【新日本】『SUPER Jr.28』デスペラードがワトに勝利で初日!HOTの乱入に警戒の田口監督もEVILらは現れず…11.18 長野<全試合結果>

▼第5試合「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦 30分1本勝負
✖ ロビー・イーグルス vs 石森太二〇
(1勝2敗=2点) (2勝1敗=4点)  
13分26秒  Bone Lock

■試合後バックステージコメント

石森「(※フロアに座り込んで)ロビー、オマエいつだか、『お前たちが持ったジュニアタッグのベルト、今、俺たちが持ってるぞ。悔しいだろ?』って(言ってた)な。ハッキリ言ってやるよ。全っ然だ。今日の結果といっしょで、俺たちはな、あのベルト、すぐ取り戻せる自信(あるからな)……。でも、お前のその、照準に合わせてダメージを重ねてく、その戦術はなかなかだよ。俺には及ばないけどな、クックック……。次(の公式戦の相手)は、マスター・ワト?マスター!グランドマスター!何をマスターしてんのかわからないけど……。まぁでも、開幕戦で俺のパートナー、ファンタズモからな、(白星を)取ってるからな、油断はできない。ただ、今、ジュニアNo.1を決める大会中だっていうのに、ジュニアタッグを欲しがる余裕なんて、今のお前にはないだろ?まぁ、名古屋では俺に何か爪痕を残せるように、全力で向かってこい」

ロビー「(※左腕を支えるようにしながら引き揚げてきて)クソ、BULLET CLUBのヤツらめ……。(※怒りをあらわにしながら額のバンダナを外す)バンダナしてない方が良いって?オーケイ、バンダナなしはこんな感じだ。でも着けてないと、裸みたいで落ち着かないんだよ。オレを育ててくれたトレーナーに敬意を示してバンダナを着けてるんだ。2008年にこのプロレス界に入って以来、バンダナはオレのシンボルだ。オレはかつて、イシモリのタッグパートナーとしてこのニュージャパンのリングに来た。でも見れば明らかのように、オレたちはもうパートナーではない。ファンタズモが現れて以来、イシモリはアッサリとアイツの方を選んだ。ヘッドバンガーの野郎……。イシモリ、今日もいつも通りお前に勝てなかった。次は?腕と首が次の試合に支障を来たすと困るから、タップアウトするしかなかった。次は、ファンタズモ、オマエだ!2年ぶりのシングル対決だ!シアトルの『SUPER J-CUP』戦は一瞬も忘れたことはない。それからタッグマッチでもオマエは毎回レフェリーの目を盗んで、汚い手を使ってきた!TOO SWEETでもなんでもしてればいいけど、最後に3カウントかタップアウトで、オレがオマエに勝つ!」

 

▼第6試合「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦 30分1本勝負
〇 高橋ヒロム vs 金丸義信 ✖
(2勝1敗=4点) (2勝1敗=4点)  
14分24秒  名も無きヒロムロール

■試合後バックステージコメント

ヒロム「(※足を引きずりながら引き揚げてきて、コメントスペースにたどり着くや座り込む)痛ぇ……痛ぇ……やってくれたな。さすがベテランだ。勉強になるぜ。痛え……でも金丸さん、いや、ノブおじさん、もう俺はさ、勢いだけの男じゃねぇんだ。ちゃんと、(※自身の頭を指して)ここも、身につけてんだ。次やるときは、もうちょっと、俺のここ(頭脳)を警戒した方がいい。俺も意外と、冷静に試合をしてるぞ。君たち……君たちっていうのはノブおじと、お尻の国のおじさんの田口隆祐のことですけど、君たち2人みたいに、ただただ冷静にジュニアを分析するだけじゃないんだ。俺にはジュニア、勢いもある、ぶち壊すこともできる、そしてヒロムちゃんはここ最近で、こちら(頭脳)も手に入れた。あなた方のおかげなのかもしれない。冷静に考えることの大切さ。それを学んだ気がするよ。次は、デスペラードか……。事実上、いや、ファン全員が思ってるだろう、去年と同じ、俺とデスペラードが決勝じゃないかって。そして、その試合が一番見てぇんじゃないかって。(※立ち上がって)さぁ、ほかのジュニアの皆さん、それを許したらおしまいだぞ。俺とデスペ、いや、俺とデスペしかいないジュニアは、終わってしまうぞ。ここまで来いよ。ここ(頭脳)を使える、俺を超えてみろ……」

