【新日本】IWGPジュニアタッグは石森&ファンタズモがRPG 3Kから王座奪取!NEVER6人タッグを見据え第三世代トリオが王者組と大乱闘!!<6.23後楽園・全試合結果>

▼第4試合 30分1本勝負
BUSHI ×
鷹木 信悟 
SANADA
内藤 哲也
vs
金丸 義信
エル・デスペラード 〇
ザック・セイバーJr.
タイチ
12分26秒  ピンチェ・ロコ→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

デスペラード「ハッハッハッ…! ア~~ッハッハッハッ…! あぁ~…。あぁ~…。あぁ~、ビックリした。スゲェ……。間違いなく、いままでの“ルチャ人生”の中で、1番のトペ(スイシーダ)だったよ。おめでとうBUSHI。いやあ~ビックリしたぜ。息止まったしな。もう肺の中の空気が全部出た。いやあ~、ビックリしたぜ。スゲェ! スゲェよ! そこは手放しでほめる。称えるよ。すごいよ、BUSHI。おめでとう…。だけどな! お前、今日、俺に負けただろ、オイ!? なに!? 俺から3カウント獲ってなんだかかんだかって言ってたろ!? アァ!? ……君は…“挑戦者の列”ってものがあるとしてだ、(その列の)最後尾に回っていただきましょう。

俺はお前、挑戦者(石森)が決まって、タイトルマッチの日取り(7.10)も場所(札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)も決まってる状態で、お前がやる気出したから付き合ってたよ。最後の最後で俺が(カウント)3だ。な!? ナシだな、お前の挑戦は。(※場内から聞こえてくる入場テーマ曲に耳を傾け)いま聞こえてきたじゃねぇか? え~と、ファンタズモだな、これは? まあ、挑戦者は石森だ。この試合(IWGP Jr.タッグ戦)、正直、俺は、石森・ファンタズモ組はある(勝てる)だろうと思ってるし、そこで勝って勢いがついた石森だ。よしんば負けたとして、100万歩ゆずって、石森が負けてみろ? ケツに火がついた石森が相手だ。どっちにしろ俺にとっちゃ、よそ向いてて防衛できる相手じゃねぇんだよ。オメェとの遊びは終わりだ。(※と言いこのして立ち去ろうとするが、立ち止まり)まあ、遊びって言ったけど、俺は遊びのつもりはなかったんだ。ずっと本気だったぞ。だけどおしまい」

 

タイチ「なんだかな~、あいつ(内藤)よ!? あいつが『プレゼント持ってきてくれ』って言うからよ、持ってったのによ。なんだよ、受け取らずに破壊しやがって。そんなヤツいるかよ、お前!?(※あきれて) 人からのご厚意で、その人に対してブン殴るって。だからダメなんだよ、お前はよ。自分はよ、好きなだけ仕掛けといてよ、自分がなんかされたら怖くてしょうがないんだよな!? そういうトコだよ、お前な。(※ザックに)どうだ!?」

ザック「SANADAがベルトに挑戦したければパートナーを変えることだな。でも、ナイトウと続けるつもりなら、挑戦は諦めろ。ツジ・ウエムラにチャンスをやる。ナイトウだけは気に入らない! SANADAはいいよ。SANADAは(※日本語で)“ダイジョウブ”。だから(※日本語で)“アタラシイ パートナー”を見つけろ。そしたら挑戦させてやるから。だけどナイトウは論外だ!」

タイチ「ザックはああいうタイプがいちばん嫌いなんだよ。内藤みたいなのがいちばん嫌いなんだ」

ザック「ナイトウの野郎だけは大っ嫌いだ!」

タイチ「だからお前、もっとさ、熱いモノをくれよ。辻とか上村みたいに“俺らに勝ちたい”って気持ちをよ。なんにも伝わらないよ、内藤。なにがしたいんだよ!? あ!? やっぱりわかんないんだよ、お前。 なにがしたいんだ、コラ!? なにがやりたいんだ、コラ!? なあ、コラ!? (新聞の)紙面かざって。飾ってもねぇか、コラ。東スポ、飾って、コラ。なにがやりてぇんだ、お前は!? どういうつもりだ!? ハッキリ言ってみろ、コラ。ただただ“鷹木ブー”に先越されて、怖いんだろ? テメェの立ち位置がよ、失われそうで怖いんだろ!? なんでもいいから欲しいんだろ!? どっちだ!? 俺らがチャンピオンになったからタッグ(に)興味出たか!? どれが本心だ!? わかんねぇ。そのまんまじゃザックに嫌われて、ホントに(タイトル戦を)やんねぇかもしんねぇぞ。もっと熱いモノよこせよ、ふざけてばっかりでよ。なあ!? 返るぞ、ザック。もう帰ろう(※と言ってザックと共に立ち去る)」

 

BUSHI「(※首をアイシングしながらコメントスペースにひざまずき)言っておくけどな! これで終わりじゃねぇ。俺はまだあきらめるつもりはねぇ…」

 

鷹木「(※IWGP世界ヘビー級ベルトを肩にかけ)内藤もSANADAも、負けちまったけどBUSHIも、生き生きしてんな。この俺は! そうだな。今日は飯伏がいなかったから、ちょっと“ハツラツぶり”が弱かったかもしれんな。肝心の飯伏は、第2試合で上村と、楽しそうに試合してたな。まるでプロレス少年のころのように。なあ、飯伏? 楽しそうだな? プロレスが楽しいんだな?

