【新日本】オカダが内藤との激闘を制しV2達成「さすが内藤哲也は強かったです。本当に50周年にいい防衛戦が出来た」

▼試合後バックステージコメント

内藤「俺が今日、特に興味のないIWGP世界ヘビー級王座に挑戦した理由は、試合前から言ってたけどね、3つ。1つは今この新日本プロレスのリングで一番強い男、オカダ・カズチカを感じたい。2つ目はそのオカダを倒したい。3つ目は2023年1月4日東京ドームのメインイベントに戻りたい。今日、試合して、オカダを倒せなかった。ドームのメインイベントに戻る道筋も断たれてしまった。でも、今、この新日本プロレスのリングで一番強い男、オカダ・カズチカを感じることが出来た。」

そして内藤はドームのメインイベントの道が遠ざかってしまった事に対し、「諦めなければ夢は叶う…そんな甘かないよ。でも、諦めなければ可能性はゼロじゃないからね。今、また最後尾になっちまったけど、俺は2023年1月4日東京ドーム大会のメインイベント諦めてないから。」とコメントした。

──まず今日の内藤戦を振り返っていただけますか?

オカダ「本当にお互いの10年の、別にどっちがやって来たことが凄いとかじゃなくて、お互い凄いと思いますし、その意地? 懐かしい技が出てきたりとか、本当に10年のいろんな思い出が蘇ってきましたし、さすが内藤哲也は強かったです。本当に50周年にいい防衛戦が出来たと思います」

──10年前に見せた攻防が出たり、内藤選手のスターダストプレスが出たり、10年が凝縮された戦いにも思えたんですが、戦っていてどうでした?

オカダ「10年前のこと、もちろん忘れてしまっている戦い方ってのもあると思いますし、内藤さんも思い出したように僕も戦っていて思い出したり、いろんな映像を見て思い出したりもしているので、そういうのがいろいろと重なっていった戦いだったんじゃないかと思います」

──最終的に勝利に結びついた戦いでしたが、ご自身ではどういうふうに評価していますか?

オカダ「50周年の顔は、このベルトは誰にも譲らないというそれだけの自信もありますし、自覚もありますし、本当にチャンピオンらしい、オカダ・カズチカらしい、レインメーカーらしい戦いが出来たなと思っております」

──後半にデスティーノをかけたように見えたんですが意識していましたか?

オカダ「もちろん狙っていましたね。それが今までにない10年の戦い方だと思いますし、いつも同じようなことをしてたら勝てない相手ですから。そういう意味ではドームで同じような感じで負けてるっていうのもあったんで、バレンティアを返そうと。その中で内藤さんも狙って、特にスパッと行けたんで良かったなと思います」

──そして、防衛の後には次のロードへの思いもリング上で語っていましたけど、改めて次へのステップを語っていただけますか?

オカダ「客席もちょっとずつ、前は一席ずつ空けていたのが、少しは詰めてお客さんも入って応援出来るようになってますし、そうやって一歩ずつ進んでるんで、僕たちもその中でしっかり戦っていきたいですし、次は旗揚げ記念日。いろんな戦いのこの50年の旗揚げをした記念の日ですから、いろんなものをお見せ出来ると思いますし、それは本当に最近プロレス好きになった方、ファンになった方も、昔から好きな方も楽しんでいただける大会になると、僕は思ってますし、その50年の歴史っていうのをしっかり見せていきたいと思います」

──どうもありがとうございました。

オカダ「次はデスペラードなんで。『NEW JAPAN CUP』、もう決定でいいでしょう。新日本プロレス、会社は俺の言うことは絶対ですから。そうでしょう、内藤さん?(笑)。そして今日、2月20日は猪木さんの誕生日ですから。この防衛をプレゼントとして、お返しは新日本プロレスのリングでお待ちしております。ありがとうございました」

<写真提供:新日本プロレス>

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