【新日本】<WORLD TAG LEAGUE 2021>復帰戦を勝利で飾った内藤が“全勝優勝”宣言!棚橋&矢野はビーバップスタイルで登場!鈴木軍対決はTAKAがKO負け!(全試合結果)

新日本プロレスは11月14日(日)、『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』第2戦を開催。

今大会では『WORLD TAG LEAGUE 2021』の公式戦の1回戦を含む、全7試合が行われた。

メインの公式戦では、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIvs内藤哲也&SANADAが対戦。

試合はケガからの復帰戦となった内藤がYOSHI-HASHIをフォールし、見事復帰戦を勝利で飾った。

勝利を収めた内藤はマイクを手に取り「『WORLD TAG LEAGUE』に合わせて、アセッて復帰を決めたわけではないので、みなさま、ご安心ください。5年ぶりにエントリーした『WORLD TAG LEAGUE』。もちろん、優勝を目指しますが、予選リーグを全勝で突破し、そして優勝する。そのへんをSANADAと目指したいと思います。みなさま、楽しみにお待ちください。」と堂々と優勝宣言を行った。

※全試合結果&試合後バックステージコメント全文掲載

『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』
日時:2021年11月14日(日) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:698人

<試合結果>

▼第1試合 10分1本勝負
中島 佑斗 △
vs
藤田 晃生 △
10分00秒  時間切れ引き分け

■試合後バックステージコメント

 
 
中島「(※左ヒジを押さえて顔をしかめながら)あークソ! 痛てぇ! クソ! ……今日、昨日と2戦やって、完っ全に自分が1番下っすね。藤田はスゲェよな、18、19(歳)で、世界で1番スゲェリングに上がってる。俺なんて18のときは地下格闘技のリングにしか上がったことなかった。

昨日も言ったけど、俺は底辺から勝つだけだ。エリート2人に、1番下の俺が何言ってんだって思われるかもしれねぇけど、最初にヤングライオン2人からタップ獲って勝つのは俺だから。俺はどんだけ恥かいても、心は折れねぇんだバカヤロー、クソッ!」
 
 

藤田「あの人がどんだけ腕が痛いか知らないっす。でも、このプロのリングで復帰したんだったら、そんなん関係ないっす。同じプロの世界でやらせていただいてるので、腕を攻めることも当たり前だと思います。

でも勝てなかったっす。引き分けが当たり前みたいに、そんなん思われたくないっす。次は必ず、自分が勝ちます。ありがとうございました!」

 

▼第2試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
ザック・セイバーJr.
タイチ 〇
(1勝0敗=2点)
vs
TAKAみちのく ×
鈴木 みのる
(0勝1敗=0点)
18分44秒  KO

■試合後バックステージコメント

タイチ「俺らが主役になるはずがな、なんか調子狂っちまった。まあ、あれで良かったのか悪かったのか、俺にはわかんねぇけどよ。クソ野郎ばっかりだよ、周りは。しょうもねぇヤツらの集まりだ。くだらねぇ。別によ、仲間!? 一緒にやってる!? そうかもしんねぇ。見た目はそうかもしんねぇけどな。いつだってな、俺らは1人1人の闘いやってんだ。たまたま同じ(チームの)名前で、同じ控室に帰って、やってるだけで、別に仲良しこよしでもなんでもねぇんだよ。いまは、“ここ”でやってても、やってやっててもいいから、やってやってる。(※ザックと自分を指さし)ザックはザックの道、俺は俺の道、俺とザックの道、それぞれぜんぜんみんな違うんだ。デスペラード、金丸、DOUKI、みんな違うトコ見てんだよ。たまたまおんなじトコでやってるだけだ。いつだって、鈴木みのる、TAKAみちのく、デスペラード、いつだってブン殴ってやるよ、気に食わなかったら。いつも気に食わねぇけどな。毎日、気に食わねぇけど、もうちょっと我慢してやるよ」

