ザック・セイバーJr.&金丸義信が対戦。

試合は棚橋が鈴木軍に捕まる展開も、上村が勢いのあるファイトを見て救うなどいい動きを見せたが、最後は鈴木軍の連携に棚橋が戦闘不能に追い込まれると、上村が金丸のディープインパクトに沈んだ。

タイチとザックは試合後も戦闘不能の棚橋の踏みつけるなど暴行。タイチは棚橋に「IWGPは遠いぞ!」と吐き捨てリングをあとにした。

SUMMER STRUGGLE 2020
日時:2020年8月6日(木) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
放送:698人(札止め)

第4試合 30分1本勝負
●上村 優也&飯伏 幸太&棚橋 弘至
vs
○金丸 義信&ザック・セイバーJr.&タイチ
9分27秒 ディープインパクト→片エビ固め

バックステージコメント

タイチ「見たか? 見たか、あいつら。ついに終わったぞ。見たか、飯伏の顔? 呆れ果てたあの顔をよ。お前らよく見たか? あいつら終わった。ゴールデン・ボールズ。ハッハッハッ! お前ら、ゴールデン・ボールズなんだよ。何がゴールデン・エース? どこがエースなんだ。ただのゴールデン・ボールズだよ、あいつらは。いいか、ボールズは2個あってボールズだよ。片玉じゃあ、力が出ねえ、精が出ねえんだよ。片玉じゃあよ。飯伏もようやくわかったようだな。ゴールデン・ボールズ、お前らは終わったんだ。明日、NEVER6人タッグトーナメント(の1回戦)がある。なんなら、ノブには悪いけどよ、ノブと飯伏を替えてやってもいいぞ。それもおもしれえな。それか飯伏、俺らと組む気がないんだったらそれは別にいいよ。それは別にお前次第だから勝手にしろ。だけど明日、出場辞退しても構わねえからよ」

タイチ「明日もダメだな、こりゃ。お前らも見てわかっただろ? まあ、飯伏だってバカじゃねえだろう。バカだけどバカじゃねえんだ、あいつは。もう見限ったな。何がエースだ、何が棚橋だ。全て終わりだ。お前はIWGPの“I(アイ)”の字も遠すぎるよ。違う“アイ”でも叫んでろ」

ザック「 だんだん棚橋が可哀想に思えてきた。」

タイチ「そういうことだ、棚橋。明日、俺ら不戦勝。じゃあな、棚橋よ。飯伏、明日楽しみにしているよ。お前がどうするか」

ザック「明日はほぼオフみたいなもんだ。」
※金丸はノーコメント

上村「ここ最近、鈴木軍とばっかりやってますけど、明日からのカードまだ出てないですよね? 鈴木軍と……鈴木軍だけと組めよ! 鈴木軍のボスのところまで上り詰めてやる。必死で! ぶっ叩いてやる! ありがとうございました」

飯伏「いやあ、上村は凄いがんばってたんですけど……」

棚橋「飯伏、明日は、明日は信用してくれ。大丈夫!」

飯伏「…………(棚橋の言葉を聞いても無言のまま、そして棚橋のほうを振り返ることなく一人で控室へ)」

棚橋「口で大丈夫って言ってもさ、大丈夫さが伝わるわけじゃないし……(壁にしばし無言で突っ伏してから)飯伏みたいな旬なレスラーを俺がつなぎ止めとく権利はないのかもしれないね」

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