【世志琥インタビュー】ストレス解消はスイーツ作り!Sareeeや岩谷麻優、飯伏幸太との関係にも言及!極上で究極のレシピ本「世志琥の極上スイーツを作りやがれ!」発売記念
◆かわいさとコワモテのギャップ萌えは狙った?◆
――可愛いスイーツ作りとコワモテのギャップは狙って当たった感じですか?それともナチュラルにされたんでしょうか?
世志琥「自分的にはわりとナチュラルなんですけど、自分をプロデュースしてくれてるあぃりDXさん※がいらっしゃって、その方的には狙ってやってくれたと思います」
※あぃりDXさんは20万人以上のフォロワーを持つTikToker。全日本女子プロレスでリングアナを務めていた故・今井良晴アナの愛娘で現在はSEAdLINNNGの宣伝部長を務めている。世志琥のプロデュースもあぃりDXさんが企画している。
▼あぃりDXさんが自身のYouTubeチャンネルでSEAdLINNNG世志琥と絡んでいる動画
――彼女はその辺の仕掛作りがうまいですね
世志琥「そうですね。怒った絵面でパンケーキを食べたり…そこを狙ってたのかな?」
――その部分に関しては見事に世志琥さんが料理されちゃった?(笑)
世志琥「お互いのフィーリングがあったんでしょうね」
――実際に一緒にやってみてどうですか?
世志琥「うまくミックスできたんだと思います。あぃりさんでなかったら、ここまでうまくいかなかったと思いますし、自分もここまで続かなかったんじゃないですか。(あぃりさんは)年下なんですけど、考えることが大人ですし、現代の若い子の気持ちというか、そういうのがわかるので。勉強になることがいっぱいありました」
――確かに心理を掴んでないとマーケティング的にもうまくいかないですよね?
世志琥「はい」
――それが見事にハマって今回この「極上スイーツ作りやがれ」という本になって、料理自体もうまくまとめられてますよね?作る工程もわかりやすくて。なおかつカラフル!
世志琥「そうですね。見て楽しい…1Pで完結しているページが多くて。もう見開きで作れちゃうようになってるんですよ」
――無茶苦茶かわいいですよね。Sareee選手に作ったクッキーとかも。絵心みたいなものはあったんですか?
※Sareee選手が世志琥選手の焼いたクッキーを取り出すのは2:20~
世志琥「自分的にはないんですよね。」
――そうですか?でも凄く特徴をとらえてて。紙に描くより、こういう生地の方が描くのは難しくないですか?
世志琥「難しいですね。1度でうまくいかないことがあります」
――また作り直したり?やり直したり?
世志琥「あります。あります。」
――1度失敗したら2度と使えないですよね?
世志琥「そうなんですよ。この間の、Sareeeに焼いてあげたクッキーも実は作り直しまして…」
――(笑)結構大変ですよね?
世志琥「もうイライラしました(笑)本当に作りたくないのにーって。それを作って更に作り直しまでしているっていう…」
――お前のために何時間使ってるんだよっていうね(笑)
◆スイーツ作りがストレス解消◆
――料理のアイディアはどのように思い浮かべるんですか?
世志琥「普段はあぃりさんと考えたり、今はやっているスイーツとか、その時の流行があるので」
――あるんですか?タピオカとか?
世志琥「そうですね。タピオカとかもう終了気味で…」
――もう下降線気味になってますよね?
世志琥「その時の流行りのものとか季節のものとか、最近だとさつまいもとか秋のスイーツとかを中心にやってますね」
――結構な時間をかけながら、料理をして仕込みもしてプロレスもあるしとなるとプライベートも削ってやってらっしゃるんじゃないかなと?
世志琥「元々がプロレス中心の生活で、それにプラスしてスイーツ作りがプライベートです」
――スイーツを作ってる時の心境はどうですか?どういう気持ちなんでしょう?
世志琥「ストレス解消ですね」
――ストレスたまったら夜中でも唐揚げ作るっていう人がいましたけど(笑)
世志琥「自分もストレスたまったら夜中にスイーツ作ります(笑)」
――それでストレスは軽減されるものですか?
世志琥「集中して自分の好きなことをするっていうのがいいんだと思うんですよね。その時間がストレス発散になる」
――オーブンとか冷蔵とか冷凍とか色んな工程がありますけど、それなりに時間かかりますよね?3分クッキングみたいにピッとできてみたいなもんじゃなく実際はもっと長いじゃないですか?待つ時間があったり、その時はどんな心境なんでしょう?
世志琥「ストレスたまっているときは、作るのが難しければ難しい程いいんですよ」
――手の込んだ方が?
世志琥「難しい方が達成感が凄いんですよ」
――なるほど、達成感なんですね。ストレス抱えていると複雑なことやると僕なんてよりストレスが溜まりそうですけど(笑)もうすべてが積み重なって嫌だ―ってなりそうですけど、そうはならないんですね?
世志琥「ならないですね(笑)逆。」
――そういうのが好きだからこそハマって自分の趣味になったということですね。
世志琥「そうですね」
――でも趣味にとどまらず人に認められて先生になってるっていうのは本当に凄いですよね。
世志琥「まさか人に教えるというかそういう立場になるとは思ってなかったんで…こんなこともあるんだなぁ」
――作って満足なのか?それとも誰かに食べさせてその表情を見て満足するのか?でいうと世志琥さんはどっちでしょう?
世志琥「どっちもですね(笑)作って満足しちゃう。自分も食べたくて、作るっていうのが基本的にあんまりないんですよ。
――誰かにあげる?
世志琥「そうです。作るのが好き。誰かに食べて貰うのが好きですね」
――では料理人タイプなんでしょうね…人に奉仕するのが好き?
世志琥「喜ぶ顔がみたいっていう気持ちはありますね」
――リング上では苦しむ顔を演出しているのに?
世志琥「相手が苦しむ顔を見てお客さんを喜ばせたい(笑)」
――うまい!一本取られました。リング上とプライベートの対比が人間・世志琥としての奥深さを見せていると思います。しかもプライベートの側面も見えることによってプロレスラーとしての世志琥選手が一回りも二回りも大きくなっている気がします。
世志琥「そうであると嬉しいです」