ザック「この団体のどのユニットとも鈴木軍は違う。今日でそのことがよくわかっただろう。他のユニットはつるんでいるだけだ。でも、俺たち鈴木軍は闘うことを貫いてる。TAKAが離れていたこの2年でいろんなことが変わった。俺はこの『WORLD TAG LEAGUE』優勝に命を懸けてる。俺たち鈴木軍なら何も問題ないよ。俺とタイチが優勝するから、しっかり見ててくれ。『G1(CLIMAX)』優勝とIWGP世界ヘビーのベルトには惜しくも届かなかったけど、タッグチャンピオンは俺たちだ。俺たちが優勝を獲る。今日はミノル・スズキとの試合楽しかったよ。そろそろシングルでやるべきだ。俺vsボス…でも、マダマダマダ。いま集中すべきは『TAG LEAGUE』。それ以外のことはあとだ」

タイチ「何がイチバンでも誰がボスでもねぇんだよ。そこで1番強かったヤツが1番えらいんだよ。それだけだ。今日はTAKAの野郎に調子狂わされたけどよ、これは俺らが主役のシリーズになるんだよ。まあ、先シリーズ、俺が出なかったばっかりにザックにはいっぱい負担かけちまったし。まあ、これで俺ら、また巻き返して、俺らが中心だってことをあらためて見せてやる。今日は今日だけの話だ。TAKA、いつだってテメェ、ふざけたことしたらブチ殺すぞ。お前が1番わかってんだろ。テメェの胸に聞け。なんでこうなったか? お前が1番わかってるはずだ。またおんなじことしたら、ホントにブチ殺すからな、オメェこの野郎。わかったか!?」

ザック「まだ初日だ。(※日本語で)ナガイシリーズ」

タイチ「(リーグ戦は)10試合!? 11試合!? わかんないけど、まあ、また最後(優勝決定戦)、両国の“スモウアリーナ”(両国国技館)といえば俺だろう」

ザック「優勝決定戦の舞台に絶対に立たないとな」

タイチ「仕切り直しだ。ザックのシングル(IWGP世界ヘビー挑戦)、残念な結果だったけど、またこっからだ」

ザック「タッグチャンピオンチームの強さってものを見せつけてやろうぜ。もう俺たちがもらったようなものだ。楽勝だ。TAKA、オカエリナサイ、この野郎が。おかえり」

タイチ「やさしいな、ザック。(TAKAが)俺は嫌いだから。別にもう。ザックより嫌いだから」
 
 

鈴木「へッ…。俺たちの『WORLD TAG』、始まりだな? へッへッ…。(※コメントスペースに座り込んでいるTAKAに対し)オイ、なんで座ってんだよ!? オイ!? 始まったばっかだぞ!?」

TAKA「はあ…あぁ……(※荒い息づかいで中腰になるのがやっと)」

鈴木「ヘラヘラ笑ってるクソ野郎ども、全員ブチのめすんだろ!? なあ!? なあ!?」

TAKA「ハイ…」

鈴木「ヘラヘラ笑ってる新日本、ヘラヘラ笑ってるBULLET CLUB、そしてヘラヘラヘラヘラ『TAKAみちのくなんて』って言ってる、日本の、世界の、プロレスファン、全員ブッ飛ばすんだろ!? (※ビデオカメラに顔を近づけ)オイ、こんなヤツら。あぁ!? テメェら覚えてろよ、この野郎!? 標的は対戦相手だけじゃねぇぞ。オイ、(試合中継を)見てるテメェらも入ってんだぞ!? オメェも、オメェも、オメェも…」

 

TAKA「(※鈴木が去ったあと、再びインタビュースペースへ座り込み)あぁ、クソ…! なんでよ、なんでこのタイミングで、俺がここに来たか? みんな疑問に思ってるだろ? いろいろあって、(鈴木軍から)離れて2年半、いろいろあったけど、酔っぱらったときかもしんねぇけど、タイチとか、たまにボス(鈴木)とかがよ、連絡くれて。帰りを待っててくれたかわからねぇけど、気にかけてくれた。タイチもあんなこと言いながらよ、なんだかんだいって気にかけてくれてた。(仲間たちに)なんかできねぇかと思って。俺の力なんて大したことねぇよ。微々たるモンだよ。ただよ、何か俺にできることがあるんじゃねぇかと思って。この鈴木軍、鈴木軍の初期メンバー、ボスとタイチとやってきた10年間。(※立ち上がり)何か俺にもまだできるんじゃねぇかなと思って。だから俺は帰ってきた。無謀な挑戦!? そんなの最初からわかってんだ。(『WORLD TAG』優勝を)必ず獲って、(IWGPタッグ)チャンピオンがいまタイチとザックだろ? そこ、必ず獲りにいく。スタートしたばっかだよ」

