【新日本】UNITED EMPIREが前哨戦第2Rに勝利!オーカーン「この景色は広島、福岡でも実現される」4.11浜松大会<全試合結果>

新日本プロレスは4月11日(日)、静岡・アクトシティ浜松で『Road to レスリングどんたく 2021』第2戦を開催した。

メインは4vs4の8人マッチでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&BUSHI)vsUNITED EMPIRE(ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ&ジェフ・コブ)が激突。

・4.26広島:内藤vsオーカーン、SANADAvsヘナーレ

・5.4福岡:IWGP世界ヘビー級王座戦・王者オスプレイvs鷹木

4.26広島、5.4福岡大会で開催されるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンvsUNITED EMPIRE全面対決の前哨戦として、前夜に続き激しい戦いが繰り広げられた。

そして最後にリングで勝ち名乗りを受けたのはUNITED EMPIRE、前日のイリミネーションマッチでのリベンジをした格好となった。

勝利を収めたオーカーンは試合後のマイクで「ひれ伏せ、ロス・インゴ。そして! 静岡の愚民ども!! 今宵のメインイベント、そして静岡は、“連合帝国”が支配した。(中略)この景色は、広島、そして福岡でも実現される。」と言い放った。

※全試合結果を掲載。

『Road to レスリングどんたく 2021』
日時:2021年4月11日(日) 13:30開場 15:00開始
会場:静岡・アクトシティ浜松
観衆:816人

▼第1試合 15分1本勝負
上村 優也 〇
vs
ゲイブリエル・キッド ×
9分07秒  閂スープレックスホールド

▼試合後バックステージコメント

上村「もっと強くならないと、いまの俺じゃ、先輩誰1人も倒せない。あー、強いな。チャンピオンに、あー、なれねぇよ。もっと強くなんねぇと。まずは、リングの上がすべてか」
  
キッド「チクショー、悔しくて仕方ない。俺たちヤングライオンは仲間内の勝敗によってランク付けが決まる。鷹木信悟のような先輩が相手なら最初から勝ち目がないとわかっているが、同じヤングライオンの上村優也が相手なら勝てる確率は50%あるはずなのに、また今日も負けて、これで完璧に振り出しに逆戻りだ。ぜんぜんダメだ。昨日のコメントで今日上村に勝ってひとつリクエストをしたいと言ったが、まだそのときではないようだ。次は火曜日のタッグマッチで金丸、デスペラード、鈴木が相手だ。絶対にそこで俺が勝って、次こそ新日本にリクエストをさせてもらうぞ」

▼第2試合 20分1本勝負
辻 陽太 ×
SHO
YOH
vs
鈴木 みのる 〇
金丸 義信
エル・デスペラード
9分24秒  チキンウィングアームロック

▼試合後バックステージコメント

金丸「相変わらずだな、あいつらはオイ、今日。何も変わってねぇじゃねぇかオイ。鹿児島までだろ? しっかり持っとけベルト」

デスペラード「一朝一夕で技が変わる、体が変わるなんてのはねぇんだけどなぁ、とりあえず考えろ、お前ら、もっとプロレスってものを。どうやって闘うのか、何をどこで出すのか。パートナーがどこで何してんのかも全部把握しとけ! つまんねぇよ、お前ら!」

金丸「頭変えなきゃ何も変わらねぇからな、ボケ!」
 
※鈴木はノーコメント
  
YOH「この、(※左膝のサポーターを叩いて)この痛みはさぁ、俺にとったら成長痛みたいなもんだから。シリーズ通して感覚磨いて、最高潮まで行くための痛みに過ぎないから。新日本プロレスの頂点に立ちたいっていうのは、みんな一緒なんだって。だから、そこにたどり着いたら、心から闘いたい相手が、僕の中にいます。だから俺、頑張りますよ。疾風の如く、遅れた分を取り戻していきます」
 
SHO「そう、昨日も言った、俺が目指すべきところ。それは、ブレない、ブラさない。でも、いまはこうしてYOHさんと一緒に戦ってる。(※肩にかけたベルトを叩きながら)この(IWGP)ジュニアタッグのベルトを守るのはもちろん、ジュニアタッグ界隈も盛り上げる。そして、ジュニア全体を盛り上げる。これは俺の夢かもしんねぇよ。そう、夢。こういう俺の挑戦を邪魔してくる、冷たいことを言ってくるようなドリーム・キラーもいるよ。そういうヤツらを黙らせる唯一の方法は、結果を残すこと。必ず俺は結果を残してやる」
 
辻「正直言って、相手とぶつかったときの破壊力、相手を持ち上げるときのパワーは、鈴木さんより俺の方が上だろう。ただ、俺の弱点はグラウンドだ。それを見抜いて攻めてくる鈴木さん。テクニックは何枚も鈴木さんのほうが上手だ」

▼第3試合 20分1本勝負
DOUKI
ザック・セイバーJr.
タイチ 〇
vs
邪道 ×
タンガ・ロア
タマ・トンガ
12分10秒  天翔十字鳳→体固め

▼試合後バックステージコメント

タマ「タイチ、お前と、お前の大切なアイアンフィンガーを阻むものがひとつ……それはハシゴだ」
 
タンガ「ザック・セイバーJr.、サブミッションマスターだと? ふざけんな! 相手はこのタンガ・ロアだぞ! お前の好きにはさせねぇ! 俺は強くなるため、実力を磨くために常に必死でやってきた。お前からはそこまでの努力が感じられない。本気で俺に勝ちたいなら、初心に戻ってイチから出直してこい。もし仮にお前が俺から3カウントを獲れたとしたら、いいだろう、お前とタイチにこのベルトに挑戦させてやる。せいぜい神に祈ってろ。ま、それで勝てたら奇跡だがな」
 
※邪道はノーコメント
  
タイチ「こいつのサポートが効いてるから、ちょっと絶好調だ。結局よぉ、邪道さえ封じればよぉ、あいつら何てことねぇんだよ。まぁどうせ、福岡でも邪道がくっついてくるんだろ? 何にもできねぇもんな、お前らは、邪道がいなきゃ。邪道はお前に任せたからよぉ、後は頼む」

DOUKI「タイチの言う通りだ。邪道がいなければ、デンジャラステッカーズが負ける要素はひとつもない。だからなぁ、邪道を今回はしっかり止める。それが今回の俺の役割だ」

タイチ「シングル了承したぞ、アイツ」

DOUKI「おお、了承したな! オイ、俺、昨日、新日本の公式ツイッターでしっかり見たぞ。『お互いが要求』って書いてあったな」

タイチ「決まったな」

DOUKI「おお、決まったな! これでもう、何も待つことはねぇだろ。何も問題ねぇだろ」

タイチ「でも、お前と邪道のシングル(マッチ)見てぇと思ってるヤツはあんまりいねぇと思うから、第0試合でやっとけ(※と言って先に控室へ)」

DOUKI「(笑)おお、そうだな。第0試合。第0試合でも構わねぇよ。俺はな、12月からずっと、邪道、邪道、邪道ってずっと言ってんだ。でもな、これでな、決まったな。あとは新日本、しっかりカード考えとけよ」
 
※ザックはノーコメント

■次ページに続く

<写真提供:新日本プロレス>

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