【プロレス日記】日高祭20
【22日目】
3月15日に豊洲PITにて『日高祭20〜日高郁人デビュー20周年興行〜』が開催された。
日高選手と初めてお会いしたのは2年前。
共通の知り合いの方に紹介して頂いた。場所は沖縄料理のお店。店内ではミュージシャンの方が定期的に演奏をしている。それを見ながら絶品の沖縄料理を楽しんだ思い出がある。
ただ話が盛り上がってくると演奏が始まるので初対面で会う場所ではないなと思ったりもした(笑)
そして、演奏してたのが奥さんだったと聞いてより驚いた(笑)
その時、初対面で遥かに年下の僕の話も丁寧に聞いてくれて常に周りにも気を配り素晴らしい人だった。レスラーの前に一人の人間として素晴らしいんだなと思った。
あの時、思った事が『日高祭20』では目の前で起きてた。
参加してた全選手が日高さんにリスペクトしている雰囲気が伝わる愛の溢れる興行だった。
最後の20人掛けは圧巻だった(20人とそれぞれ1分間の試合を順番に戦っていく)
試合を終えた選手は控室に戻らずボロボロになりながらも戦う日高選手に声援を送る。
こんなに愛されてるレスラーはいただろうか?
以前、僕が主催している『独占インタビュー〜運命のドロップキック〜』に666の宮本裕向選手が出演してくれた時に、楽屋でこんな話になった。
青木『結構、宮本さん達は日高選手の事をいじりますよね?』
宮本『はい(笑)どんなこと言っても受け入れてくれる。だからイジっちゃいます(笑)でも、それはリスペクトがあるから出来るんです』
この言葉に全て集約されてた。
エンディングでリングに上がった選手はみんな笑顔だった。
これからも30年、40年とレスラー人生を全うして頂きたいと思います。
追伸
日高選手と写真を撮らずに豊田真奈美選手と写真を撮ってすいませんでした(笑)