【新日本】高橋ヒロムがIWGPジュニアベルトを奪還!次期挑戦者にあの選手を指名!1.5 WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム

 新日本プロレスは5日、年間最大のビックマッチである『WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』を2日連続で開催。

この日の第5試合はIWGPジュニアヘビー級選手権試合として<第87代チャンピオン>石森太二に、前夜“SJC2020優勝者”エル・ファンタズモを撃破した“BOSJ27優勝者”高橋ヒロムが挑戦。

ヒロムは昨日の勝利の勢いのままに、石森に攻め込まれる場面もあったが、最後はTIME BOMB IIで勝利して、IWGPジュニアヘビー級のベルトを奪還した。

そして、勝利したヒロムは挑戦者にあの選手を指名したのだ。

『WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』
日時:2021年1月5日(火) 15:00開場 17:00開始
会場:東京・東京ドーム

第5試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合
<第87代チャンピオン>
×石森 太二
VS
<チャレンジャー>
〇高橋 ヒロム
25分31秒 TIME BOMBⅡ→片エビ固め
※石森が初防衛に失敗。ヒロムが新チャンピオンとなる

~試合の模様は連続写真にて掲載~

 

▼バックステージコメント

ヒロム「(コメントスペースの席につくなり)タイム(と言って、置いてあったZIMAを飲み)ゴホッ!ゴホッ!むせちゃった。いやあ、うめえ!
 
 
昨日、今日とBULLET CLUB。でも、戦い方はまるで違うな。昨日はお客さんとレフェリーを騙して、俺にしかわからない反則。好きじゃないなと思ったよ。でもさ、今日、真っ向勝負からやって来るBULLET CLUBの石森太二。IWGPジュニアヘビー級チャンピオンに相応しい。ただ、俺が毎回やっているいろんなレスラーがいて、いろんな試合の仕方がある。そんなレスラー二人とやれたのは最高のことだったんじゃないかなと、改めて思う。でも、昨日の対戦相手に礼は言わない。石森太二、いやマッスルチワワ、サンキュー!(IWGPジュニアのベルトを見て)久しぶり、ベルトさん。お友達の『SUPER Jr.27』トロフィーくんだよ。ご挨拶は?あまりにも久しぶりみたいで照れているみたいだ。いい、今日は俺がしゃべる。一人、やりたい相手がいるんだ。『SUPER Jr.』を制し、『SUPER J-CUP』覇者も倒し、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンを倒し、俺は最強の完全究極体ヒロムちゃんになったと、そう思っていた。でも、納得が、納得がいかない選手が一人いるんだ。俺が『SUPER Jr.』で勝てなかった相手、SHO。この俺と戦え。お前の答えはわかってる。イエスだろ?だから、俺は新日本プロレスに言う。SHOとの試合、SHOとのIWGPジュニアヘビー級選手権試合を組んでくれ。俺が言いたいのはこれくらいかな?頭がこんがらがって肩も痛えわ。どこも痛え。でも、この痛みは最高だ。何回でも言う。プロレスは痛い。プロレスは危険だ。プロレスは危ない。あんまり言わないほうがいいか、そんなこと?何回も何回もうるせえよな。でも、これが事実なんだよ。危ねえに決まってんだろ。痛えに決まってんだろ。苦しいに決まってんだろ。でも、それを全て愛してるのが俺たちプロレスラーなんだ。プロレスのことが誰よりも大好きな集団なんだよ、俺たちは。だから、気持ちいいんだ。ほら、なんか質問ありますか?ないなら俺はもう休みたいですけど」
 
──SHO選手の名前を出しましたけど、去年『SUPER Jr.』を制し、昨日『SUPER J-CUP』を制したファンタズモ選手を倒し、前王者となった石森選手を倒して、その先にどんなジュニアの世界を見据えていらっしゃいますか?
 
ヒロム「花道で俺は東京ドームに来てるお客さん、みんなに宣言したよ。近い将来、もの凄い近い将来だ。IWGPジュニアヘビー級選手権試合を、この東京ドームのメインイベントで必ずやってみせる。俺は夢を語るぞ。こんな夢も見させてくれない時代に、俺は誰よりも大きな声で夢を語る。俺たちが夢を語らなきゃ、お客さんたちだって夢を見られないだろう。俺は夢を見るだけじゃない。語るだけじゃない。叶えるんだ。俺の夢はIWGPジュニアヘビー級チャンピオンとして、ジュニアのままIWGPヘビー級王座を手に入れ、ゴールデンタイムで試合をすることだ。そのさらにもう一つの夢が、今日宣言したIWGPジュニアヘビー級選手権試合を、この東京ドームのメインイベントでやること。新しい夢が見れたぜ。できた。最高だ(と言って、マイクを叩きつける)。ありがとうございました。
 
 
写真撮影ですか?はい、はい、写真撮影は致しましょうね。どうぞ!(と言って、ポーズを取る)。J-CUPも欲しい?こっちの腕は使えないのに持たせようと。OKですか?OKですね、はい。(ZIMAを指差し)これ1本もらっていいですか?じゃあ1本いただきまーす!(と言って飲み干す)。ごちそうさまでした」
 
 
石森「クソッ!ベルト、一回も防衛できないまま俺の手から離れてしまったよ。悔しい。悔しくてたまらないんだけど、『SUPER Jr.』優勝して、『SUPER J-CUP』優勝者にも勝った。ジュニアナンバー1になったヒロムに獲られたんなら、それはベルトの価値が上がったんじゃねえ?俺の手で価値を上げたいのに、なんか複雑だな。神宮の後から、ヒロムの(胸を指差し)ここ強すぎるよ。昨日、ファンタズモとやって、圧倒的に俺が有利な状況なのに、俺は一度も完璧にフィニッシュを決められなかった。俺の何倍もあいつは(胸を指差し)ここが凄えんだな。
 
 
でも、負けたからって、俺は何も諦めてねえし。ファンタズモと力を合わせてでも、奪われちまったベルトはBULLET CLUBとして必ず獲り返す。(頭を指差し)ここは凄え冷静なんだけど、また俺の(胸を指差し)ここ凄え燃え始めたよ!ああ、必ず獲り返すぞ!It’s reborn!」

(写真提供:新日本プロレス)

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