『CyberFight Festival 2022』DDTに合同練習を持ち掛けた真意は?ノア 岡田欣也&藤村加偉【プロレスTODAY増刊号】

プロレスリング・ノアより岡田欣也(おかだ きんや)&藤村加偉(ふじむら かい)がプロレスTODAY編集部に来社。

6月12日(日)に開催するビッグイベント『CyberFight Festival 2022』公式会見のすぐ後、冷めやらぬ熱でインタビューに応じた。

今大会ではオープニングマッチでDDTプロレスリング小嶋斗偉&高鹿佑也と対戦する2人。

対戦相手となる小嶋斗偉&高鹿佑也と同席した公式会見を終えての感想、また会見中に岡田が何度も合同練習に誘った意図など、深堀して語った。


©CyberFight

【プロレスTODAY増刊号】
ゲスト:DDTプロレスリング
小嶋斗偉(こじま とうい)&高鹿佑也(こうろく ゆうや)

【大会名】CyberFight Festival 2022
【日時】2022年6月12日(日) 開場12:00 開始14:00
【会場】埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ

▼オープニングマッチ NOAHvsDDT対抗戦 20分一本勝負
 岡田欣也&藤村加偉 vs 小嶋斗偉&高鹿佑也

▼インタビュー全編はコチラからご覧ください

<質問項目>

①対抗戦に向けての意気込み

岡田「大会の大事なオープニングマッチでDDTさんと対抗戦をやらせていただくことになりました。ノアの強さを示しつつ、大会全体を盛り上げられるように元気ハツラツ激しい戦いをして勝ちたいと思います。」

藤村「今回CyberFight Festival 初出場となるわけなので、まずは嬉しく思っています。今回は、DDT vs ノアの対抗戦ということですが、僕はフリーでノアに上がらせていただいてます。でもその期間で芽生えたプライドとか、ノアのマットに上がっている選手としての緊張感だとかは持っているので、ノアの選手代表として戦うという意味では、絶対負けられないし、結果はもちろん、内容もすべて上回って僕たちの方が上だぞということを見せつけたいと思っています。」


②対戦相手の印象(DDT 小嶋斗偉(こじま とうい)&高鹿佑也(こうろく ゆうや))

藤村「会見の感じだと、緊張感という点で差があったかなと思います。話し方だったり、雰囲気だったり、対抗戦に対する緊張感はこちらの方があるのかなと感じました。小嶋選手の話し方もあえて余裕を見せているのか、それとももともとなのかは分かりませんが、ん?と思った部分はありました。僕個人としてはですけど。」

岡田「僕も緊張感というか、温度差というか・・・。僕たちは自分たちが勝ちたいと思っていて、もちろんむこうも思ってるはずだと思いますが、ただ小嶋選手の目を見て話しても感じなかったというのが印象です。高鹿選手については、以前よりアニマル道場の道場生同士で知り合いでもありました。そのときは一緒にスパーリングをしたりして頑張っていこうという感じだったのですが、試合をするのは初めてとなります。道場でもプロレスのキャリアでも先輩なので、強い先輩でありたいと思いますし、強いところをしっかり見せていきたいと思っています。

――高鹿選手は、岡田選手と接点があるだけでなく、藤村選手のデビュー戦も偶然観に行っていたと伺いました。

藤村「びっくりですね。あとは、そのデビュー戦をどう見てたのか、どう感じたのかが気になりますね(苦笑)。」

――先ほどの公式会見では、小嶋選手と高鹿選手に執拗に合同練習の誘いをしていました。
 こちらについてはどのような意図で投げかけていたのでしょうか。

岡田「会見では、お互いの看板を背負って、団体の威信をかけて頑張りますって四者四様言いましたけど、それで終わっても普通じゃないですか。高鹿選手は緊張してるような頑張りますというコメントだけだったし、小嶋選手はあの感じでやる気があるんだかないんだかという感じだったので、ちょっと発破かけてやろうかなって思いました。去年の対抗戦でも勝ってますし、対戦カードも僕と小嶋選手は去年と一緒、僕はもっと上に行きたかったんですけどオープニングマッチで。今回も勝つ自信があるので、去年の繰り返しをしても意味ないなと思って仕掛けてみました。」

――とても面白いと思いましが、小嶋選手は嫌がってましたね。

岡田「僕も別に社交辞令で言ったわけではないので。じゃあまた今度・・っていうのもないじゃないですか。実際は分かりませんが、一緒に練習を行って小嶋選手、高鹿選手がついてこれないというところを見てやろうと思いました。」

――藤村選手は聞いていていかがでしたか?