金丸「オイ、最後おかしいだろ?どう見ても(カウント2で)返してるだろ?オイ、ヒロム、このままじゃ終わんねぇからな。覚えとけよ、お前……」

 

▼第7試合「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦 30分1本勝負
✖ マスター・ワト vs エル・デスペラード ✖
(1勝2敗=2点) (1勝2敗=2点)  
20分10秒  ヌメロ・ドス

■勝利したデスペラードがマイク

デスペラード「そうだった、そうだった。去年も俺は『SUPER Jr』でオマエに負けたんだったな。去年はさ、バカだってさんざん言ってきたけどよ、やっぱバカだな。でも、勝ちを目指すその姿勢は一歩評価してやる。公式戦、3日目にしてやっと初日が出ました。で、1勝2敗のチャンピオン様はこっから連戦連勝だ。

ヒロムとどんな試合になると思いますか? ヒロムとどうですか? ヒロムってどんな選手ですか? バカ野郎! 『SUPER Jr』は全員横一列だ。俺とヒロムシリーズじゃねえんだよ。なあ? 俺はそれよりも何もよりもチャンピオンとして優勝して、後腐れなくドームのリングにシングルで立つ」

■試合後バックステージコメント

デスペラード「やっぱ、バカはバカのまんまだな。ベラベラベラベラしゃべってるヒマがあったら、練習しろ。な?(試合が)終わってからだってよ、いろいろやることはあんだろ。お前が、頼りにしてる人間が、どっかにいるんだろ?頼りにしてる人がちょっと今日……“策士策に溺れる”をやらかしたみたいだな。ま、そんなことはどうでもいい。
な?ダラダラダラダラしゃべってるだけだったらよ、誰でもできんだよ。勝ってから、考えてものしゃべれ。負けたんだったら、裏でものを考えてろ。表に立ってベラベラベラベラしゃべってたってな、薄いまんまだ、お前は。リング上でちょっと褒めたけど、そしたらこれかい。バカだねぇ。ま、いいや。終わったことだ。ま、いつかどっかでやるでしょう。タイトルマッチなのか、どっかの第1試合なのか、それともドームのメインが、もしかしたらあいつか……メインはねぇか。ないッスね。でもよ……シングルマッチ、楽しいなぁ。楽しいよ。で、やってるうちにノブさんともできんだろ?ヒロムともやる、もちろん。田口ともどっかで。ファンタズモともやる。こんな楽しいシリーズ、なかなかないぜ。あとは全部勝ってやる!」

ワト「ああ!(※いったんはフロアに座り込むが、思い直したように立ち上がって)いや、座んねぇ。立って(コメント出して)やるよ、痛くても。いたくても……。立ってる意味、わかるだろ?これは、痛くでも負けたくないっていう気持ちの表れだ。ああ……。悔しいよ。去年勝った……そんなの、今年勝たなきゃ、今年も勝たなきゃ意味ないんだよ。な?しかも、エル・デスペラード、IWGPジュニアヘビー級のチャンピオンだろ?はぁ……ああ、もちろん意識したよ。はぁ……俺さ、またさ、この『BEST OF THE SUPER Jr.』駆け上がって、エル・デスペラード、お前のもとに、俺は、この足で歩んでいってやるよ。一つずつ、俺の道を作ってな」

<写真提供:新日本プロレス>

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