【新日本】高橋ヒロムがエル・デスペラードとの優勝決勝戦を制して史上初の三連覇!「これが俺たちのスーパージュニアだ!」

新日本プロレスは6月3日、東京・日本武道館にて『BEST OF THE SUPER Jr.29』を行い、メインイベントで行われた優勝決定戦にて高橋ヒロムがエル・デスペラードを下して史上初の三連覇を達成した。

3年ぶりの単独開催となった今年のスーパージュニアはAブロック1位の高橋ヒロムとBブロック1位のエル・デスペラードが激突したが、この二人は2020年の優勝決定戦(日本武道館)で対決したが、その時はヒロムが勝利している。

試合前には特別立会人の藤波辰爾がリングに登場し「控え室のモニターで若い選手達の動きを見せてもらっていいね~」と述べると自身がMSGでジュニアのベルトを戴冠した思い出にも触れ「これから決勝戦が行われます、めいいっぱい応援しましょう」と挨拶。

試合はヒロムがデスペラードのひざ攻めに苦しめれ、ピンチェ・ロコであわやという場面もあったが、ヒロムが巻き返してTIME BOMBからの新技TIME BOMB2.5を決めて史上初の三連覇を果たした。

特別立会人の藤波からトロフィーを受けとるとマイクをもち「藤波辰爾さん、ジュニアヘビー級を広めていただき、本当にありがとうございます。そのおかげで、世界からこれだけ凄い、いや、こんなに凄すぎるジュニアヘビー級の選手たちが揃って、こんな素晴らしい大会ができました。改めてありがとうございました」と感謝を述べた。

そして「昔のプロレスは凄かったなあ。昔のプロレスは良かったなあ。昔、プロレス見てました。よく言われます。確かに30年前、40年前、そして50年前とは試合、コスチューム、体の大きさ、色んなことが変わってきたと思います。でもな、俺たちレスラーの根底にある闘魂は何一つ変わってねえんだよ!!」と叫ぶと会場から大きな拍手が起こった。最後にいつもより多い「もっともっと」で締めると祝福のテープが舞った。

すると再びマイクを持ち「最後に1つだけ言わせてくれ。みんな見ただろ?これが俺たちのスーパージュニアだ~!」と締めくくった。

BEST OF THE SUPER Jr.29
日時:2022年6月3日(金) 18:00開始
会場:東京・日本武道館

第8試合 時間無制限1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 29』優勝決定戦
<Aブロック1位>高橋 ヒロム○
vs
<Bブロック1位>エル・デスペラード✕
30分37秒  TIME BOMB 2.5 → 片エビ固め
※特別立会人 藤波辰爾

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