【DDT】MAOが朱崇花を下し、UNIVERSAL王座2度目の防衛!共鳴した2人はコンビを結成し、タッグ王座獲りへ

 DDTプロレスが5月1日、横浜武道館で春のビッグマッチ「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」を開催。DDT UNIVERSAL王者のMAOが朱崇花を下し、2度目の防衛に成功。互いを認め合った2人はタッグ結成に動くことになった。

 空中戦を得意とする両者の戦いだけに、MAOがハリウッドスタープレスを見舞えば、朱崇花はムーサルトアタックで応戦。戦前には朱崇花のハードコア要求を拒否していたMAOだが、プラスチックケースを自ら持ち込んだ。しかし、朱崇花は逆にチョークスラムでMAOをプラスチックケースに叩き込み、MAOが犠牲に。10分過ぎ、朱崇花はジャーマンからムーサルトプレスを狙うも、MAOは剣山で阻止。朱崇花が蹴りを見舞えば、MAOは掌底で返した。さらにMAOはみちのくドライバーⅡからキャンボール450°をズバリと決めてピンフォールを奪った。試合後、2人はガッチリ握手を交わして互いの健闘を称え合った。

 MAOは「メッチャ強い。同じ宮城県出身で、2015年8月デビューの同期。男とか女とか関係ない。自分の今までやってきたこと全部出し切るような試合になるとは思わなかった。もうちょっと楽に勝てると思った。本当に認めます。強いです。次は未知の外国人とか、競技が違う人とか、プロレスで幅広く戦っていきたい」とコメント。

 朱崇花は「勝負だけど、どこかに私たちのこれからにつながる試合ができたらいいなというのがすごくあって、それを確かめられた。肌を合わせてみて、プロレス観とかほぼ合わない。この2人が融合したら、きっと面白いことができるんじゃないかと思いました」と話した。

 その後、2人は共鳴して、セミファイナルのKO-Dタッグ選手権の後にタッグを組んで挑戦の名乗りを挙げ、5・22後楽園でのチャレンジが決まった。また、MAOは6・1後楽園で高梨将弘の挑戦を受ける。

【大会名】MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA
【日時】2022年5月1日(日)
【会場】神奈川・横浜武道館
【観衆】835人

▼第一ダークマッチ 15分一本勝負
○KANON vs 高鹿佑也●
7分22秒 ジャストコブラツイスト

▼第二ダークマッチ ノータッチルール 15分一本勝負
大鷲透&○吉村直巳 vs アントーニオ本多&石田有輝●
9分33秒 片エビ固め
※払い腰

▼第一試合 30分一本勝負
○青木真也 vs 小嶋斗偉●
5分4秒 レッグロック

▼第二試合 KO-D10人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>○ポイズン澤田JULIE&佐々木貴&GENTARO&MIKAMI&タノムサク鳥羽 with ナオミ・スーザン vs 高木三四郎&谷津嘉章&彰人&平田一喜●&伊橋剛太<挑戦者組>
8分45秒 キャトルミューティレーション
※第7代王者組が初防衛に成功。

▼第三試合 30分一本勝負
赤井沙希&●岡谷英樹 vs 雪妃真矢&勝俣瞬馬○
10分28秒 片エビ固め
※ととのえスプラッシュ

▼第四試合 スペシャル6人タッグマッチ~フェロモンズvs今林GM最終決着戦 30分一本勝負
飯野“セクシー”雄貴&●男色“ダンディ”ディーノ&今成”ファンタスティック”夢人 vs 今林久弥○&AKIRA&マッスル坂井
16分55秒 ジャックナイフ式エビ固め

▼第五試合 30分一本勝負
○佐々木大輔&MJポー&KANON vs 火野裕士&納谷幸男&高尾蒼馬●
10分43秒 クロス・フェースロック

▼第六試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
●HARASHIMA&佐藤光留 vs 樋口和貞○&坂口征夫
14分25秒 体固め
※ブレーンクローからの押さえ込み。

▼第七試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>○MAO vs 朱崇花●<挑戦者>
13分51秒 体固め 
※キャンボール450°。第6代王者が2度目の防衛に成功。

▼セミファイナル 北井地所グループK.O.GYM presents KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>クリス・ブルックス&○高梨将弘 vs 秋山準&岡田佑介●<挑戦者組>
21分9秒 片エビ固め
※サドンデスを切り返す。第73代王者組が2度目の防衛に成功。

▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○遠藤哲哉 vs 上野勇希●<挑戦者>
31分17秒 片エビ固め
※バーニングスター・プレス。第78代王者が初防衛に成功。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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