【DDT】秋山準&赤井沙希のミックストタッグが初陣で勝利!ヒザ蹴り&新人賞の合体技が決まった

 DDTプロレスが夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)を開催。秋山準と赤井沙希が初タッグを結成し、ミックストマッチでクリス・ブルックス、朱崇花組から勝利を挙げた。

 キャリア30周年で初のミックストマッチに臨んだ秋山は、朱崇花のニールキックを食って、女子の洗礼を受けた。赤井と朱崇花は張り手、ビッグブーツの打ち合いに発展。

 秋山のヒザと赤井の新人賞の合体技が朱崇花にヒット。

 赤井は三角絞めで決めにいくも、朱崇花は脱出。立て直した朱崇花はハイキック、ビッグブーツ、みちのくドライバーⅡ、ムーンサルトプレスとたたみかけるも、態勢を入れ替えた赤井が腕極め三角絞めで絞め上げギブアップを奪った。試合後、朱崇花は赤井とは握手したが、秋山の顔を張っていった。

 秋山は「女の子にビンタされたの初めてだな。あまり違和感はなかった。彼女(赤井)とは試合はしてないけど、ずっと見てたから」、赤井は「触れたことがなかった王道とか本道の部分が、今日触れさせていただけたのかどうか。秋山さんのニーと私の新人賞をやれたのがうれしくて。まだまだ吸収できるところはいっぱいあって、もっと吸収したいと思いました」とコメント。

 朱崇花は「秋山、ムカつく。赤井沙希は初めて負けたよ。直接フォールは負けは今までなかったから。ギブアップだったけど。秋山の横にいたから私に勝てたんじゃない。私はもうアングリー」と怒りが収まらない様子だった。

 また、第3試合で行われたDNA世代の吉村直巳、梅田公太、奥田啓介組と、HARASHIMA、坂口征夫、岡谷英樹組の一戦は、吉村の払腰をしのいだHARASHIMAが後頭部、正面への蒼魔刀連発で吉村から勝利。9・4名古屋で大鷲透とのコンビで、樋口和貞、吉村の持つKO-Dタッグ王座に挑むHARASHIMAがタイトル戦に向け弾みをつけた。

【大会名】WRESTLE PETER PAN 2022
【日時】2022年8月20日(土)
【会場】東京・大田区総合体育館
【観衆】1250人(満員)

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
岡田佑介&○高鹿佑也&イルシオン vs 小嶋斗偉&石田有輝●&正田壮史
9分11秒 変形ストラングルホールド

▼第二試合 3WAY6人タッグマッチ 30分一本勝負
飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&○竹田“シャイニングボール”光珠 with 今成“ファンタスティック”夢人 vs 火野裕士&納谷幸男&スーパー・ササダンゴ・マシン vs 大鷲透&平田一喜●&アントーニオ本多
12分18秒 TKO勝ち
※セクシーベイブリッジ→レフェリーストップ

▼第三試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
●吉村直巳&梅田公太&奥田啓介 vs HARASHIMA○&坂口征夫&岡谷英樹
12分44秒 体固め
※蒼魔刀

▼第四試合 川松真一朗デビュー戦~東京都議会議員vs文京区議会議員 30分一本勝負
●川松真一朗&高木三四郎&高尾蒼馬 vs 西村修○&大石真翔&彰人
14分47秒 足4の字固め

▼第五試合 スペシャルミックストタッグマッチ 30分一本勝負
秋山準&○赤井沙希 vs クリス・ブルックス&朱崇花●
15分21秒 腕極め三角絞め

▼第六試合 DDT EXTREME選手権試合~スペシャルハードコアマッチ 60分一本勝負
<王者>○ジョーイ・ジャネラ vs 勝俣瞬馬●<挑戦者>
18分56秒 体固め
※デスバレードライバー・オン・ザ・有刺鉄線ボード&テーブル・フロム・ラダー。第55代王者が初防衛に成功。

▼第七試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>●高梨将弘 vs 上野勇希○<挑戦者>
14分26秒 片エビ固め
※WR。高梨が2度目の防衛に失敗、上野が第8代王者となる。

▼セミファイナル DDT旗揚げ25周年記念スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○竹下幸之介&MAO&ヤス・ウラノ vs ディック東郷&佐々木大輔&KANON● with MJポー&藤田ミノル
20分41秒 片エビ固め
※ジャンピング・ニー

▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○樋口和貞 vs 遠藤哲哉●<挑戦者>
25分24秒 体固め
※ブレーンクロー・スラム。第79代王者が初防衛に成功。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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