【スターダム】“美しき狂気”ジュリアが中野たむとの激戦を制して白いベルトを防衛「こんなにやり合えた女は初めてだよ」

スターダムは3日、神奈川・横浜武道館でのプロレスこけら落としとなる『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』を開催した。 

“美しき狂気”ジュリアが中野たむとの激戦を制してワンダー王座を防衛に成功。

ジュリアと中野たむとの戦いは、7.26後楽園でのワンダー・オブ・スターダム王座決定戦でジュリアが勝利。続いての戦いは9.13西鉄ホール『5★STAR GP 2020』のレッドスターズ公式リーグ戦で激突すると中野が勝利、「ジュリア、オマエのすべてを私が奪ってやる」と言い放つと対するジュリアも「地獄を見せてやるよ。無様に散りやがれ!」と遺恨を残していた。

そして、3度目の対決となる最終決着戦は中野が並々ならぬ思いを抱く”白いベルト”ワンダー・オブ・スターダム選手権試合。

試合はお互いの意地がぶつかり、中野が場外へのプランチャー、ヘッドバット、スピンキックを繰り出し、ジュリアも雪崩式グロリアスドライバーを見舞い、ファルコンアロー、ケンカキックなどの激しい戦いを、最後はジュリアがグロリアスドライバーで3カウント。

試合後にジュリアは「たむ、オマエ地獄から這い上がって、またベルトかけてやろうぜ」と声をかけると中野は「どんなに地獄見ても、地ベタ這いずりまわってでも、その白いベルト、私は諦めないから。私が這い上がってくるまで絶対そのベルト、オマエが、ジュリアが持っとけよ。約束してくれる?」するとジュリアは「当たり前だろ。もう1回やろうって、このベルトかけてやろうって言ったんだから。約束だぞ」と返してリングを後にした。

STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020
日時:10月3日(土)17:30開始
会場:神奈川・横浜武道館
観衆1,007人(満員/コロナ対策限定人数)

第8試合ワンダー・オブ・スターダム選手権試合(時間無制限1本勝負)
〈王者〉ジュリア(17分25秒、グロリアス・ドライバー→エビ固め)〈挑戦者〉中野たむ
※ジュリアが初防衛に成功

バックステージコメント

ジュリア「初防衛に成功したよ。でもさ、なんだろう。前王者のアイツ(星輝ありさ)を背負うのは私だけ、それ以外は許さない。アイツはそう言った。そう言ったけど私は背負ってねえんだよそんなもの。私が背負ってるのはこのベルト。そして自分自身の覚悟。私は覚悟を背負った。過去なんて、なに一つも背負ってない。でもこんなにやり合えた女は、初めてだよ」続けて「最終決着戦で、これが最後とは言わないけど、当分、たむとは闘えねえって思うと、はー、寂しいな。でも私も次のやるべきこと、やらなければならない相手、いるから。たむのおかげで私は強くなれたよ。そいつら全部、全部恩返しして、たむにもう一回挑戦してもらうためにずっとずっとこのベルトは持っておきますよ」と改めて中野との再戦に向けて防衛し続けるこを約束した。

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加