【DDT】9.12福岡 青木真也vs平田一喜のEXTREME選手権戦は「人類みな平等!平田一喜デスマッチ」に
DDTプロレスが9月9日、東京・渋谷区のAbemaTowersで同12日の福岡・西鉄ホールに向けた記者会見を開いた。同大会で行われる、王者・青木真也VS挑戦者・平田一喜のDDT EXTREME選手権戦は「人類みな平等!平田一喜デスマッチ」ルールで実施されることが決まった。
同王座戦は、本来は王者が希望するルールを指定できるが、今回は青木の同意があったため、挑戦者の平田が望むルールで行われることが事前に決まっていた。
冒頭、平田はそのルールを「人類みな平等!平田一喜デスマッチ」と発表。これは両者が“平田一喜”として試合を行い、平田が使用しないであろう技を使ったり、平田らしくない動きを見せた場合、試合は一時ストップとなる。平田らしいか、らしくないかは審判の今林久弥GM、X(黒肌のオールバック)の2名が判定する。
平田は「普通に青木真也と平田一喜がやったら、どっちが勝つと思いますか? 青木真也の戦闘力が53万だとしたら、僕はせいぜい20くらい。そんなの勝てるわけがない。平田一喜はプロデビュー12年目。でも、青木真也が平田一喜として初めて試合をしたらデビュー戦みたいなもので、戦闘力20もいかない可能性がある。たとえば、青木さんがコブラクラッチをしたとします。そんな技術、平田にありますか? そういう技は一切禁止。平田一喜ができる範囲、使ってる技のみしか使えません」と説明。
苦笑するばかりの青木は「今日から平田一喜として生きていきます。イタコみたいな話。イタコが降臨して、ごまかしたいと思います。不利だと思うんですけど、やってみてのお楽しみというか、やってみてからだと思います」と余裕を見せた。
平田は「僕の技しか使えないし、僕のなかである行動しかできないので。青木真也は死んだわけです。有利になったんじゃないですか。ただ、度量というか、男の広さを見せつけられて、ちょっと焦っております。僕も当日まで平田一喜を磨き上げて、戦闘力25くらいには上げて挑みたいと思います」とコメント。
平田の代名詞の一つにダンスがあるが、青木が「踊らないです。踊れない」と発言すると、平田は「踊れなかった場合、どうなってしまうのか。想像してください」と含みをもたせていた。