藤村「若い選手という部分で、僕は外から入ってきて感じることになりますが、皆さん自身を持っていてプロのレスラーでいようという意識が高いですね。それを受けて僕もレスラーとして、プロでなくてはという思いになります。僕も岡田選手の会見を隣で聞いていて、背筋が伸びるようなきもちになったし、緊張感が常にありプロとしての意識を身近で感じています。」


③団体の違いをどう感じているか?

藤村「一般的な感想でいうと、明るい、世間一般層に響くプロレスをされているなと。でも、ノアもプロレスの本流というか、歴史もあるのでもっともっと一般層に憧れられる、響いていくんだろうなと。今自分がそのリングに上がっているのもびっくりするくらい、小さい頃のノアの盛り上がりってすごかったですよね。その頃のような盛り上がりの中でまた試合したいという気持ちでノアのリングでチャレンジさせていただいています。」

岡田「個人的には、いい悪いっていうのはファンの方がそれぞれ決めることだと思ってます。僕はノアが好きなので、ノアで勝負をしているし、DDT好きな方は好きでいいと思ってます。ただ、どっちが強いか、勝つか負けるかの話は別ですよね。僕たちは練習にも試合にも絶対的に自信を持ってるし、それだけの練習量をこなしてるし、試合の数にしてもクオリティにしても断然レベルが違うことをしているという自信を持っています。プロレスに対する姿勢を見てもらっても分かるとおり、ノアが負けるわけないんですよ。確実に直接対決で内容でも結果でも見せて、ノアが強いということを僕は示したいと思っています。」


最後に一言

藤村「先ほども言いましたけど、大きい会場で試合できることをとても嬉しく思っています。そして、そこで大観衆の中で試合をしたいという気持ちがあるので、ぜひ会場に足を運んでいただき、僕たちが対抗戦で勝つのを見せたいと思っています。」

岡田「僕も年に1度の大きな会場でのCyberFight Festivalに出させていただくのを嬉しく思っています。ノアの強さを第一試合から見せれるということで、DDT、ガンバレ☆プロレス、東京女子プロレスのファンのノアを知らない方にもすげぇなと思ってもらいたいです。強いな、かっこいいな、面白いなと思ってもらって、大会自体をノアってすごいなって思ってもらえる大会にするためにもオープニングから魅せていきたいと思います。そして、まだ火がついていないだろう対戦相手も、日が近づくにつれてどんどん変わっていくと思うので、当日は楽しみにしてもらいたいと思います。頑張ります!」

■岡田欣也(おかだ きんや)
・デビュー戦:2018年12月7日 後楽園ホール vs 稲村愛輝

レスリング、テコンドーで鍛えた恵まれた肉体を引っさげて、17年8月にノアへ入門。当初は18年8・5後楽園のバトルロイヤルでプレデビュー戦が組まれたが、ケガのため延期となる。完治させたあと12・7後楽園で待望のデビュー。昨年、金剛入りした稲村に触発され、頭を下げて杉浦軍の見習いとなったが、20年3月に「独り立ちする意味で杉浦軍を脱退します」と宣言。

ノア正規軍の次世代を担うために、さらなるビルドアップをはかり、得意のテコン ドー仕込みの蹴りに磨きをかけている。

リング外では、20年5月に朝日放送の人気番組『探偵!ナイトスクープ』に出演し、その内容が好評を博し名作選として再度放送された。21年4月に放送されたテレビ東京『デカ盛りハンター』では胃腸の強さと負けん気を見せつけ、話題となった。