 

▼第3試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
小島 聡 〇
天山 広吉
(1勝0敗=2点)
vs
タイガーマスク ×
永田 裕志
(0勝1敗=0点)
10分09秒  ラリアット→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

天山「ヨシ! 1発目からしっかりと、『WORLD TAG LEAGUE 2021』、テンコジとして、また出ました! 去年は出れなかった。悔しかったね! 今年は何としてでもって思いましたけど、このとおり、テンコジが『WORLD TAG LEAGUE 2021』、帰ってきたからには! 俺たちが、俺たちが! タッグと言ったら俺たちテンコジが! ガッチリ、今日の勝利もそうやけど、ガッチリ行くぞ、連勝で!

『WORLD TAG LEAGUE 2021』12チームか知らんけど、1個も残さず、全勝優勝してやるから! コジといれば、何も怖くない。絶対、俺たちテンコジが獲りに行くから! 『そんなもんウソや!』『アホや!』と思っとるかもしれんけど、間違いなく、本気やからね、今年。ガッチリ行きますよ!」

 

小島「天山と小島、2人合わせて101歳。101歳のプロポーズ、101歳の『WORLDTAG LEAGUE』制覇。30年×2、60年のキャリア。これだけの長い時間、ずーっとタッグチームでいたこと。決して、第一線とか、そんなことじゃないんだ。俺たちが今、生きてること、ここに! 立って! しゃべってること! それが現実だろ。な?

俺たちはこのタッグリーグで優勝することを、真面目に考えてるぞ。誰もできないと思ってる。そんなことは! いままで! 何回だってあったよ! 『テンコジじゃできねぇ』とか『テンコジ、もうダメだろう』と、何回も何百回も言われてきたよ! それでも俺たちは、いま、ここに、生きてる。それを、このタッグリーグで証明してやるよ」
 
 

永田「これまでもだいたい、初戦は悔しい思いをしてる。でもタイガーをパートナーに選んで間違いなかったね。何か俺らにない機動力っていうか、相手を切り裂くような切れ味というか、我々が重い蹴りなら、タイガーのは切り裂くカミソリのようなキックというか。試合が引き締まって、それが俺の体に憑依してさらにテンションが上がる。タイガー様々だよ。リーグ戦が楽しみです」 

※タイガーが現れ、永田に「すみません」と謝りながら握手。

タイガー「クソー! いやぁ……メチャクチャ悔しいすね! 小島さんとはね、毎朝、練習時間が一緒なんですよ、このコロナ禍でね。小島さんの練習をいつも見てるんだけどね、やはり、常にコンディションのいい人だからね、絶対ここは永田さんと1発、小島さんに泡吹かせて、(勝利を)獲りたいっていうのがあったんですけど、いやぁー、すみません」

永田「とんでもない」

タイガー「やっぱりヘビー級はすごいですよ。1発で流れを変えられるっていうかね、ジュニアにはないものを持ってる。いや逆に、僕的には面白いですよ。やりがいがすごい。やはり、永田さんを間近で見られるっていうね。僕は前にも言ってるけど、このプロレス界に入る前から永田さんを知ってて、尊敬してるんでね。やっぱり、永田さんとどうにか、BIG BOSS新庄(剛志)じゃないけど、優勝なんか目指さない。1勝1勝、勝ち上がりたいです。そして最後に、優勝ってものが見えてくればいいと思ってる。不可能じゃないと思いました、今日やって。(※永田に)またお願いします(※と握手)」

永田「またよろしく」

➡次ページ(後半戦)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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