だがな! 勘違いすんなよ、飯伏。俺とお前のタイトルマッチは! 潰し合いっつったろ!? オイ? 楽しむ余裕なんか、与えねぇぞ、この野郎。オリンピック期間中の東京ドームで、このベルトを奪いたいんならな。現時点でこのプロレス界の金メダル、IWGP世界ヘビーのベルトを持ってるのは、この俺だ(※自信満々の笑みを浮かべて平手でベルトを叩く)」

内藤「(※タイチにプレゼントされた段ボール箱を脇に抱え)偉大なタッグチャンピオンチームの今後の防衛戦のプランとして、先日は川田(利明)選手・田上(明)選手組、そして昨日、今日は、辻・上村組の名前を出してたけど、どうぞやって下さい。俺も見たいしね。でーも! でも、もう7月11日札幌大会での防衛戦、発表されちゃったんでね。SANADA・内藤哲也組の挑戦をクリアしてから! その先に行ってもらえますかね? あんま先のことばかり考えてると、足元すくわれちゃうよ。

偉大なタッグチャンピオンチーム、そしてタッグでの実績もある2人だからね。ちゃんと目の前のこと、考えたほうがいいよ。特にタイチ選手! チャンピオンとして地元・北海道に凱旋するんだ。チャンピオンとして、カッコいい姿を北海道のお客様に見せつけて下さいよ。あと……(※段ボール箱をバンバン叩き)Gracias por tu regalo de cumpleaños.誕生日プレゼント、ありがとうございました。(※段ボール箱を勢いよく蹴り飛ばし)カブロン!」
 
※SANADAはノーコメント

 

▼第5試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合
<第65代チャンピオンチーム>
SHO
YOH ×
vs
<チャレンジャーチーム>
エル・ファンタズモ 〇
石森太二
26分43秒  サドンデス→体固め

※SHO&YOHが2度目の防衛に失敗。石森&ファンタズモが新チャンピオンとなる

 

■ファンタズモ「コウラクエンホールに集まったデブのオタクどもよ、どうだ? 前から言ってるとおり、俺たちの作戦勝ちだ! オマエらは俺がバカだと思ってたのか? まさか。俺はニュージャパンのジュニアで誰よりも高いIQを持ってる。しばらく俺がサドンデスを使っていなかったからって、オマエら全員すっかり忘れていただろ。もちろんイシモリはずっと覚えていたけどな。俺はヘビーの奴らみたいに必殺技を何度も使ったりしない。ここぞってときのために温存してた。それから、BULLET CLUBは問題ない。こうしてBULLET CLUBイチかわいい俺たち二人が、3度目のIWGPジュニアヘビー級王座を戴冠だ。それからもう一つ……」

■石森「どれだけ考えても、俺たちのベルトだろ?ただ、守るだけのベルトだったら、いずれは取られちゃうし、全然価値がつかねえ。このベルトは、俺とファンタズモ、最強の証だ。俺とファンタズモのタッグチームは、カッコいい、かわいい、輝いてる。俺たちこそが!“3K”だろ、オイ!次は、札幌だな。デスペ、チャンピオンさま、俺はオマエのベルトもいただくぜ。覚悟しとけ!It’s Reborn!!」 

■試合後バックステージコメント

石森「3Kか。まあまあ、大したことねぇと思ったけど、まあやるんじゃね?」

ファンタズモ「先にコメントしてくれ。俺はアイスパックをもらってくる!」

石森「(心配そうな顔で)ネック?」

ファンタズモ「クソッ、首が! お前のおかげで助かったよ(※と言ってアイスパックを取りに一旦姿を消す)」

石森「今日は本当にファンタズモ様々だよ。やっぱりこいつがパートナーで本当によかった。次はデスペ、お前だ。いやあ、楽しみだよ。こっからだよ、こっから! 前哨戦からガンガン行くぜ!」

ファンタズモ「(※コメントスペースへ戻ってきて)まだ何か言う必要あるか? お前らバカ野郎ども全員、プロレス界で最も危険な俺のキック、サドンデスをすっかり忘れていただろ。ニュージャパンで1番強力な俺のスーパーキックだ。YOSHI-HASHIとタイチのキックなんてゴミだ。

(※靴を脱いで)カナダでサイズ12のボクシングブーツをちょっと脱がせてもらうぞ。赤の靴下が見えるか? SHOとYOHは左と右の違いもわからない大バカだ。それに何度食らっても俺のキックの威力がまだわからないらしい。

でも、俺はとっておきの秘策があるって言っただろ。この日のためにずっとサドンデスを温存していた。そしたら、お前ら全員簡単に忘れちゃって。でも、これでもう一生忘れないだろ。俺のZIMAはどこだ? コウラクエンホールには用意してないってか?」 

 

SHO「クソッ! あいつらがどんな手を使ってこようが、俺たちは俺たちの闘い方でベルトを守るって言っちまったんだ。言っちまったからこそ、今日の負けはメチャクチャメチャクチャ悔しいよ。でも、まあ決めきれなかった俺たちがまだまだ。だからと言って、俺たちは俺たちの闘い方を変えるつもりはない。俺たちは俺たちの闘い方で必ずベルトを取り戻してやる」

 

※YOHはノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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