■藤村加偉(ふじむら かい)
・デビュー戦:2019年7月2日 後楽園ホール VS 児玉裕輔

プロレスラーになる夢をかなえるため2018年に行われた第二回ゴールデンルーキープロジェクトに応募し、見事合格。練習生として約9か月の厳しい練習に耐え、7月の後楽園大会で念願のデビューを果たした。8月の後楽園大会の試合中に左腕を負傷、12月の冬フェス(仮)で復帰し、同じ時期に入門テストを受けた仁木とCRUISER FES 2020の出場権を懸けて戦い、見事権利を獲得した。

 

CyberFight Festival 2022
日時:2022年6月12日(日) 開場12:00 開始14:00
会場:埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ

▼オープニングマッチ NOAHvsDDT対抗戦 20分一本勝負
岡田欣也&藤村加偉 
vs 
小嶋斗偉&高鹿佑也

大会詳細は特設サイトにて
https://series.cyber-fight.co.jp/

<インタビュアー:プロレスTODAY総監督 山口義徳>

【大会全カード】

▼STARTING BATTLE KICKOFF~DDT提供タッグマッチ 15分一本勝負
マッスル坂井&納谷幸男 vs 高尾蒼馬&平田一喜

▼STARTING BATTLE 2~TJPW提供10人タッグマッチ 15分一本勝負
ハイパーミサヲ&愛野ユキ&らく&原宿ぽむ&猫はるな vs 角田奈穂&桐生真弥&宮本もか&遠藤有栖&鳥喰かや

▼STARTING BATTLE 3~DDTvsガンバレ☆プロレス対抗戦 15分一本勝負
坂口征夫&赤井沙希&岡谷英樹 vs 大家健&まなせゆうな&渡瀬瑞基

※STARTING BATTLEは13:00頃開始予定。

▼オープニングマッチ NOAHvsDDT対抗戦 20分一本勝負
岡田欣也&藤村加偉 vs 小嶋斗偉&高鹿佑也

▼第二試合 TJPW提供6人タッグマッチ 20分一本勝負
山下実優&伊藤麻希&長野じゅりあ vs 乃蒼ヒカリ&鈴芽&荒井優希

▼第三試合 DDT提供8人タッグマッチ 30分一本勝負
飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人&彰人 vs 高木三四郎&ケンドー・カシン&青木真也&堀田祐美子

▼第四試合 プリンセス・オブ・プリンセス選手権次期挑戦者決定4WAYマッチ 30分一本勝負
辰巳リカ vs 瑞希 vs 上福ゆき vs 渡辺未詩
※この試合の勝者が7月9日東京女子プロレス大田区総合体育館大会にてプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦します。

▼第五試合 NOAH提供10人タッグマッチ 30分一本勝負
杉浦貴&藤田和之&マサ北宮&稲葉大樹&谷口周平 vs  マイケル・エルガン&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr&レネ・デュプリ&サイモン・ゴッチ&Ⅹ
※この試合の「Ⅹ」は、6月7日プロレスリング・ノア後楽園ホール大会にて正体が明かされる。

▼第六試合 DDT提供8人タッグマッチ 30分一本勝負
HARASHIMA&吉村直巳&クリス・ブルックス&高梨将弘 vs 上野勇希&勝俣瞬馬&MAO&朱崇花

▼第七試合 NOAH提供6人タッグマッチ 45分一本勝負
ロブ・ヴァン・ダム&小川良成&HAYATA vs 清宮海斗&原田大輔&YO-HEY

▼第八試合 NOAHvsDDT対抗戦 45分一本勝負
遠藤哲哉&秋山準&樋口和貞 vs 丸藤正道&小峠篤司&稲村愛輝

▼第九試合 NOAHvsDDT対抗戦~スペシャルシングルマッチ 45分一本勝負
拳王 vs 佐々木大輔

▼セミファイナル プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>中島翔子 vs 坂崎ユカ<挑戦者>
※第10代王者3度目の防衛戦。

▼メインイベント GHCヘビー級選手権試合 60分一本勝負
<王者>潮崎豪 vs 小島聡<挑戦者>
※第38代王者は初防衛戦。

【配信情報】WRESTLE UNIVERSEにて14:00より生配信
https://www.wrestle-universe.com/lives/q81vbzvm1WYCM3drcqN8hB

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